モデル・女優として活躍する三吉彩花さんの最新作『Daughters』(津田肇監督)が9月18日(金)に全国公開されました。阿部純子さんとW主演を務めた本作。作品を通じて感じたことや、このコロナ禍での過ごし方について伺いました。前後編でお届けします。
表現者としての可能性を広げていきたい
——最近は、外出自粛などで自分と向き合う時間も増えたと思います。仕事観などに変化はありましたか?
三吉彩花さん(以下、三吉):外出自粛期間だからということではありませんが、私は今、24歳で、これから20代後半、30代になるにつれ、自分もいつか母親の役をやるようになるのかなと考えたりします。まだ確固たるものはありませんが、自分が女優としてどうありたいかは常に考えていて、その時々の環境や出会いで変化し続けている感じですね。
小学1年生からモデルとして活動していてこの業界のことしか知らないので、この仕事以外に自分は何もできないなと思ってしまうこともあります。でも、新しい作品に出会うたびにワクワクしてときめくので、今はこの仕事を楽しみたい。女優としてもモデルとしても、表現者としての可能性を広げていきたいなという気持ちでいます。
おうち時間を美と健康のために
——お仕事が充実しているんですね。おうちでの時間はいかがですか?
三吉:コロナの影響で、友人と会う時間が減り、外食する機会も減ったので、せめて家で楽しく過ごそうと美容と健康の時間を増やしました。例えば、筋トレやヨガをしたり、瞑想をしたり。いつもよりお風呂の時間を長くとって心身をリラックスさせたりしています。
一番意識が変わったのは、食事です。昨年、アレルギー検査を受けてから食べるものに気をつけるようになりました。今年は新たに、もっと細かな項目を調べられる検査を受けて。どんな栄養素を1日にどのくらい摂取するとよいかという勉強をして、自分で調理しています。
——すごい! 変化はありましたか?
三吉:個人差はもちろんあると思いますが、私の場合は、1ヶ月くらい続けてから変化を感じるようになりました。睡眠の質が変わったり、肌の調子が良くなったりということを実感しています。体がスッキリして、元気がある感じ。
——それは続けたくなりますね。三吉さんは、ストレスがたまった時にはどうしてますか?
三吉:そうですね……。10分くらい瞑想したり……。あ! 疲れたら料理をします。ひたすらジャガイモのみじん切り(笑)。私のイチオシは2ミリ角。サクサク感がとっても気持ちいんですよ。涙も出ないし、玉ねぎよりオススメです。
■作品情報
『Daughters』
9月18日(金)ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
脚本・監督:津田肇
出演:三吉彩花、阿部純子
企画:CHAMELEONS INC.
制作プロダクション:and pictures
制作協力:Lat-Lon
配給:イオンエンターテイメント/Atemo
製作:CHAMELEONS INC./and pictures/キングレコード/ワンモア/沖潮開発
(c)「Daughters」製作委員会
(ヘアメイク:RYO、スタイリスト:道端亜未、撮影:面川雄大、取材・文:安次富陽子)
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情報元リンク: ウートピ
三吉彩花、ストレス発散法は「ジャガイモのみじん切りです!」