ゴージャスなホテルに泊ったり、美味しい料理にに舌鼓を打ったり、話題のスポーツを堪能したり、古き良き雰囲気の残るダウンタウンをお散歩したりと、ラスベガスにいると次から次へとやりたいことが湧いてきます。
そんな中で、やっぱりおさえておきたいのがエンタメ。ラスベガスには、一流のパフォーマーによるショーをはじめ、スターの常駐公演、えっ、これを無料で見られるの?というアトラクションまで楽しみがいっぱい。
最終回となる今回は、シルク・ドゥ・ソレイユの「マイケルジャクソンONE」の感想を中心に、ラスベガスのエンタメスポットを紹介します。
実はシルク初体験
「ラスベガスに来たらショーを観ないともったいない!」とガイドブックに書いてあるほど、ショーが盛んなラスベガス。今回私たちが訪れたのは、「マンダレイベイ」で公演されている「マイケルジャクソンONE」です。キング・オブ・ポップのマイケル・ジャクソンのヒットソングや映像が盛り込まれたトリビュートショーで、シルクファンだけでなくマイケルファンも楽しめる内容になっているとのこと。
実は、外国での観劇はもちろん、シルクのショーが初めてのY子。ドキドキです。
劇場全体をパフォーマーが駆け回る!
1804席という大きな劇場ですが、メインステージに注目しやすい前列や、全体を見渡せる後列など座る場所によっても違った楽しみがありそう。というのも、パフォーマーが天井やサイドの壁にも登場するんです! どこを見てもシルクの世界に圧倒されます。
「Thriller」や「Smooth Criminal」などマイケルの懐かしい名曲がパワフルなダンスに彩られ、新鮮な輝きを放ちます。マイケルのダンスと言えば!の、「ムーンウォーク」や「ゼログラビティ」など、リスペクトが感じられる場面も多々あって興奮しました。
マイケルのショーではありますが、彼の半生を振り返るものではなく、あくまでも彼の音楽とシルクのアクロバットが融合したオリジナル。なので、マイケルの知識も英語力もほとんどなくても十分楽しめます。
終盤のホログラムには思わずホロリと涙が。夢のような1時間30分でした。
ラスベガスに行ったらこのショーにも注目
シルク・ドゥ・ソレイユは、それぞれのホテルで異なる演目が上演されています。たとえば、水をテーマにした「オー」。ベラッジオで公演されています。1998年に開幕したロングランショーで、ステージ上にある変幻自在のプールを使ってパフォーマンスが行われます。
TI(トレジャーアイランド)で行われている「ミスティア」はエミー賞、国際アクロバットフェスティバルなど数々の賞を受賞した作品。初演は1993年。シルクの中でも歴史のあるショーです。
MGMグランドで行われているのは「カー」。火や炎がテーマの力強い作品です。アーティストのパフォーマンスが素晴らしいことはもちろん、上下したり回転したりする舞台装置にも注目。
ミラージュは「ビートルズラブ」。その名の通り、ビートルズの名曲とのコラボレーションです。シルクの中でも一段とほっこりした演出が話題です。
ニューヨーク・ニューヨークで公演されているのは「ズーマニティ」。対象年齢が18歳以上の大人向けのショーです。ゲイ、レズビアン、黒人と白人など、さまざまなカップルが登場し、官能的なパフォーマンスを披露。カップルのために2人がけのデュオソファも用意されているというので、パートナーとラスベガスを訪れた際にはぜひ。
また、2019年秋にはルクソールにて新たなショー「R.U.N」が始まるとのこと。
*状況によって終演、不定期の休演や料金変更があります
レベルの高い無料のショー
ラスベガスを歩いているといろいろな場所で無料のショーを楽しむことができます。無料といってもその迫力に驚かされます。たとえば、ベラッジオの噴水ショーはラスベガスを代表するアトラクションの一つ。また、ミラージュの火山噴火。ダウンタウンの、フリーモント・ストリート・エクスペリエンスのショーも、ラスベガスに来た!と感じられるでしょう。
それから、ローマの街並みをイメージしたモール内を歩くだけでも楽しいフォーラム・ショップスで開催されるアトランティスは、巨大な人形ショーを楽しむことができます。噴水や光、時には火を吹く大迫力のステージ。
これを無料でできるなんて……と改めてラスベガスのスケールの大きさを感じます。
来年は期間限定の直行便も就航!
これまでラスベガスの魅力を堪能して来たY子。また訪れたいと思うけれど、直行便がないのがネック。と思っていたところに、アメリカン航空が、家電の見本市であるCES® 2020の期間中、東京・ラスベガス間の直行便を運航するというニュースが。フライト期間は2020年1月4日〜12日。これなら旅にあまり慣れていなくても安心できそう。アメリカへの旅行はESTAの取得もお忘れなく!
【第1回】34歳会社員、とことん非日常を求めてラスベガスに行ってみた
【第2回】目の前に広がる星の海…ラスベガスで見つけた「私の隠れ家」
【第3回】ラスベガスでスポーツ三昧
【第4回】失敗したくない!ならフーディーツアーがおすすめ
(取材協力:ラスベガス観光局、文:ウートピ編集部 安次富陽子)
- 興味がなくても楽しめますか? ラスベガスでスポーツ三昧してみた
- 目の前に広がる星の海…ラスベガスで見つけた「私の隠れ家」
- 34歳会社員、とことん非日常を求めてラスベガスに行ってみた
- 記憶に残るお土産と一緒に帰国したい 旅のプロが教えるお土産4つ
- 「海外旅行はグアム」バブル感が恥ずかしい時の魔法ワードはコレ
- 少年の眩しさと、紳士の包容力を兼ね備えたハワイ【絶対失敗しない旅先】
情報元リンク: ウートピ
ラスベガスでシルク・ドゥ・ソレイユを初体験! 大迫力のショーに感動