【今週のボヤき】
最近、転職活動をしています。オンラインとリアル問わず面接をする機会も多いのですが、20代の頃は相手が求めている、気にいるような答えを必死に探して応えていました。それで入れた会社もあったのですが、結局無理していたので長くは続かなかったです。今は、向こうが求めているものとこちらがやりたいこと、できることのすり合わせなのだからマッチングしなかったら仕方がないなというスタンスで臨んでいます。ただ、それで本当にいいのかな? という迷いもあります。無理していたほうが頑張っている気もするし、自分が安心できる気もして……。面接に臨むスタンスを聞きたいです。
面接官は応募者のどこを見ているの?
面接官が最も重要視するポイントって「その人に常識があるか否か」だと思うんですよね。
実務経験や実績うんぬんよりもまずは常識があるか否かが最優先のチェックポイント。
常識、いわば「普通」が備わっているかどうかということです。
私も何度か面接官をやらせてもらったことがあるのですが、どんなに素晴らしい経歴で向上心バリバリな人でも癖のある人はアウトでしたし、あからさまに自分を偽って「普通」を見せない人もアウトでした。
その人の持つ「普通」を見て判断したいわけであって、べつに面接能力の測定をしているわけではないんですよね。
普通の言葉遣いで、普通の態度で、普通の礼儀を持って、普通に受け答えしてくれる人が最も好感度が高く、自分の持つ普通と相手の持つ普通のマッチングで私は採用者を決めていました。
特異であることより、普通であることが最強だと個人的には思っています。
もちろん各々が持っている「常識、普通」というのは必ず一致するものではなく、どこかしらに相違があるのは当たり前です。
そこはお互いが持つ許容範囲に収まっていればOK。
人間って残念ながら努力が継続できない生き物で、普通だと思うことしか続かない生き物ですからね、普通の自分を受け入れてくれる場所なら、普通に続くものなんですよ。
長く勤めたいと思っているのなら、ぜひ普通の自分で挑んでみてください。
自分の形に合った箱を探すのが「努力」
特にこの国では、相手が求める箱の形に合わせて自分を変えようとする悪い癖を持った人が多いです。
それを「努力」と言う人もいるのですが、私はそうは思いません。
自分の形に合った箱を探すのが「努力」だと私は常々思っています。
相手が求める箱の形に合わせるのか、自分の形に合った箱を探すのか、どちらのほうが難易度が低いかと言えば前者です。
相手が求める箱の形に合わせようとしている人は、無意識のうちに「楽なほう」を選んでいるのかもしれませんね。
「楽」を選ばず「楽しい」を選ぶように、普通の自分に全力を注いでください。
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