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GWにお家で観たい! 「泣けた映画」5つ

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外出自粛が続く日々、ずっと部屋にこもっているとモヤモヤが溜まってきませんか? 時には涙を流して、沈んだ気持ちをいったんリセットしてみてはいかがでしょう。
そこでウートピは「私が泣いた映画」を題材に20~40代の男女へヒアリング。悔し涙、感動、笑い泣きなど、さまざまな「涙」のエピソードが集まりました。

問題児ドライバーの意外な決断に悔し涙/フォードvsフェラーリ

28歳・営業

映画館で観た『フォードvsフェラーリ』(2019年)に悔し涙を流しました。一方で、私が社会経験をもっと積んで成長したら、今とは違う種類の涙で頬を濡らしているかもしれません。

この作品は、フォード・モーター社から依頼を受けたカー・デザイナーのシェルビー(マット・デイモン)が、ル・マン24時間耐久レースで絶対王者のフェラーリ社に挑む、実話をもとにした人間ドラマです。資金も時間も限られる中、レース勝利の社命を受けたシェルビーは、我の強い問題児のイギリス人ドライバー、マイルズ(クリスチャン・ベイル)と友情を結び、打倒フェラーリを目指しますが──。

私が泣けて仕方なかったのは、ル・マン終盤の描写。マシンと一心同体になり、高速で走り抜けることを心から楽しんでいたはずのマイルズの「ある決断」が受け入れられず……。組織にとらわれる彼の姿を見ながら「なぜ思うままにレースができないのか」という悔しさで胸が張り裂けそうでした。ただこの決断って、マイルズの「成長」でもあるんです。将来それを素直に受け入れられるようになったら、私も社会人として大きくなれた証なのかなって。5年後、10年後の自分がどんな涙を流すか、定点鑑賞したくなりました。

圧倒的やりきれなさに、むせび泣き/わたしは、ダニエル・ブレイク

45歳・企画

『わたしは、ダニエル・ブレイク』(2017年)のやりきれなさには、思わず涙しましたね。一貫して社会問題に取り組んできたケン・ローチ監督が引退を撤回してメガホンを握り、二度目のカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた社会派ドラマです。

イギリス北東部で大工として働く59歳のダニエル(デイヴ・ジョーンズ)は、心臓疾患によって医師から仕事を止められます。国の支援を受けようとするも、複雑な制度や理不尽な職員の対応に翻弄される始末。そんな中、彼は手助けしたシングルマザーのケイティ(ヘイリー・スクワイアーズ)親子と交流を深め、互いに支え合うように。しかし厳しい現実によって追い詰められ──。

ダニエルもケイティ親子も、真面目に生きる善良な「社会の構成員」。しかしその社会から突き放され、尊厳を踏みにじられる現実に圧倒されます。それが、市民団体から食料の援助を受けたケイティが空腹に耐えかね、その場で思わずパスタソースの缶をすする……というシーンに象徴されており、あまりのやりきれなさにむせび泣きました。

「わたしは、ダニエル・ブレイク。人間だ、犬ではない」──。ダニエルのように他者をいたわり、人間の尊厳を守り、主張することの美しさに勇気を与えられる一方、広がる格差や現行の資本主義の逝く末を見たようで絶望的な気分になったことは否めません。

テーマを実感できるようになった年月の重みに涙/おもひでぽろぽろ

33歳・ライター

幼いころに観たスタジオジブリ制作の『おもひでぽろぽろ』(1991年)は、正直よくわからない映画でした。というのも、長いこと「主人公がタイムスリップして、子ども時代の自分と出会う話」と盛大な勘違いをしていて……。でも公開から30年弱が経った最近、再び向き合って「これは人生の“岐路”が描かれた作品なんだ」と初めて気づいたんです。それが実感できるようになった年月の重みに涙してしまいました。

東京で出版社に勤め、強い結婚願望もなく気楽に生きてきた27歳のタエ子が、一人旅を通じて自らの生き方を見つける物語。小学5年生の自分や、田舎の自然と調和しながら生きる人々の姿に触れ、人生を見つめ直していきます。

