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映画『明日の食卓』で高畑充希がシングルマザーを演じて感じたこと

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石橋ユウ、10歳。そして、同じ名前の子どもをもつ住む場所も環境も違う3人の母親。それぞれに事情を抱え子育てに奮闘しながらも、息子を心から愛していたはずの3人。ところがある日、ひとりの「ユウ」が、母親に殺されてしまい——。

3つの「石橋家」の話から構成される映画『明日の食卓』が、5月28日に公開となります。フリーライターで2児の子どもを育てる石橋留美子は、菅野美穂さん。静岡に住む専業主婦の石橋あすみは、尾野真千子さん。そして、大阪に住むシングルマザー・石橋加奈を、高畑充希さんが演じました。

高畑充希さんにインタビューする前後編。今回は、タイトな撮影期間や、加奈という役、そして作品の感想について伺いました。

劇中より

劇中より

約1週間で撮り切る、スタッフ全員猛ダッシュの現場

——高畑さん演じる加奈は、非正規雇用でいくつもアルバイトを掛け持ちしながら子どもを養うシングルマザーです。脚本を読んで、加奈の印象はいかがでしたか?

高畑充希さん(以下、高畑):大阪在住の加奈は、他人の感じがしませんでした。私自身も東大阪の町工場が多い街で育ったし、周りにシングルマザーの方もたくさんいたので、その空気感を懐かしく思いました。

——どことなく自分に近く思える加奈という役を、どんなふうに作っていかれたんでしょうか。

高畑:現場に行ってみないとわからない感覚が多かったので、息子役の阿久津(慶人)くんや監督と一緒に作っていきました。ただ、現場がかなりタイトで、私のパートは一週間くらいで撮りきったんです。だからいつスイッチを入れたのかわからないうちに始まって、あとは集中を切らすタイミングもないまま終わってしまった印象ですね。本当に怒涛でした(笑)。

——あれだけ濃いシーンの数々を、1週間で!

高畑:そうなんです。全編通しても1ヶ月かかっていないくらいで撮り終わっていると思うので、スタッフ全員猛ダッシュの短距離走! という感じだったのではないでしょうか。監督の瀬々さんは映画がすごくお好きな方なんですよね。演技指導もほとんどありませんし、ただただモニターをキラキラした目で見つめていて……そのうちモニターを食べちゃうんじゃないかっていうくらい、映画愛のある方(笑)。年に何本も撮っていてお忙しいのに、映画を撮ることにこれだけのエネルギーを注いでいらっしゃる、そのバイタリティに感激しました。

——高畑さんも、そのすごい世界の一員でいらっしゃったんですね。

高畑:撮影が終わったときにはいろんなものを吸い取られた感じがあって、抜け殻でした。私のパートがトップバッターだったので、スタッフの方々はこれから菅野さんパートと尾野さんパートであと2回猛ダッシュの撮影があることを考えると、本当に身体に気をつけてほしいなと思いましたね。

現代の子育てを取り巻く、息苦しい空気

——菅野さん演じる留美子は、やんちゃ盛りの兄弟を育てながら、多忙なフリーライターの仕事に復帰。尾野さん演じるあすみは、優等生の息子と年下の夫に囲まれ、何不自由ない暮らしをしています。高畑さんが演じた加奈も含め、ご自身は、どの母親役に一番近いと感じましたか?

高畑:どうでしょう……。私は加奈ほど一生懸命な人間ではないし、あすみほど周りに委ねる女性でもないから、留美子が近いのかな。でも、子どもを持ったらどうなるかはわからないですよね。

——どの母親も幸せに暮らしていたはずなのに、ほんの少しのズレから徐々に生活が崩れ、子どもにいら立ちを向ける場面がありますよね。そして、母親の誰かが「ユウ」を手にかけてしまう……。

高畑:「ユウ」を殺したのは一体誰なのかという、サスペンス的な要素もある作品ですよね。台本の時点で、瀬々さんとは「加奈が一番そういうことをしなさそうな役だよね」という共通認識がありました。そういう人柄であるけれど、同時に加奈も犯人の候補の一人として、子どもに対してボルテージを上げていかなきゃいけないから、そこの演技はとても難しかったです。

虐待をする親の気持ちはわからないけれど……多分わーっと手を上げるというより静かに首を絞めるような、じわじわと他の退路が断たれてしまうような感覚なのかなと感じました。

——物語が進むにつれ、留美子やあすみの夫が育児に参加していない姿や、男性なりの生きづらさを抱える様子も描かれます。

高畑:私はシングルマザーの役なので、撮影中はあまりそういうことを感じなかったですね。でも完成した作品を観ると、男性の育児の不参加も、きっと監督が描きたかったテーマのひとつなんだろうなと感じました。

子どもは男女二人から生まれるのに、育児は母親がメインで父親はそれを「手伝う」っていう感覚も、いまだに根強いですよね。私は、父親でも子育てに参加するのは当たり前だと思うのですが……。

私の母について振り返っても感じることですが、女性は子どもとの関係が真っ直ぐで濃くなりがちだと思います。それに比べると男性は、「社会の中でどこに位置しているか」「使い物になっているか」みたいな、外からの目線を気にしがちな気がする。それゆえ、子育てや家庭の優先順位が低くなってしまう人も少なくないだろうなと思います。

■映画情報

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『明日の食卓』

5月28日(金)全国公開
WOWOWオンデマンド、auスマートパスプレミアム、TELASAにて、6月11日(金)より配信開始。
配給:KADOKAWA/WOWOW
(C)2021「明日の食卓」製作委員会


(スタイリスト:Shohei Kashima(W)、ヘアメイク:根本亜沙美/衣装:ビスチェ¥10,000、スカート¥14,000/すべてパブリック トウキョウ(パブリック トウキョウ 渋谷店)、ピアス¥12,000/ユーカリプト(ユーカリプト)、リング(人差し指)¥17,273/ガガン(ガガン)、リング(中指)¥9,000/ソワリー(ソワリー)、その他スタイリスト私物)

(取材・文:菅原さくら、撮影:面川雄大、編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
映画『明日の食卓』で高畑充希がシングルマザーを演じて感じたこと

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