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別に嫌っているわけじゃないのに…他人との境界線がない人の対処法【DJあおい】

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【今週のボヤき】

仲間思いの後輩がいるのですが、時々トラブルを起こしています。「自分がやられて嫌なことはしない」はごもっともなのですが、彼女の場合は「自分がやられてうれしいことは他人もうれしいに決まっている」と思っている節があって厄介です。

この前も彼女の企画でチームのメンバーから私の誕生日を祝ってもらったのですが、勤務時間中にケーキを用意してもらうのも悪いなあと思ったので「うれしかったけれど、いろいろ用意する手間をかけてしまうし、一人を祝ったらほかの人も祝ってあげないと不公平感が出るから次からはやらなくて大丈夫だよ」と言ったところ「サプライズはみんなうれしいと思うのに、先輩は私のことが嫌いなんですね」と落ち込んでしまいました。ほかにも「私だったらこう思います」と思い込みが激しく、それを他人にも適用して勝手に傷ついて不機嫌になっています。

一度「自分もこうだから相手もこうとは限らないよ。違う人間だからさ」と伝えたのですが「先輩って冷たいですね」と言われてしまいました。自分と他人の境界線がついていないのかなあと思うのですが、あおいさんはどう思いますか?

自分との違いを知ることで人間関係が築かれる

自分がやられて嫌なことは他人にしない、自分がやられたらうれしいことを他人にしてあげる。

この考え方はべつに間違いではなくて、むしろ素晴らしいことだと思います。

しかしよかれと思ってしたことが、案外的外れだったり、余計なお世話だったり、かえって不快な思いをさせてしまうこともよくあることで、それはまぁまぁショックなことではあるのですが、そうやって人は人との相違に気付き、「この人と自分は違う人間なんだな」ということを学んでいき、その積み重ねでその人の全容を知ることができるんです。

お互いの相違をコレクションし合ってお互いの境界線ができ、そして違う人間同士の人間関係が結ばれるというわけですね。

でも他人との境界線が築けない人は、自分がよかれと思ってしてあげたことを拒絶されると「この人と自分は違う人間なんだな」とは思わないんです。

あくまでも「自分と他人は同一」という意識があるので「自分だったら」という思考から抜け出せないんですよね。

「自分だったらこう思う」が危険な理由

例えばよかれと思って他人の部屋に黙って入り込み、勝手に掃除洗濯などを済ませ、勝手に料理を作ってその人の帰りを待っていたとします。

100パーセントの善意で悪意は一切ありません。

「自分だったらうれしいな」という考えでやっているだけです。

しかしそんなに仲も良くないよく知らん人が勝手に自分の部屋に入り込み、勝手に掃除洗濯をして勝手に料理を作って待っていたら普通に怖いです。

「は!? なにしてんの!?」と不快感をあらわにするのが当たり前ですよね。

このとき彼・彼女らはこう思います。

「え? なんで怒るの? 私のことが嫌いなの?」と、自分ベースで答えを出してしまうんです。

「怒ってる、なぜだろう、自分だったらこのシチュエーションで怒る理由はなんだろう、そうか、この人は自分のことが嫌いなんだ、自分だったら嫌いな人にこんなことされたら不愉快だから」と勝手な答えを導き出してしまうわけですね。

そして同一であろうとするあまり今度はその人のことを嫌い返して「嫌い同士」という関係性にして、今度は善意ではなく悪意で境界線を越えて来ようと「自分だったら嫌なこと」でその人を攻撃するようになるんです。

べつに「嫌い」という意思表示をしたわけではなく「ここからは入らないでね」という線を引いただけ、「私とあなたは違うんですよ」という境界線を設けただけなのに、彼・彼女らにはそれが分からないんです。

対処法は赤の他人の関係性

仲良くしても害があり、仲が悪くても害がある、どうにも困った厄介者で、対処法は赤の他人という関係性になるしかないんですよ。

その人に関心を示さなければ、その人も自分に関心を示さなくなる、何をされても無関心で跳ね返していれば、いずれその人も自分への関心を失ってくれるんじゃないでしょうか。

そこに至るまでは多大なストレスがかかるとは思いますが、まぁ天災に見舞われたと思って我慢してやってください。

情報元リンク: ウートピ
別に嫌っているわけじゃないのに…他人との境界線がない人の対処法【DJあおい】

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