【今週のボヤき】
この前、会社のおじさんにもやっとするようなことを言われました。その場は「まあいいか」と受け流したのですが、あとで思い返して怒りがわいてきました。やっぱり、その場で「それはどういう意味ですか?」「ちょっともやっとするんですけれど」と言えばよかったなと後悔しました。
思えば、20代の頃は、他人から傷つくようなことを言われても笑ってそのまま流して、ある日爆発して人と縁を切るということを繰り返してきました。相手もなぜ私から縁を切られたのか訳が分からなかったと思います。
この前、友達ともその話になって「自分が嫌な思いをしたり、傷ついたら、感想でもいいから口に出して言語化することが大事だよね。ストレスをためないためにも」という話になりました。自分が一方的に被害者意識を抱かないためにも言語化するのは大事だと思うのですが、それって大人げないでしょうか?
「まぁいいか」と許し合うことで人間関係は成り立ってる
誰かにカチンとくることを言われても、「まぁいいか」と受け流してしまうのはその場の空気を大事にしているからですよね。
怒る流れではない場面で怒ってもその場の流れを切ってしまうことになるし、そもそも本題は別の話題だし、このまま何事もなかったかのように空気と一緒に流してしまうほうが余分な労力も使わなくて楽だし、よほどの偏屈な人でない限り、世の中のほとんどの人は多少のことは水に流して生きています。
誰もが気付かないうちに、何気ない一言できっと誰かを傷つけているはず。
だからお互いさまの精神で許し合うことで、人間関係は成り立っているのだと思いますよ。
許すことを前提に向き合おう
流すことで許せることなら流したほうがいい、話し合うことで許せることなら話し合ったほうがいい。
何が大事かって、許すことが前提になっていることが大事。
許したいから謝罪してほしいわけであって、許す気もないのに謝罪を要求してはいけないんです。
衝動的な怒りというのは許す気なんて毛頭ないただの復讐(ふくしゅう)であり、瞬発力だけでキレても許すことはできないのでかえって怒りを膨張させるだけ。
ストレスというのは「許せないこと」でできていますので、怒れば怒るほど「許せない」という思いで自分を苦しめてしまうことになってしまうんですよ。
だから怒りはいったんお持ち帰りするのが正解。その場の流れを尊重して怒りを持ち帰ることができるのは理性のある人間だけですからね。ある意味尊敬に値する人格者であると私は思っています。
ただの復讐にしないために必要なこと
大事なのは「どうすれば許せるのか」という課題です。
後日その人に物申すことになっても「私はあなたと仲良くやっていきたいのですよ、許したいのですよ」というメッセージがなければ、それはただの復讐(ふくしゅう)になってしまいますからね。
それを踏まえて、相手への敬意を忘れずにメッセージを言語化して、礼儀正しく愛をもって伝えてください。
失言なんて案外言ってしまったほうが「なんであんなこと言っちゃったんだろう……」とその日の夜に頭を抱えているものですからね。
ちゃんと話し合えばお互いにスッキリするはずですよ。
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情報元リンク: ウートピ
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