気づけば、毎日同じ仕事と生活の繰り返し。このマンネリ感を打開するには、とびきりの非日常が必要かも! そんなウートピ編集部Y子の元に突然やってきた、ラスベガスツアーのお話。
「ラ、ラ、ラスベガス? あのカジノやクラブや、『オーシャンズ11』が集うあの場所ですか?」
非日常を求めていたものの、あまりにも縁もゆかりもなさすぎて戸惑うY子。でも、ここでひるんでしまったら、やっぱり“ほどほど”な選択しかできない自分になってしまいそう。なら——。
「行きます!」勢いよく答えたY子。33年間海外バージンだったY子の小さな(本人にとっては大きな?)決断。ラスベガス体験記を5回に分けてお届けします。
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てか、全然事前の知識がないんですけれども…
そもそも、ラスベガスについて、アメリカにあるカジノが有名な国というイメージしかなかったY子。今回の旅のお話をいただいた、ラスベガス観光局の方にラスベガスについていろいろ教えてもらいました。
「カジノのイメージが強いラスベガスですが、実は今、スポーツ、エンタメ、グルメ、大自然のツアーなど各分野がどんどん変化しています。なので何度訪れても新しい発見のある『大人の遊びたい欲』をとことん満たしてくれる場所なんですよ!」
でも、時間も予算もかなりかかるのでは?
「日本からの直行便は就航していないので、どこかで乗り継ぎが必要になりますが、LAX経由で乗り継ぎ時間込みで約13時間。オフシーズンなどを狙えば、8〜9万円代でチケットを取ることも可能です。ラスベガスのメインストリート(ストリップ)にあるホテルには、高級ホテルから親しみやすいリーズナブルなホテルまでいくつも選択肢があるので、『自分がどんな旅にしたいか』で何通りも計画できるんです」
自分で決めるって、なんだかすごくワクワクするかも。あ、でも治安、治安は大丈夫ですか? Y子は海外超初心者なのですが……。
安全面を気にするY子
「海外旅行に慣れていないと、心配になる気持ちもわかります。でも、エンタメやスポーツイベントも常に行われ、ビッグイベントを実施できるだけの警備体制、安全体制を敷いている街であるともとも言えます。もちろん、危険な場所に近づかないとか、一人きりの夜道に気をつけるなどは必要ですが、それはラスベガスに限った話ではありませんよね」
たしかに。ラスベガスに来る人ってどんな人たちなのでしょうか?? パーティーピーポーばっかりなのでは……?
「いえいえ。それは偏見です(苦笑)。昨年だと、ラスベガスへのビジター(訪問者)は約4210万人。そのうちアメリカ国外からが約20%の約840万人でした。約650万人が、ビジネス利用なのでビジネスパーソンも多くいます。日本からラスベガスへの渡航者数は約22万9000人(2017年時点)で、海外からの渡航者数では4番目になります」
そろそろ出発しませんか?
それから、気候とかお金のこととか、あとは、えっと……。
「砂漠の真ん中にある街なので、日中はかなり日差しが強くなりますが、夜は夏でも肌寒く感じる日もあります。一年で過ごしやすい時期は10月〜11月の秋。でも、ホテルの中を通って移動するなど工夫すればさほど気温差を気にせずに移動も可能です。主要エリアをつなぐモノレールも走っていますし、Uber(ウーバー)やLyft(リフト)などの配車サービスの導入も進んでいます。
現地通貨はアメリカドル。紙幣やコインの現金のほか、クレジットカードが使える場所も多いので、たくさんの現金を持ち歩くのが怖いという人でも安心です。コンビニやデパートにはクレカで現金を引き出せるATMもあるので使い方をメモしておくといざというときに役立ちますよ。両替は、空港や銀行、街の中にある両替所、ホテルのカジノなどがありますが、レートや営業時間に差があるので、ぜひ事前にチェックを……って、Y子さん、そろそろ出発しませんか?」
そ、そうですね(ドキドキ)。行ってきまーす!
次回は、宿泊先の「Park MGM」についてリポートします。
(取材協力:ラスベガス観光局、文:ウートピ編集部 安次富陽子)
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情報元リンク: ウートピ
34歳会社員、とことん非日常を求めてラスベガスに行ってみた