このたび、AWA株式会社が運営する、サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービス「AWA(アワ)」は、コロナ前(2019年2月~2020年1月)とコロナ禍(2020年2月~2021年1月)でユーザーの視聴傾向がどのように変化したかの調査を行いました。
調査の結果、両期間で、全体の再生回数に大きな変化は見られなかったものの、視聴されている楽曲の傾向に変化が見られたことがわかりました。
1980年代〜2000年代の曲に盛り上がり
具体的な変化について、AWAは「80年代~00年代にリリースされた楽曲がコロナ前より多く聴かれ、逆に10年代、20年代の楽曲は減っている」と発表。この傾向について、「コロナ前に比べてコロナ禍で配信された新曲が19%ダウンしていることが大きな要因と考えられますが、いままで新曲を聴いていた時間に懐メロを聴くユーザーが多かったことが大きいと推測される。また、コロナ禍により特に40代~60代のユーザーが懐かしい楽曲を聴くことで心の安らぎを求めるような心理的な要因もあるのではないか」と述べています。
年代別再生楽曲ランキング
さらに、AWAは調査結果を元にした「コロナ禍でよく聴かれた80年代~00年代楽曲ランキング」を発表。結果は以下の通りとなりました。
1980年代
1位 Missing/久保田利伸
2位 ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)/サザンオールスターズ
3位 Get Wild /TM NETWORK
4位 Ya Ya (あの時代を忘れない)/サザンオールスターズ
5位 ミス・ブランニュー・ディ(MISS BRAND NEW DAY)/サザンオールスターズ
6位 栞(しおり)のテーマ/サザンオールスターズ
7位 ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)/荻野目洋子
8位 うれしい!たのしい!大好き!(‘EVERLASTING’ VERSION)/DREAMS COME TRUE
9位 JINGLE “Y.M.O.”/YELLOW MAGIC ORCHESTRA
10位 うれしい!たのしい!大好き!/DREAMS COME TRUE
1990年代
1位 カブトムシ/aiko
2位 丸の内サディスティック/椎名林檎
3位 First Love /宇多田ヒカル
4位 Tomorrow never knows/Mr.Children
5位 真夏の果実/サザンオールスターズ
6位 A・RA・SHI/嵐
7位 HOWEVER/GLAY
8位 シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~/DREAMS COME TRUE
9位 Automatic/宇多田ヒカル
10位 花火/aiko
2000年代
1位 Love so Sweet/嵐
2位 欲望に満ちた青年団/ONE OK ROCK
3位 君が好き /清水翔太
4位 HANABI/Mr.Children
5位 My Way/Def Tech
6位 愛唄/GReeeeN
7位 奏(かなで)/スキマスイッチ
8位 キセキ/GReeeeN
9位 One Love/嵐
10位 Happiness/嵐
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情報元リンク: ウートピ
サザン、ドリカム、aiko、椎名林檎、嵐… コロナ禍で懐かしい曲が再び【AWAが調査】