観光やショッピングも楽しいけれど、旅の醍醐味といえばやっぱり、食事ですよね。
ラスベガスは、有名シェフが手がけるレストランをはじめ、バフェ(ビュッフェ)やカジュアルなお店も集まる「美食の街」でもあるんです。でも、初めて行く場所なのに選択肢が多すぎるのは困っちゃいますよね。言葉も文化も違う中で、予約をしてドレスコードの有無を気にしつつ、スマートに食事を楽しむなんてちょっとハードル高め……。
そこで今回は、オススメのフーディーツアーと、Y子が気に入ったお店を紹介します。
Contents
ガイドと一緒にダウンタウンのグルメスポット巡り
絶対失敗したくないなら、ガイドオススメの飲食店を回ることができる「Lip Smacking Foodie Tours(リップスマッキングフーディーツアー)」がイチオシ。今回私たちは、「ダウンタウン リップスマッキングツアー」に参加2時間半ほどの時間をかけてダウンタウンにある4軒のレストランやバーを回る食のツアーです。
・地元を知り尽くしたガイドが選ぶイチオシのお店に行ける
・メニューが読めなくても、ちゃんと名物料理を味わえる
・すべてのレストランで席が確保されているので、並ばずに済む
・税とチップは参加料に含まれているので、計算に困らない
など、ツアーにはメリットがたくさん。それでは実際に巡ったお店を紹介していきましょう。
CARSON KITCHEN
最初に案内されたのは、「CARSON KITCHEN(カーソンキッチン)」。ここは、モーテルだった建物を再建してできた場所だそう。
各レストランでは3から4つの特製料理が提供されます。ここでは、仔牛のミートボールやデビルズエッグなど数種類の定番料理を少量ずついただきました。
仔牛のミートボールは、今まで食べたことのない味わいで、ちょっと舌が驚きましたが、こんな挑戦ができるのもフーディーツアーならでは。
Therapy
2軒目に案内された「Therapy(セラピー)」は、99セントストアだった場所を改装したレストラン。1軒目もそうでしたが、そのお店の成り立ちが聞けるのが面白いです。
チキンのミートボールや、チキンを赤いワッフルに挟んだものなど、ここでも定番メニューをいただきました。少量とはいえ、バラエティに富んだメニューがいいタイミングで出てくるので、満足感がすごい。あと2軒もあるなんて!
INSPIRE
と、胃袋が心配になってきたところで、カクテルタイム。3軒目は、バー「INSPIRE」へ。ルーフトップバーから、ダウンタウンの街を見下ろします。
美しいネオンサインに、お店の自慢のモスコミュール。大人でよかった……としみじみ。
食べるだけではなく、移動中に街についても紹介してくれるのがこのツアーのポイント。INSPIREを出たあとは、「コンテナパーク」へ。かなり満腹だったので、お散歩を挟んでくれるの本当に助かる……。
コンテナパークでは、ちょうどシンボルのカマキリのオブジェが火を吹いてビックリ。はい、火が出てますよーという程度ではなく、ボーーーーンッ!!!! ボボボボ、ボーーーーンッ!!!! とダイナミックに音楽に合わせて火を噴くカマキリ。スケールが違いすぎるぜ、ラスベガス。
7th & Carson
そして最後に案内されたのが「7th & Carson」です。大きなパンや、オープンサンドをみんなでシェア。初めは距離のあった他の参加者とも、だんだん仲良くなるから不思議。私たちと同じように他の国からの旅行者だったり、地元の人が友人を案内するために申し込んだりといろんな人がこのフーディーツアーを楽しんでいました。
一期一会のメンバーと楽しくて美味しい時間をシェアできるの最高すぎる。
ストリップの発展にともない、これまで押されぎみだったダウンタウンではありましたが、近年ではダウンタウンの再活性化にも力が入れられているようです。リップスマッキングフーディーツアーでダウンタウンを回るのもその目的があるのだとか。
ラスベガスを訪れたらぜひこのツアーを体験してほしいです。
Lip Smacking Foodie Tours:https://vegasfoodietour.com
話題の朝食を「eggslut」で
さて、ここからはツアーではなく個人で行ったお店を紹介します。
まずは、第2回で紹介したクリークバーも入っているコスモポリタン内にある、「eggslut(エッグスラット)」。
ロサンゼルス発の卵を使ったメニューが人気のお店。マッシュポテトと半熟卵をガラス瓶に詰めた、看板メニューの「スラット」をいただきました。ふわふわの食感とシンプルで素朴な味わいに癒されます。”LAセレブにも愛される朝食”として名高いこのお店。なんと2019年9月13日に日本上陸を果たすそうなので、今からぜひチェックを!
楽しい創作料でテーブルを華やかに「Sugarcane」
こちらはベネチアンホテル内にあるカジュアルなレストランの「Sugarcane(シュガーケーン)」。
思わず「ワオ!」といいたくなるような素敵な多国籍の創作料理に感動。フォークとスプーンに並んで、お箸が用意されていたのもなんだか日本を思い出してホッとしました。
ドレスアップして雰囲気に浸りたい「RIVEA」
特別な時間を過ごしたいなら、デラーノホテルの最上階にある「RIVEA(リベア)」へ。フレンチのセレブリティシェフ、アラン・デュカス氏が監修する地中海料理を扱うレストランです。ゴージャスな眺めに、ゴージャスなお料理。ドレスアップをして、ヒールを履いてオシャレに楽しみたい場所です。
どのお料理も最高にオシャレで美味しかったのですが、私としてはデザートが最高でした。
Y子だんだんラスベガスに染まる
ゴージャス! パーフェクト! アメージング! ビューティフォー! ワオ!
美味しいものに感化され、だんだん語彙がアメリカナイズドされてきたY子。またラスベガスに行くころには街もお店もさらに進化していそうで楽しみです。
次回はいよいよ最終回。シルク・ド・ソレイユのショーに思わず涙——?
(取材協力:ラスベガス観光局、文:ウートピ編集部 安次富陽子)
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情報元リンク: ウートピ
絶対失敗したくない! 美食の街・ラスベガスで最高の思い出をつくる簡単な方法