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食べすぎやストレスによる腹痛を改善! 鍼灸師が教える「ツボ押しヨガ」

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食べすぎや冷え、ストレスによる胃痛、便秘、下痢など、おなかの悩みはつきません。

鍼灸師で理学療法士、またプロトレーナーでもある仲川豊基さんは、「胃腸の調子を整えることは、毎日の健康な生活への第一歩です。ツボやヨガで日ごろからセルフケアを実践しましょう」と話します。

詳しいお話を聞いてみました。

胃腸の働きを整えるヨガにツボ押しをプラス

はじめに仲川さんは、おなかの調子を整える「ツボ押しヨガ」について、こう説明をします。

「胃腸の活動に働きかけるヨガのポーズをとりながら、同様に働くツボを刺激すると、相乗の作用が期待できるでしょう。デスクワーク中に行える方法や、ポーズをとるだけでツボを刺激できるヨガもあります」

ではさっそく、仲川さんにその方法をレクチャーしてもらいましょう。

(1)ツボ「大腸兪(だいちょうゆ)」刺激&「ラクダ」のポーズ

「大腸兪」のツボは背中にあり、腸の働きを整えるツボとして知られています。食あたりや冷えなどによる腹痛、ストレスが原因の下痢や便秘の改善が期待できます。

ヨガの「ラクダ」のポーズでは、背中を反る動きで胃腸の活動を促し、腹筋をストレッチして、背中や腰の筋肉を鍛えることにもなります。

<ツボ「大腸兪」の位置>

180910_ウートヒ_おなか整えヨガ_仲川氏01

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まず、床に両方の膝(ひざ)をつけて、骨盤の幅程度に開いて立ちます。次に、両方の手のおや指で「大腸兪」を刺激します。その状態で目線を天井に向けて、上半身を後ろに反らして5~10秒をキープしましょう。

その後、ゆっくりと上半身を元の姿勢に戻し、ひと呼吸おいてから2・3回をくり返します。

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立った状態でも行えます。

(2)ツボ「盲兪(こうゆ)」「水分(すいぶん)」「関元(かんげん)」刺激&「スフィンクス」「バッタ」のポーズ

「盲兪」のツボは、おへそのすぐ横にあり、消化機能の調整、食欲不振の改善、腹痛や下痢などの不調を緩和するように作用します。

「水分」はおへそのすぐ上にあり、体内の水分のバランスを調節して下痢やおなかの張り、むくみなどの改善に作用します。

「関元」は、おへその下のほうにあり、胃腸の緊張をほぐして胃もたれ、胃痛、便秘、下痢、冷えなどを改善するツボとして知られています。

「スフィンクス・バッタ」のポーズでは、これらの3つのツボを同時に刺激することができます。(1)で紹介したラクダのポーズと同様に、「胃腸の調子を整えるほか、腹筋をストレッチして、背中や腰の筋肉を鍛えることにもなります。

<ツボ「盲兪」の位置>

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おへそから左右に、手のおや指の幅の0.5本分ほど離れたところ。張っている感覚がする部分を見つけましょう。左右にあります。

<ツボ「水分」の位置>

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おへそとみぞおちを縦に結んだ中心線上にあり、おへそから、手のおや指の幅1本分ほど上がったところ。

<ツボ「関元」の位置>

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おへそとみぞおちを縦に結んだ中心線上にあり、おへそから、手のひとさし指から小指までをそろえた幅の分を下がったところ。

<スフィンクスのポーズ>

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まず、床にうつぶせになり、足を腰の幅に開いて伸ばします。肘(ひじ)を体の横に自然に置いて床につき、鼻から息を吸いながら、上体をツボ「水分」が床から離れないところまで起こします。

その状態で5~10秒をキープしましょう。その後、うつぶせの姿勢に戻り、ひと呼吸おいてから2・3回をくり返しましょう。

<バッタのポーズ>

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まず、床にうつぶせになり、足は骨盤の幅に開いて伸ばします。腕は体側に沿って伸ばし、手のひらを天井に向けましょう。

次に、水分のツボが床から離れないぎりぎりのところまで上半身を浮かせると同時に、足を持ち上げて股関節から下を床から浮かせます。鼻から息を吐きながら5~10秒をキープしましょう。

その後、上半身と足をゆっくりと床に戻し、ひと呼吸おいてから2・3回をくり返しましょう。

これらを行うタイミングについて、仲川さんはこうアドバイスをします。

「床に膝で立って行う、また寝ころんで行うため、起床時や就寝前なら(1)と(2)の動作を通して布団の上でできます。デスクワーク中ならツボの刺激はいつでも、また、(1)のラクダのポーズは椅子に座りながらでもできるでしょう」

さっそく実践したところ、胃や腸が動き出したように感じました。(1)のラクダのポーズをデスクワークの休憩時に上半身を反りながら行うと、おなかだけでなく背中やけんこう骨にも刺激があり、血流が促されて疲労感が和らいだように思います。これから継続して、毎日のおなかの健康に役立てたいものです。

(取材・文 藤原 椋/ ユンブル)

情報元リンク: ウートピ
食べすぎやストレスによる腹痛を改善! 鍼灸師が教える「ツボ押しヨガ」

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