2020年10月8日に『10歳若返る骨盤腸整ウォーキング』(世界文化社)が発売されました。
著者は同書のタイトルにもある、「骨盤腸整ウォーキング」を提唱する、山﨑美歩呼さん。また、理学療法士で、ナチュレル フェール代表の清水賢二さんが監修を務めます。
同書の中から、覚えておきたい知識や、すぐに真似できるエクササイズを抜粋して掲載。全4回の第1回は、代謝に関係の深い筋肉の場所についてのプロローグをお届けします。
「あなたの体の事件簿」
若々しさを保ち、健康寿命を延ばしたかったら、筋肉を鍛えなくてはだめ。それには、ふだんは気にしていない背中側の筋肉にアプローチする必要があります。
図1は体の表層部の主な筋肉ですが、お腹側より背中側に姿勢を維持する筋肉が多いのは一目瞭然。筋肉量は性別に関係なく年齢とともに減少し、とくに二の腕、首から背中、腰や脇腹、お尻やももの筋肉は放っておくと衰えやすいといわれます。
筋肉量が減ると代謝が落ちて太りやすくなります。腰の深層部には背骨を支え、骨盤とつなぐ腰方形筋があり、この筋肉が衰えると背中が丸くなり、老け具合がぐんとアップ。中年太りや老化を招く犯人は目につかない背中側にいたんです!
意識すべきは、背中・お尻・足
効果的に歩くためには、ふだん意識していない背中側の筋肉を使い、肩甲骨や骨盤、股関節や足首をきちんと連動させる必要があります。でも、ふだん悪い姿勢や動きをしていると関節や筋肉が固まってしまい、うまく動かすことができません。本書ではまずは正しく歩ける体にするため、起きてから寝るまでの隙間時間に続けられる、骨盤や肩甲骨、足首をほぐす「ながらエクササイズ」をご紹介します。
『10歳若返る骨盤腸整ウォーキング ながら運動で今度こそやせる!』(世界文化社)
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情報元リンク: ウートピ
中年太りや老化が気になったら、背中を見直して【骨盤腸整ウォーキング】