ああ理不尽…「言い訳するな！」と言われて育った自分が下の世代にできること【DJあおい】

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在宅勤務期間中は後輩とメッセンジャーを使ってやりとりしているのですが「あ、そういえばこの案件どうなったのかな？」と思うより前に「そういえば進展はしてないんですが、これこれこういうことがあって先方からの返事待ちです」みたいな報告を小まめにしてくれるので大変助かっています。事実を淡々と、しかも因果関係も的確に報告してくれるので、こちらから「そういえばあれはどう？」と聞く必要もなく仕事がスムーズに進んでいます。彼女のすごいところは何もなくても報告してくれるところです。

ここからがあおいさんに相談です。私自身は新卒の頃からあまり上司に報告をするほうではありませんでした。なんだか経緯説明をするのが“言い訳”のように感じてしまって、トラブルがあってもきちんと周囲や上司に報告せずため込んでしまって「上司は私の仕事を見てくれていない」と一方的にふてくされていました。そのせいで誤解をされることも多かったです。言い訳と報告の違いって何でしょうか？　また、報告のコツがあれば知りたいです。

「言い訳するな！」と怒られた日々

その人の言っていることが、正当な報告なのか、それとも不当な言い訳なのか、事実確認をしないと正直よくわからないですよね。

その場でジャッジするには情報が足りませんので、ぶっちゃけて言えば裁かれる側の日頃の行いや、裁く側のその日のご機嫌で大きく左右されてしまうのかなという印象です。

私がまだ会社員をやっていた頃、ちょっとしたトラブルが起こり上司に報告に行きました。

私には正当な理由がありましたので「これこれこういうわけで、こんなことになってしまいました、すみません」とサルでもわかるようにご丁寧に説明して、そして謝罪までつけてあげるという大サービスをしました。
すると上司から「言い訳するな！」とバチギレされました。

同僚に相談という名のただの悪口を聞いてもらったところ「説明と謝罪が逆だよ、先に謝罪をしないと理由も聞いてくれないよ」というナイスアドバイスをいただきました。

そしてとある日、また同じようなシチュエーションでトラブルが起こったので上司に報告に行きました。

私は同僚からのアドバイスを生かし「すみません、これこれこういうわけで、こんなことになってしまいました」と謝罪を前に持ってきました。

すると上司から「言い訳するな！」とバチギレされました。

同僚に相談という名の恨み節を聞いてもらったところ「最初は謝罪だけでいいんだよ、理由は向こうが聞いてきたら答えればいいんだよ」というナイスアドバイスをいただきました。

そしてとある日、またまた同じようなシチュエーションでトラブルが起こり、私は上司に報告に行きました。

そして同僚からのアドバイス通りにまずは「すみません」とだけ言いました。

すると上司は「どうしてこうなったんだ？」と理由を聞いてきました。

待ってましたとばかりに私は「これこれこういうわけで、こんなことになってしまいました」とサルでもわかるようにご丁寧に説明しました。

「これでやっとわかり合える……長い旅だった……」と思いきや、「言い訳するな！」とバチギレされました。

もう何がなんだかわかりませんでした。

残り少なくなっている上司の髪の毛を全部むしってやろうかと思いました。

相手の印象で勝手に決めつけない…私たちにできること

ただ事実を説明しているだけなのに、言い訳として捉えられてしまうこともある。

そして理不尽な責任を負わなければならないこともある。

「社会って事実とか関係ないんだな、信用が全てなんだな」と痛感した苦い思い出です。

受け手によって、正当な報告が不当な言い訳にされてしまうこともあるし、また不当な言い訳が正当な報告として通ってしまうこともある理不尽な世の中。

自分にできることは、いつか責任のある立場になったとき、その人の印象だけで勝手に決め付けないこと、そしてその日のご機嫌に左右されずに、事実を見る目を養っていくこと。

そうやって汚れた世の中を、きれいに浄化していくしかありませんね。

情報元リンク：ウートピ
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