今回の、ガッテン は
巨大血栓を作らない!脳梗塞・寝たきり予防SP
2018年3月7日(水)午後7時30分 です。
実は、動脈硬化には自覚症状がありません。ですから健康診断で脂質異常症や動脈硬化と診断されているにもかかわらず、放置してしまう人が多いのです。発作が起こってしまってからでは遅いのです。脳梗塞を発症後、「寝たきり」になってしまう人も少なくありません。食事・運動など日常の生活習慣に気をつけるだけでも予防効果は大!「元気な老後」を過ごすためにも、今すぐ生活習慣の改善に努めましょう。
血栓ができる原因。心房細動とは?
心室から送り出される血液の体積が減って心臓の効率が低下するだけでなく、
心房の中の血液がよどみ、血栓ができやすくなる。
心房細動は、めまいや動悸、疲れやすさだけでなく、
脳梗塞(特に脳塞栓症)と心筋梗塞の原因となりがちである。
老人に多い。
軽い運動であっても、心房細動と思われる症状(動悸、不整脈、胸苦しさ、息切れなど)を
経験した場合は、早めに検査を受け、原因を確認することが大切です。
心房細動は慢性化すると体が慣れてしまい、感じにくくなるため、ある日突然
脳梗塞を起こしかねません。
運動は発症のきっかけともなりやすいので、自己判断せずに、
かならず医師に相談するようにしましょう。
一方、日常生活においては、ストレスや疲労の蓄積、睡眠不足、そして喫煙や多飲
(アルコールの飲み過ぎ)も、心房細動の引き金となります。
仕事や家事が忙しいときなどは、これらの要因が重なるために心臓に
大きな負担がかかり、心拍の調節機能にも悪影響を及ぼします。
脳梗塞の予防のためには?
それではここで、生活習慣の中から、脳梗塞の危険因子について考えてみましょう。
次のような人は明らかに要注意です。
◆大量の飲酒=1日に、1合を超える日本酒、中びん1本を超えるビール、
ダブルで一杯を超えるウイスキーを飲む人。
◆喫煙習慣=タバコを吸う人は吸わない人に比べ、はるかに脳梗塞(脳卒中)
で死亡する人が多い。
◆運動不足=食事で摂ったエネルギーを消費しきれないので肥満につながる。
さらに糖尿病や脂質異常症を引き起こしたりする。
◆肥満=肥満は高血圧や糖尿病の原因になり得る。間接的にではあるが、
脳梗塞の危険因子。
◆過度のストレス=日々のストレス、イライラに対抗するために、
タバコをスパスパ、お酒をガブガブ。脳梗塞に限らず、身体にいいはずがない。
さらに食生活においても見直しが必要です。高血圧に気をつける必要がありますから、
「減塩」を心がけましょう。目安は1日10グラム未満。
ただし、すでに高血圧と診断されている人は、6グラム未満におさえましょう。
減塩しょう油を使ったり、酢や柑橘系で味付けするなどの工夫をしてみてください。
香辛料やハーブなどを利用するのもいいでしょう。
また、血液の流れを悪くする悪玉コレステロール対策も、メニューを工夫してみましょう。
さらに適度な運動も欠かせません。
長く続けるためには、あまり負担にならないウオーキングやジョギング、
水泳などがおすすめです。
これらのいわゆる有酸素運動 (たくさんの酸素を使って長時間続ける運動のこと)
には、脂肪を燃焼させる働きがあります。
特にウォーキングは、「歩く」という日常の動作ですから、
すんなり始められるでしょう。脂肪を燃やすことはもちろん、
悪玉コレステロールを減らしたり、血液量が増えるため血管の弾力性を
強化することにもつながります。
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今回の、林修の今でしょ!講座 3時間スペシャル 『健康長寿がよく食べる発酵食品~血管を強く!老化STOP 納豆の力を徹底解明』 『テレビ放送開始65周年 テレビ&芸能のプロデュ ...
【番組紹介】
脳の血管が詰まり、まひや言語障害を引き起こす恐ろしい病気「脳梗塞」。
実は最近、寝たきりや死につながる重症化しやすいタイプの脳梗塞の割合が、
徐々に増えていることがわかってきました。
原因は、意外な「ある臓器」の異常。
知らぬ間に直径数センチもの巨大血栓を作りだし、脳の太い血管を詰まらせて、
深刻なダメージを与えるのです。
しかもその異常は、自覚症状が少なく、
病院で検査を受けても見つからないケースが多いと言います。
そこで今回は、その異常をいち早く、自分で発見する方法を大公開。
1日2回の「新習慣」で、臓器の状態をセルフチェックすればOK。
もし異常が見つかっても、最新治療で脳梗塞を防ぐことが可能です。
命を守る最新情報をお届けします。