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ストックフォトサイトのマナーを現場担当者に聞いてみた

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スマホで撮った写真が企業の広告に使われている昨今、自分の写真が世界で注目される日が現実になるかもしれません。でも安全に使用するための注意点についても知っておきたい。人気ストックフォトサイトiStock(アイストック)の、コンテンツエディター・遠藤由理さんに、ストックフォトサイトのマナーについて伺いました。

撮影許諾書で、自分も企業も安全が守られる仕組み

——スマホで撮った写真でも売れると聞いてストックフォトに興味が出たのですが、カメラ技術に自信がなくて……。登録時の審査は難しいのでしょうか。

遠藤由理さん(以下、遠藤):始めるのは簡単ですよ。iStockでは、まず写真を10枚ほど提出していただいて、審査します。ここでは法に触れるものやモラルに反するものがないかを確認するだけなので、特にスキルを見ているわけではありません。問題がなければ誰でもコントリビューター(投稿者)になれます。

ただその後にいろいろと規定があって、中でも一番重要なのは撮影するモデルさんや私有地や所有物に対して撮影許諾書(リリース)を書いてもらわないといけないこと。そういった部分はインスタグラムよりもハードルが上がるのかもしれませんね。でもお客様が安全に使用できるとともに、モデルやみなさんを守る意味でこちらは徹底しています。

——安全なサイトのために最低限のフィルターがあるんですね。

遠藤:そうなんです。いろんなストックフォトサイトがありますが、何かあった場合、iStockでは企業とコントリビューターの間に入ってやり取りします。そのためにもリリースが必要になるんです。また、アダルトコンテンツや公序良俗に反する目的には使用できないようにもなっています。

ビギナーの撮影は4つの注意点を押さえて

——ビギナー向けに、撮影やアップで気をつけることを教えてください。

遠藤:大きく4つあるのでお伝えしますね。

1.始める際、お金のかけすぎに注意

作品が売れるまでは持っている機材で頑張ってみましょう。売れてお金をかける余裕が出てから、欲しい機材を買い足してください。友だちにモデルをお願いして、100円均一などで小道具を買うなど工夫すれば、安価でもそれなりに撮れます。

2.キーワードを考えながら撮影をする

企業はキーワードで欲しい写真を検索しますので、それに当てはまるシチュエーションを考えて撮影するのが有効です。例えばiStockでとても多くDLされた写真からは「女性、自然、健康的なライフスタイル、自由、リラクゼーション、充実した喜び、清潔感……」などのキーワードから検索されています。少し前の写真ですが、今でも人気なんですよ。

3.撮影時は自然光を使う

屋外の明るい場所で写真を撮ってください。部屋の中でも窓際などで光を調整しながら撮ってみると、自然な写真になります。どの撮影でもそうですが、ひとつのシーンで50〜100カット、いろんな角度や寄り引きなどを工夫してみましょう。

4.困ったら趣味を撮影してみる

ウートピ世代のみなさんなら、趣味や得意なものが何かあるのかなと思います。自分の好きなもの、興味のあるものに対しては知識もあるはずなので、他の方には撮れないものを撮ることができるのではないでしょうか。それはその趣味に触れていない方たちにとって、とても貴重な写真なんですよ。

——逆にこうしたら売れなくなるという注意点はありますか?

遠藤:過度な写真加工をすることです。許可をもらっていない人が写り込んでしまって、そこにモザイクをかけてごまかしてしまうと、広告には使えなくなってしまいます。インスタグラムのようなフィルター加工も良くありません。お客様が好みに応じて編集するので、ストックフォトに出す写真は、明るさの調整やロゴを消すなどの最低限の手入れだけにして、作品は、基本的に「素材」と考えていただきたいです。

(取材、文:薮田朋子、撮影(遠藤さん):青木勇太、編集:ウートピ編集部 安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
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