打ち込める仕事を持ち、都会暮らしを謳歌してきたタエ子。そんな彼女が「自分にはこんな生き方もある」と心を動かされる瞬間に思わず自分を重ねました。「私には仕事しかない」「結婚なんて必要ない」と頑なに決めつけなくてよい。ラスト、タエ子の取った選択肢に接して「心が動いた瞬間、思うままに舵を切ればいいんだ」──と感じ、肩の力が抜けていきました。

家族に亀裂を生じさせる不可解な少女の恐ろしさに泣く/エスター

26歳・エンジニア

タイトルロールである孤児院の少女を養子に迎えたことから、一組の夫婦が体験する恐怖を描く『エスター』(2009年)。家族に亀裂を生じさせる彼女の言動が怖すぎて涙が出ました。

3人目の子どもを死産したケイト(ベラ・ファーミガ)とジョン(ピーター・サースガード)夫婦は、悲しみを乗り越えようと養子を迎えることを決意します。そして地元の孤児院で出会ったエスター(イザベル・ファーマン)の聡明さと芸術センスに惹かれ、彼女を引き取ることに。家族は幸せな日々を取り戻せるはずでした。しかし夫婦のまわりで不可解な事件が起きはじめ、愛らしいエスターの隠された凶暴性が明らかに……。それに気付いたケイトは家族へ危険を知らせようとしますが、夫の心を巧みに操るエスターの前にすると必死の警告も届きません。

中でも恐ろしいのが、ケイトに暴行されたと訴えるためにエスターが自分の腕をプレス機で骨折させるシーン。痛みに耐えようと口に布を噛ませ、苦悶の表情を浮かべるのですが「どうしてここまでする!?」と理解できず、あまりの恐ろしさに泣きました。でも最終的には彼女の正体や不可思議な言動の理由が明かされ、ある意味スッキリもするんです。

幽霊や怪物よりも、生きた人間がいちばん怖いと感じた映画でしたね。驚かせるだけのホラー映画に飽きている、もしくは追い詰められる恐怖を感じてみたい人にオススメです。

ならず者たちの血みどろ抗争群像劇に笑い泣き/初恋

30歳・イベント制作

三池崇史監督の『初恋』(2020年)は、喜怒哀楽すべてを体験できるジェットコースタームービー!タイトルから連想されるラブストーリーよりコメディ要素が強く、ぶっ飛んだキャラクターたちによる笑いの波状攻撃に爆笑しすぎて涙が止まりませんでした。

余命わずかと宣告されたプロボクサーの葛城レオ(窪田正孝)は、悪徳刑事の大伴(大森南朋)に追われた少女・モニカ(小西桜子)を助けたことから人生の歯車が狂い始めます。大伴はヤクザの加瀬(染谷将太)と裏で手を組み、暴力団の資金源となる大量の薬物を横取りしようと画策、彼らのあとを追う。そこに“ブツ”を管理していた組員の恋人を殺され復讐を誓うジュリ(ベッキー)、一連の事件をチャイニーズマフィアの仕業と踏んだ組の武闘派・権藤(内野聖陽)らも加わり、ならず者たちの血みどろ抗争劇が幕を開けて──。

登場人物の感情が次々と爆発する気持ちのいい群像劇でもあるので、ストレスが溜まっている人にうってつけの映画かもしれません。特にベッキーのアクセル全開な演技が素晴らしい!殺された彼氏の仇を取るためにバーサーカーへ豹変し、凶器を手に裸足で夜の街を駆け回るさまは圧巻です。愛が原動力となって思いのままに突っ走る彼女の姿に、同じ女として驚きつつも感情移入してしまうほど強烈な印象を残していました。

2月末に公開された作品でまだ配信やDVDはありませんが、気持ちがモヤモヤしてきたらまた観たいなと思っています。

情報元リンク: ウートピ
GWにお家で観たい! 「泣けた映画」5つ

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