子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方一つで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。第36回目のテーマは、かわいくて持ち運びに便利な小さな文房具です。
小さくてもホールド力はバッチリ
まず、ご紹介したいのは、超ミニサイズ(幅10ミリ)の「バインダークリップ No.104」。一見、「何に使うの?」と思うかもしれませんが、小さくて薄いので、ゼムクリップの代わりとして使うことができます。ふとした拍子に、メモがバラバラになりやすいゼムクリップと違って、しっかりとホールドしてくれます。
つづり枚数の目安として、20枚まで挟むことができます。書類やメモをまとめて挟む使い方のほかにも、マグネットを使って壁にくっつけたり、アイデア次第でさまざまな使い方ができそうです。
商品名:バインダークリップ No.104(ライオン事務器)
価格:10個入り 150円(税抜き)
いつでもどこでも穴あけできる!
穴あけパンチを持ち運びたい人にオススメしたいのが、ペンケースに収納できるミニサイズの「プチット ポータブル2穴パンチ」。刃がひとつなので、2穴を開ける時は、用紙を半分に折りたたんで使用します。コーナーガイドが付いているので、正確な位置に2穴を開けることができます。
また、携帯用ストラップ穴がついているので、ペンケースやカバンに取り付けることも可能。小さい文具は紛失しがちなので、これなら安心ですね。本体カラーも、ブルー、ピンク、イエローの3色から選べます。
商品名:プチット ポータブル2穴パンチ(カール事務器)
価格:450円(税抜き)
種類:全3色(ブルー、ピンク、イエロー)
日本の職人さんが作る豆ばさみ
東京・日本橋の老舗メーカー「KAWAGUCHI」から生まれた手芸道具のブランド「Cohana」の全長35ミリの超ミニサイズのはさみ「Cohana 関の豆ばさみ」は、ちょっと切りたい時に便利なアイテム。親指と人差し指でつまむように持ち、軽い力できちんと切れます。刃物の産地として知られる岐阜県関市の老舗・長谷川刃物が製作しているので、その切れ味は抜群です。
裁縫用の糸切りばさみとしてはもちろん、洋服のタグを外したり、糸くずを切ったり、包みを開封したり、お出かけ先での「ちょっと切りたい」という要望にも答えてくれます。絹のタッセルや牛革のケースがかわいらしいので、裁縫や文具が好きな人への贈り物にもいいですね。
商品名:Cohana 関の豆ばさみ(KAWAGUCHI)
価格:1,350円(税抜き)
種類:全5色(つゆくさいろ、みずあさぎ、きすいせん、ばらいろ、ふかがわねず)
お気に入りのマステをコンパクトに!
最後にご紹介するのは、ペンサイズのマスキングテープホルダー「マコ」。好きなマスキングテープを、付属の小巻き器を使って専用芯に巻き替えてケース本体にセットすれば、これまでにないくらいコンパクトに持ち運べます。
最大4柄をセットできるケース本体には、テープカッターが付いているので、きれいにカットできます。オフィスではもちろん、旅行などのお出かけ先でも、お気に入りの柄のマスキングテープをいつでも使うことができます。
商品名:マコ(カンミ堂)
価格:620円(税抜き)
種類:全4色(パステルイエロー、パステルピンク、ホワイト、ネイビー)
※マスキングテープは付属しません。
まきの一言メモ
小さい文具はかわいいだけではなく、意外といろいろな使いどころがあるので、ぜひ試してほしい文具です。オフィスがフリーデスクという人や移動が多い人にもオススメです。また、小さくするのに技術や工夫が施されているので、海外の人へのおみやげとしても喜ばれそうです。
- こ、ここにメモが欲しかったの…! PCまわりで活躍する文房具
- 「自分を変えたい!」と思ったら…“ご褒美”ではなく“逆算”でバッグを買おう
- 「カッコいいおばさんは、若いときからカッコいい」小池一夫さんから一生懸命な貴女へ
- 昭和っぽくてかわいい! “懐かしみ”いっぱいのレトロ文房具5選
- ひゃん!シャンシャンみたい! リアルでかわいいパンダの文房具4選
- 「やる気」なんていらない! “意志の力”に頼らない習慣化のススメ
情報元リンク: ウートピ
こ、こんなちっちゃいのに大活躍するなんて…! 小さい文房具5選