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「ただ書いておく」でもオッケー “自分ができること”を言語化することでひらけたキャリア

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日々の仕事をこなし、それなりに忙しい毎日を過ごしてい中で、ふと「自分の強みってなんだろう」「このままでいいのかな」と考えてしまうこと、ありませんか? それって、自分が自覚していないだけかもしれません。

渋谷区・富ヶ谷の人気クッキー店「SAC about cookies」を経営する桜林直子さんも、もともと自分の強みに無自覚だったそうです。noteやTwitterでの発信を通して、思考を整理する癖がついたという桜林さん。

noteの投稿「世界は『夢組』と『叶え組』でできている」も話題になった“サクちゃん”こと桜林さんに、自分の強みや思考を言語化するコツについて、聞いてみました。

<前回は…>“やりたいことがない側”のわたしが、クッキー屋さんを開業するまで

「SAC about cookies」で販売しているレモンクッキー

「SAC about cookies」で販売しているレモンクッキー

言語化することで次やることが見えてくる

——ウートピ読者の悩みで多いのが「自分の強みがわからない」なんです。もともと自分に自信がなかったという桜林さんですが、その状況をどう乗り越えましたか?

自分ができることをきちんと言語化できれば、「じゃあどこでやろうか」「次なにをやろうか」と、具体的なことを考えられるようになるけど、その手前にいる状態が長いと、しんどいのかもしれませんね。

——自分の考えを言語化できるようになるまで、どんなことをしたんですか?

noteに文章を書いていましたね。「自分が何をして、何を考えてきたのか」を記録したいと思ってはじめたんです。思考を書き出すための、紙のノートみたいな感覚でしたね。当時はまだnoteのユーザー数も少なかったし、「誰かに読んでもらいたい」なんて、思っていなかったんです。

——まず書き出したのは、どんな内容ですか。

「本当はどうしたいの?」を考えて、いっぱい書きだしました。私はシングルマザーだから、いろいろな制約があります。労働時間に限りがあって、稼ぎはひとりぶん。でも、「しょうがないから倍の時間働く」とか、「子どもとの時間を削る」ことはしたくなかったんです。

——自分の内側の声に目を向けたんですね。今の桜林さんの文章は、外へ向けた発信になっているように感じます。noteもたくさん読まれていますよね。使い方が変わったんでしょうか。

書き続けるうちに、おもしろいとコメントしてくれる人が出てきたんです。「私の文章を読んでいる人がいるんだ!」って、初めて実感しましたね。コメントを受けて「もう少し読みやすくしてみようかな」と工夫を重ねていくうちに、今のかたちになりました。

——発信することによって、どんどんブラッシュアップされていったんですね。

価値を決めるのは他人だったので、書き出してよかったなと思っています。直接仕事にならなくても、考えていることを書き出していくうちに、どんどん「僕 /私はこうしてる」とか、アドバイスも集まるようになったんですよ。誰も読んでないと思ってたから、驚きました。最初から「意味のあることを発信しなきゃ」と思っていたら書けなかったと思います。

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「ただ書いておく」でもオッケー

——耳が痛いです(笑)。

今はSNS全体が「バズ」とか「学び」みたいな場になっているから、書きづらい時もありますよね。わたしはインターネットのことをよく知らなかったからできたのかもしれませんが、別にたくさんの人が読まなくても「ただ書いて置いておく」だけでもいいと思うんです。

——ハードルを上げすぎず、まずは書いてみることが大切なんですね。

悩み事がある時も、いきなり人に相談するより、自分の欲を正直に書き出すといいですね。「自分はどうなったら幸せなの?」がわからないまま不満や不安だけ並べても、結論にはたどり着けません。

私も、相談を受けたら「まず、悩みを書いて持ってきて」って言います(笑)。自分のことを知るには、まずは紙のノートでもいいので、自分を観察して書きつづってみることが大事です。

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——第3回は、「自分は何ができるのかわからなかった」と話す桜林さんが、自己肯定感を高めるために取り組んだことについて伺います。

※第2回は10月6日(土)公開です。

(取材・文:小沢あや、写真:矢野智美)

情報元リンク: ウートピ
「ただ書いておく」でもオッケー “自分ができること”を言語化することでひらけたキャリア

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