【今週のボヤき】
バックオフィス系の部署でチームで仕事をしているのですが、人のやることにツッコミばかり入れてくる同僚がいて辟易(へきえき)しています。
この前もやたら長いメッセージがきたなあと思ったら、私が提案した内容に事細かくコメントをしてきました。そのコメントも的を射てればありがたいのですが、やたら細かいというか人の挙げ足を取るというか「それ、仕事には影響ないよね?」というものばかり。例えば「それは『休息』じゃなくて『休憩』ですよね?」みたいな些細(ささい)な言葉の間違いなどで、私たちの仕事にはあまり関係ないものばかりでした。
そして他人にツッコむわりには、他人から依頼された仕事はやりません。おそらく、他人から指示されるのはプライドが許さないのでしょう。口癖は「僕はもっと評価されてもいい」です。今はリモートワークなのですが、チームプレーなので彼と仕事をするのは変わりません。彼のせいでチームの士気も下がっている気がします。どうすればいいのでしょうか?
ツッコミばかり=話を聞く気がない
言い間違えれば「間違えたよね」とツッコみ、噛(か)んでしまえば「今噛(か)んだよね?」とツッコみ、間違えもせず噛(か)みもせず最初から最後までちゃんと言えたとしても「なに当たり前なこと言ってんの?」とツッコみ、執拗(しつよう)にツッコんでくる人って最初から話を聞く気はないんです。
似たようなものに「嘲笑」というものがあるのですけども、嘲笑も同じく最初から話を聞く気は一切なくて、言い間違えれば「間違えた!」と笑うし、噛(か)んでしまえば「噛(か)んだ!」と笑うし、ちゃんと話をしても「喋った!」と笑うし、思わずムッとしても「怒った!」と笑うし、最後の最後にキレても「冗談だよ、なに本気になってんの?」と笑う始末。
話を聞く気がない人って無敵なんですよ、だって話し合いで解決ができないんですから、話をしようとしている以上は絶対に勝てない相手なんです、だからどうしても対等な関係が崩れてしまうんですよ。
「いじられキャラ」って言うんですかね? 今やどこのコミュニティにも一人はいる存在で、故にいじりキャラというツッコミ役もいるわけですが、あれって悪しき風習だと思うんですよね、だって話が通じない関係性になってしまうわけですから。
執拗(しつよう)なツッコミやいじりに屈して、不本意にもいじられキャラになってしまった人の苦悩なんてだいたい「誰も話を聞いてくれない」という苦悩なんです。
「愛あるいじり」なんてわけの分からない言葉もチラホラ耳にしますが、愛があれば人なんていじれるわけがないんですよ、だって人を愛するって「話」をすることですからね。誰もボケていないのにツッコミなんていらないんですよ。
話をできない人は誰ともつながれない
人は自分の話を聞いてくれる人の言うことを聞く生き物です。
人の話を何も聞かずに挙げ足取りで話の腰を折るような奴の言うことなんて聞くわけがないじゃないですか、そんなやつが一体誰に評価されるっていうんですか。
常々思うのですが、人と人をつなぐものは「話」しかないんです。
話ができない以上その人は誰ともつながれないし誰からも評価はされません。
いずれ孤立して痛い目を見るだけでしょう。
その痛みから何かを学んでくれることを祈るだけ。
人が変わるときというのは、自分の過ちに気付き傷ついたときだけですからね。
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