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デスクワークでつらい腰痛、むくみに…足の指の間からリンパケア【専門家に聞く】

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リモートワークで長時間のパソコン操作をしていると、終業後には全身がこわばっていることに気づきます。数日で、ひどい肩こり、腰痛、むくみに見舞われたという人もいます。そこで、「さとう式リンパケア」(歯科医の佐藤青児氏考案のメソッド)のインストラクターで江上歯科(大阪市北区)・口腔ケア研究室室長の江上浩子さんにシリーズでケア法を尋ねています。

今回・第8回は、「足指わいわいリンパケア」という自分でできる方法を教えてもらいましょう。

なお、これまでご紹介した肩こり、首こり、あごこり、巻き肩や姿勢、二重あご、脚のむくみのリンパケア法は文末のリンク先の記事を参照してください。

足の指から全身の筋肉をほぐしていく

「足指わいわいリンパケア」とは、ユニークなネーミングです。どのようなケアなのでしょうか。江上さんはこう説明をします。

「リンパ液は体の末端から上へ向かって一方通行で流れています。そこで、末端の足の指を手でつかみ、おや指とひとさし指の間から、噴水がYの字を描くように『わいわい』と出てくるイメージで回します。足先に滞っているリンパ液やリンパ間質液(組織液のこと。血管からしみ出た浸出液で、リンパ液のもととなる。第1回参照)の流れを促します。

足の指を回すと、甲からすね、ふくらはぎの筋肉に振動が伝わり、腰、肩、あごまでと全身につながる筋肉のこわばりをゆるめることができます。そのため、脚全体の疲れや冷え、むくみ、腰のだるさや痛みをケアするだけでなく、こむら返りの予防や顔のむくみの改善にも期待ができます。

数回行っていると、じわじわと足先やふくらはぎが温かくなるのを感じるでしょう」

次に、その具体的方法を紹介してもらいましょう。

「足指わいわい」リンパケア・実践法

(1)まず、心臓から遠くて血流やリンパ液の流れが行き届きにくい右の足から行います。楽な姿勢で床に座って足を前に出すか、イスに座って座面に足を持ち上げる、また左のふとももの上に右の足首を乗せましょう。

右の足のおや指を左の手指で、おや指以外の4本の指を右の手指でつまむように持ち、おや指とひとさし指の間を広げます。「Yの字」をイメージしましょう。

画像提供:江上歯科 転載禁止

画像提供:江上歯科 転載禁止

(2)次に、おや指とほかの4本の指を、手前からそれぞれ外側へ向かって同時に、手指を使って回します。おや指は手前から左へ、4本の指は手前から小指側に向かいましょう。1秒で1回転ぐらいのテンポで、ソフトな力で20~30回行います。

おや指とひとさし指の間から、噴水がYの字に「わいわい」と左右に分かれて吹き出るようにイメージすると回しやすいでしょう。

(3)左の足も同様に行います。

このケアを実践するタイミングについて、江上さんはこうアドバイスを加えます。

「リモートワークの合間に足腰が痛むときはもちろんですが、できるだけ疲れる前に行うと良いでしょう。またお風呂あがりや夜のリラックスタイムなどと合わせて、1日3回ほど行いましょう。とくに寝る前に行うと、就寝中のこむら返りの予防にもなります。自分の脚をいたわる気持ちでやさしく回しましょう」

聞き手によるまとめ

さっそく実践してみると、とても簡単で誰でもできる動きなのに、ケアのアフターはビフォーより格段に足が軽くなりました。寝る前に行うと、翌朝は体がすっきりとして目覚めることもできました。これは続けて行きたいと実感しています。一度試してみてください。

次回・第9回は、肩、わき、腕の周囲のこわばりをゆるめる「片手ばんざいリンパケア」をご紹介します。

(構成・取材・文 藤原 椋/ユンブル)

情報元リンク: ウートピ
デスクワークでつらい腰痛、むくみに…足の指の間からリンパケア【専門家に聞く】

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