【今週のボヤき】
世の中のニュースを見ると絶望することが多く、気分が落ち込んでしまいます。仕事が終わって帰宅しても何もする気が起きず、飼い猫をなでながらぼーっとしています。猫と遊んだり、パートナーや親しい友達と過ごす時間が唯一の安心できる時間です。要は “内にこもっている状態”なのですが、一方で自分は現実(世の中で起こっていること)から目をそらしたままでいいのか? と思ってしまいます。最近は猫と遊んでいても「この子は運良く私に拾われたけど、世の中には寒い中、おなかを空かせている猫がいるんだな」と思ってしまい、自分の無力さをひしひしと感じてつらいです。「世の中に影響されすぎかな?」とも思うのですが、こういうときの過ごし方というか心持ちを教えてください。
自分の気分に合わせて情報を拾ってるだけ
世の中には暗いニュースもあれば明るいニュースもあります。
暗いニュースを見るから気分が落ち込むのではなく、落ち込みたい気分だから暗いニュースを目が拾っているだけ、明るい気分になりたいときは明るいニュースを目が拾います。
ニュースサイトを見ていてもそう、テレビを見ているときもそう、SNSでタイムラインに流れてくる情報を拾うときもそう。
情報に気分が感化されるのではなく、自分の気分に親和性のある情報を拾っているだけなんですよ。
落ち込む自分を否定しないで
大事なのは、落ち込むことを禁じないこと。
「ポジティブ=善、ネガティブ=悪」みたいな価値観がまん延していますが、落ち込みたい気分のときに、無理矢理ポジティブになろうと気持ちに負荷をかけるほうが毒です。
「落ち込んでしまうのは、自分が弱い人間だからだ」と自分を責めてしまうと、そのせいでますます落ち込んでしまい、そしてますます自分に負荷をかけてしまうという悪循環にハマってしまいます。
この悪循環から抜け出すには、落ち込む自分を否定しないことが重要なプロセスになるのです。
落ち込みたいときはとことん落ち込む
「落ち込みたい」というのはひとつの欲求で、まずはその欲求を満たしてあげることが最優先。
鬱屈(うっくつ)とした映画を観賞するもよし、バッドエンドな本を読むのもよし、混沌(こんとん)としたディープな音楽を聞くのもよし。
「落ち込みたい」という欲求が満たされるまで、とことん自分を落ち込ませてあげてください。
落ち込みたいときに落ち込むのを禁じるからつらくなるんです、落ち込みたいときは落ち込むのが気持ちいいんです。
そして「落ち込みたい」という欲求が満たされたときにはじめて、気分は上昇気流に乗っていくんですよ。
気分なんて波みたいなもので、押し寄せる波もあれば引き寄せる波もあります。
大事なのは波に逆らうことではなく、泳ぎ方を覚えることです。
落ち込むことはべつに悪いことじゃない、慣れてくれば「今日はどんな映画を見て落ち込もう!」と楽しめるようになります。
落ち込むことさえ楽しめたらもう最強じゃないですか。
一度暗闇に落ちなければ、どこに光があるのかも分かりませんからね。
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情報元リンク: ウートピ
暗いニュースばかりでつらい…気分が落ち込むときの過ごし方は?【DJあおい】