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褒められるとうれしいけど…他人を安易に評価してはいけない理由【DJあおい】

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後輩に「褒めて!」オーラがビンビンの人がいてちょっと怖いです。昼休みや雑談したときにいちいち仕事であったことを報告してくるのですが、純粋な報告ではなく自慢ぽいものも微妙に含まれていて「私を褒めて、さあ、さあ、さあ!」というメッセージを感じて反応に困ります。

直属の上司やリーダーなど直接、彼女を評価する立場だったらいいのですが、そういう関係でもないです。私の考えすぎかもしれないですが、下手に褒めると依存されそうというか執着されそうで……。どのように対応すればよいのでしょうか?

他人に褒められても自信はつかない

人をけなすと劣等感を植え付けることになってしまいますが、人を褒めると優越感を植え付けることになってしまいます。

自信とは優劣という相対的なものではなく比較対象のない絶対的なものですからね。

他人に褒められても自信を養うことはできないんですよ。

人を育てるということは、自信を養ってあげることに等しい。

その人に自信をつけてほしいのなら安易に褒めるのは絶対にNGです。

育てることが目的なら「褒める」や「けなす」等の評価とは別次元のリアクションをしてあげなければなりません。

まずは本人の自己評価を尊重する

自分のやった仕事を自慢してきたら「よくできたんだね」と言ってあげること。

自分のやった仕事に落ち込んでいるようなら「失敗しちゃったんだね」と言ってあげること。

自虐であろうと自慢であろうと、そのままのその人を許容してあげることが大事。

こちらからの評価は一切差し出さず、その人の自己評価を尊重してあげれば、その人の評価の基準は他者評価ではなく自己評価になります。

自己評価に従って努力をすることが自信であり、他者評価をあてにしていたら他者がいないところで手を抜くようになってしまうだけ。

他者は欺(あざむ)けても自分を欺(あざむ)くことはできませんので、自己評価に従って努力ができるように、けなしもせず褒めもせず、そのままのその人を許容するように心掛けてください。

実はすごく危険な「評価する」という行為

逆に言えば、人をダメにする方法なんて簡単で、けなしたり褒めたりをムチとアメのように繰り返して、他者評価にどっぷりと依存させればいいだけ。

自慢をすればけなして、自虐をすれば褒めるという、自己評価の否定を続けていれば、その人は自分という存在の価値すら自分でわからなくなり、他者に依存することでしか生きていけない傀儡(かいらい)に成り下がってくれます。

褒めることもけなすことも、他者を評価することって本当はものすごく危険なことなんですよ。

その人のことを少しでも大事に思っているのなら安易な評価は決してしないように。

どうでもいい人なら適当な評価をくれてあげればいいですけどね。

情報元リンク: ウートピ
褒められるとうれしいけど…他人を安易に評価してはいけない理由【DJあおい】

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