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立場逆転のケースも…占い師は巧妙な詐欺師？
今年も気づけば1ヶ月を切りました。物価高に止まらない円安と、何かと不安がつきまとう日々が続いています。普段は運気など気にしない人でも、ふと「占い」という言葉に惹かれるのではないでしょうか。「誰かに話を聞いてもらえるだけで心が落ち着く……」そんな理由で占いに足を運ぶ人も多いのでは？かくいう私もそのひとり。占い好きが高じて、2023年にタロット占い師になりました。
占いをされる側、する側、両方を経由して痛感したのは、主役が取って食われてしまう危険性があるということ。主役とはもちろんお客様ですが、気をつけないと簡単に立場が逆転してしまうのです。
対面、チャット、電話。占術も占いかたにもさまざまあって、依存性も潜んでいます。心身のケアのために、占いを幸福につなげるヒント、知りたくありませんか？
こんな占い師には要注意
実体験から学んだ、注意したい占い師の特徴を3つあげてみますね。
① 高圧的な態度の占い師
過去、私が有名な占い師に電話で予約を入れた時のエピソードです。
私「××日に予約希望ですが、いかがでしょう」
占い師「今日から3日後に来て。無理なら縁がなかったのだからあきらめて」
私「え、あの、恋愛に関して鑑定をお願いしたいのですが」
占い師「うちは生きるか死ぬかの瀬戸際の人を相手にしているの。恋愛なんてくだらない悩みはだめ」
「恋愛で生き死にを決める方々もおりますけど……」とは言いませんでしたが、この占い師はこちらから断りました。
② 値段を釣り上げる占い師
『30分5000円 延長10分ごとに1000円』
価格設定は妥当です。しかし、最初の30分は適当にお客様に自己紹介をさせて、占術には入らない占い師がいます。占い師然とした威厳と強い口調でお客様は雰囲気にのまれてしまい、何も言えなくなってしまうのです。
そして本題に入る直前に、30分時間切れに持ってきます。ここまでくると、主導権は占い師側。強引な勧誘にも似ているのが本当に残念ですが、占いにはクーリングオフがきかないので、十分に気をつけてほしいです。
③ マイナス面しか言わない占い師
パフォーマンスなのか何なのか、お客様をダメ人間扱いする占い師がいます。怒り口調で早口、しかもマイナス面しか言わないから、お客様もタジタジ。酷い占い師になると、お客様の悩みを無視して説教に終始してしまうのです。
あえてキャラ作りをしている占い師もいますが、真心のある占い師なら辛口でも必ずお客様を励まし、笑顔にしてくれます。なんか違う、不快しか感じない、そう判断したら迷わずお断りしましょう。
行くタイミングは？種類は？占いを上手に生かすためのポイント
以上は私が実際に経験したごく一部ですが、もちろん良い占い師が大半です。限られた時間で、真剣にお客様の相談に向き合っています。占いの目的はひとつで、今日よりも明日、お客様が笑顔になって、しあわせを味わうこと。でも、しあわせになるには体力がいるのです。
とはいえ、占ってもらいたいと切望する時って、精神的に疲弊していたりしませんか。今すぐに占ってもらいたい、助けてほしい。気持ちはわかります。わかるからこそ、占いを正しく使ってほしいのです。
恋愛、仕事、健康、お金。悩みに優劣はありません。明日を前向きに、今日よりも豊かにするために、占いを活用するにはどうしたらいいのでしょうか？
① 占いに行くのは、少し心身が回復してから
わずかでも精神的に回復して、自身を客観的に見られるまで占いは待ったほうがいいです。それまではとにかく体を休めてください。休息して心をフラットにすれば、占い結果も正しく心に響いてきます。
西洋占星術や四柱推命やタロット、占術もたくさんありますが、まずはピンときた占い師に会いに行ってみましょう。安すぎず高すぎず、適度な料金設定で、明るい雰囲気の人や場所がいいです。
電話やチャットは手軽ですが、最初は対面がおすすめです。お互いの話し方やボディランゲージで、空気感を共有できるからです。直接、言葉を声に乗せることで、心の整理もより明確になります。
② 友人に同席してもらう
自身の精神状態に一抹の不安を感じる人は、信頼できる友人に同席してもらうのも手です。
占ってもらったあとで、その友人がどう思ったか、どう判断したか、話を聞いてみましょう。あなたに代わって友人が、鑑定結果の意味をニュートラルにしてくれるはずです。
占いは人生のサプリメント。占いや占い師に過度な期待は抱かず、されど希望は捨てず、という付き合い方がベター。
占いにおいても、人生においても、主役はあなたです。あなたのしあわせをクリエイトできるのは、あなただけなのです。
★お知らせ
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情報元リンク： ウートピ
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