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『勝者の思考回路』は誰でも持てる ブランドプロデューサー・柴田陽子の仕事術

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ローソンの「Uchi café Sweets(ウチカフェスイーツ)」や「渋谷ヒカリエ」「東急プラザ渋谷」など、幅広いジャンルのブランディングを手掛け、成功に導いてきたブランドプロデューサーの柴田陽子(しばた・ようこ)さん。

柴田さんが代表取締役を務める「柴田陽子事務所(通称、シバジム)」は20人ほどの少数精鋭組織。「営業を全くしない」のにずっと先まで仕事の依頼が詰まっているのだそう。その秘訣は誰でも身につけることのできる「思考回路」にあると言います。

柴田さんの「思考回路」についてつづられた著書『勝者の思考回路 成功率100%のブランド・プロデューサーの秘密』(幻冬舎)をフックに、なぜ彼女が求められ、結果を出し続けることができるのか、お話を伺いました。

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誰でも「勝者」になれると言う理由

——『勝者の思考回路』とはすごくパワフルなタイトルですね。まずは、柴田さんの考える「勝者」について教えていただけますか?

柴田陽子さん(以下、柴田):私が定義する「勝者」とは、ビジネスのトップリーダーになることでもなく、圧倒的な売上を達成することでも、年収を倍にすることでもありません。常に自分自身が高い志を持っていて、周りには味方が多く、「自分」「仲間」「社会」のすべてにおいて「YES」と答えられる人のことだと考えています。

——ビジネスシーンだけに限らず、ですか?

柴田:はい。主婦でも学生でも、男性でも女性でも。仕事内容やライフスタイルに関係なく誰でも「勝者」になりうるのだということです。そして、そのために必要になるのが「思考回路」。

——『勝者の思考回路』になるというわけですね。今回の本を出すきっかけは何だったのでしょうか?

柴田:幻冬舎の見城徹さんに声をかけていただいたことです。見城さんは、私が2018年に出演したNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』を2回も見てくださり、「彼女は本物だ」と言ってくださったそうなんです。このうれしいオファーは、またとないチャンスだと思って本を出すことを決めました。

私はそれまで「シバジム」のクライアント様のために時間を使うことが自分の正しい態度だと思ってきましたが、放送後の反響を受けて、ブランドプロデューサーとしてわかりやすい実績のある私だからこそ、多くの人に伝えられることもあるのかもしれないと思いはじめたんです。

本のタイトルは、見城さんがつけてくれました。最初は恐れ多いと思ったのですが、学生時代から思考回路が独特で、周りの友人からもよく指摘されていたので、いいかもしれないと思ったのです。

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フラれたら、フラれた人の気持ちがわかるようになる

——具体的には、どのように「独特」だったのですか。

柴田:たとえば、実行委員をしていた体育祭が延期になってしまったとき。みんながしょんぼりする中、私はニコニコしながら「延期になった分、その時間でもっといろんなことが準備できるね」と言いました。また、私が彼氏にフラれたときも、世も末みたいな顔をしていたのは数日。そのあとは「フラれた人の気持ちがわかるようになったってことは、この先、お友だちの役に立てることが多いってことだよね」と。

それを聞いた友人たちから、「一体どうすれば短時間でそういう考え方ができるの? その頭の中を見てみたい」と言われることが多かったんです。

——著書にも「私の思考回路には、失敗や諦めるという出口を想定していなかった」とありましたが、それを物語るようなエピソードです。その思考回路はどのようにして育まれたのでしょうか。

柴田:高校生のときに友人から、「神様はその人に乗り越えられる試練しか与えない」という話を聞いたことが始まりかもしれません。その言葉がずっと心に残っていて、それを自分なりに咀嚼(そしゃく)するうち、どんなことが起きても、それが「起こってよかった」と思えるようにするにはどうすればいいか、そのためにはどんな考え方をすればいいかと、どんどん思考法にフォーカスしていきました。

そうやって思考回路を鍛錬するうち、いつの間にかトラブルや困難があっても挽回できるようになったのです。

ネガティブな思考は自然な“反応”

——最近では新型コロナウイルス感染症によって様々な影響があると思います。柴田さんにも何か影響はありましたか?

柴田:ええ。ありました。仕事でも出版イベントがなくなったり、私がデザイナーを務める洋服ブランド「BORDERS at BALCONY(ボーダーズ アット バルコニー)」の受注会がなくなってしまったり……。特に、受注会はボーダーズの売上の大部分を占めるものなので、スタッフにも「どうしよう~」と弱音を吐きました。

でもそんなときInstagramをふと見てみたら、いつもの1.5倍もビュワーが増えていたんです。「そうか、子どもの学校が休校になったことで、出社せず家にいるお母さんが増えて、いつもよりスマホを見ている人が多いのかも!」と思って、すぐに普段はなかなか聞けないアンケートをしてみたり、空いた時間でもっと社員とコミュニケーションを取ろうとか、いろいろ考えていったらどんどんやる気が湧いていきました。

私も子どもの通う小学校がお休みになってしまい、一ヶ月以上、あまり外に出ることもできない状態で子どもたちの精神衛生的に大丈夫かなと心配になってしまったのですが、子どもたちにも、家の中でできるようなトレーニングをやってもらって、この期間を元気に過ごせるよう、頭をひねっています。

——スタッフに弱音を吐くこともあるんですね。

柴田:根がネガティブなものをポジティブに直すことはできないですからね。

私も昔は心配性な性格を直したいと思いましたけど、根っからポジティブな人にネガティブな人の気持はわからないでしょう。「えっ! そんなことで悩んでたの?」で話が終わってしまうかもしれません。

ネガティブなのは、自然な自分自身の“反応”。むしろその感覚を大切にして、同じように悩んでいる人の力になってあげられることを考えればいいと思うんです。

実際、世の中の多くのリーダーは心配性ですし、あらゆるネガティブをプラスに変えられる人が、成功者には多いのではないでしょうか。

*このインタビューは3月2日に行われました。
*第2回は4月14日(火)公開予定です。

(取材・文:小泉なつみ、撮影:青木勇太、編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
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