スマホで撮った写真が企業の広告に使われている昨今、自分の写真が世界で注目される日が現実になるかもしれません。でも安全に使用するための注意点についても知っておきたい。人気ストックフォトサイトiStock(アイストック)の、コンテンツエディター・遠藤由理さんに、写真の撮り方のコツを教えていただきました。
昨年日本の売れた写真から、今後のイメージを膨らませて
——人物写真と風景写真、どちらが売れやすいでしょうか?
遠藤:以前、とても頑張ってセッティングしたビジネスシーンの撮影があったのですが、一番売れたのは人々が会議しているシーンではなく空っぽの会議室の写真でした。そういったこともありますので、さまざまなバリエーションで撮影していただくのがいいかなと思います。参考のために最近よく売れた写真をいくつかご紹介します。こちらを見て撮影イメージを膨らませてみてください。
テクノロジーに触れているシーン
企業ロゴや製品を特定できるものは消したり形を変えたりするレタッチが必要ですが、深夜の窓ガラスなどを使って、それっぽく撮影することもできます。
勤務時間以外のオフィスやスモールビジネス
人がいない夜のオフィスの写真は高層マンションなどに住んでいる方なら撮れそうです。フリーランスの仕事風景も家でセッティングして撮れそうですね。
ダイバーシティ・コミュニティ
いろんな人種が混ざって活躍しているような写真は、今の社会を象徴するもの。使いたい企業がたくさんあると思います。
コピースペースがあるもの
企業がキャッチコピーを入れて使うことが多々あります。そういったことを考えて余白のある写真も撮影しておきましょう。
オフピークトラベル
人ごみのない観光地のほうが言って見たくなりますよね。女子旅などで早朝などを狙って、撮影しあってみてもいいのかなと思います。
理想の休日も日常生活も
壮大な風景のなかでくつろぐ写真が好まれますが、実は仕事や友達との休日などの日常生活を捉えた写真も需要があります。
真上から撮る写真や体の一部の写真
モデルさんが顔を出したくない場合は手元や後ろ姿などを撮影する方法もあります。また上から撮る写真も売れています。イメージとして使えるのが良いようです。
ペット
ペットは飼い主のリリースが必要になりますが、自分の家のペットであれば撮りやすいですね。日々のかわいいシーンをおさめてみてください。
(取材、文:薮田朋子、撮影(遠藤さん):青木勇太、編集:ウートピ編集部 安次富陽子)
- 20歳で2社目の起業、会社員で10社超の副業…新しい働き方の最前線
- ボタンもつけられないけどアパレルで起業 副業生活を8年続けて独立するまで
- 30代で起業・独立するなら「副収入」を確保して 避けたい副業、やるべき副業
- 転職に迷う貴女へ 「キャリアの8割は偶然」という考え方について聞いてみた
- 【週末プチ起業】ファッションECで月50万売り上げるための4つのポイント
- 【週末プチ起業】ファッションECの成功を決める「土台作りと目標設定」
情報元リンク: ウートピ
副業としてストックフォトに登録するならこんな写真! 昨年の売れ筋から考える