今回の、満天☆青空レストラン は
【食感はプリン!?ダシを吸って超うまくなる巨大夕顔!】
2018年9月8日(土) 18時30分~19時00分 です。
▽サイズ感は赤ん坊!?トロトロの果肉をダシで煮れば、うまみを吸って抜群にうまくなる!
味噌汁、あんかけ…夕顔の魅力に迫る!
かんぴょうの元となる丸い夕顔とは違い、富士山の麓で作られるのは様々な料理に使われる細長い夕顔。
驚くべきはその食感!名人いわく「まるでプリン」な食感にダイアンも感動…!
▽さらに富士山の伏流水を飲んで育った極上の豚肉も登場!
今回スポットが当たる食材は、かんぴょうの原料となる夕顔。ダイアンと宮川大輔は山梨・山中湖村で夕顔の収穫を体験し、その大きさや重さに声を上げて驚愕する。その後、夕顔を使った味噌汁、フリッター、豚肉巻き、角煮を一同で堪能することに。収穫時に「想像がつかない」と言われていた夕顔の味とは。
本日の舞台は、山梨県南都留郡山中湖村
本日の舞台は、山梨県南都留郡山中湖村。富士山に山中湖、豊かな自然に囲まれ、
年間40万人が訪れるリゾート地。この地には昔ながらの食べられる夏の風物詩があります。
本日の食材は、「夕顔」
この地域では「ゆうごう」「ゆうご」と呼ばれている。
夕顔はかんぴょうの原料になるものだが、この地域ではかんぴょうにはせずに、
そのまま野菜として食べているという。見た目も普通の夕顔とは違うというのでさっそく畑に行ってみることに。
この富士北麓地域では昔からよく作られているという「夕顔」をさっそく収穫。
夕顔のとっておきの食べ方を地元のみなさんに教えていただきます!
「夕顔の味噌汁」、「夕顔のフリッター」、「夕顔の豚肉巻き」、「夕顔の角煮」など、
宮川大輔とゲストのダイアンでいただきま~す!
富士北麓の夏を代表する味覚「夕顔」
富士北麓地域に昔から伝わる夏の風物詩といえば、夕顔。
「ゆうごう」の呼び名で親しまれる、夏を代表する野菜だという。
「富士北麓地域では、どういうわけか昔から夕顔が作られていて、
今でも3 軒に1 軒は庭先に自分の家のための夕顔を作っているというくらい、
とても身近な野菜です。
おふくろの味とでもいいましょうか、味付けはそれぞれの家庭で違いますが、味噌汁の具にしたり、
炒め物や煮物、あんかけなどにしたりして、よく食べますね」と教えてくれたのは、
JA 北富士 大石支所の外川真佐彦さん。案内された畑には、夕顔の弦を絡ませたトンネルがあり、
1m近くもありそうな大きくて立派な夕顔が、いくつも垂れ下がっていた。
「夕顔はツル科の植物で、昔は、かぼちゃやスイカと同じように地面に這わせて作っていたんですよ。でも、それでは形が悪くなったり、地面に接している部分だけが変色したりして、商品価値が下がるということで、最近では、こういった棚を作って栽培するようになったんですね」。
「夕顔」ゆうごうに含まれる主な有効成分とその働き
◆苦み成分ククルビタシン
同じ仲間のヒョウタンには強烈な苦みの成分、ククルビタシンが多く含まれている為、食用にはなりません。ユウガオはこのヒョウタンから長い年月をかけて苦みの少ない物が選抜されてきたものと言われています。その為、今でも時折この苦みが強く出るものもあるようなので注意しましょう。
このククルビタシンという成分はキュウリのヘタ近くに含まれているものと同じで、沢山食べると食中毒を起こすこともあるとされています。
◆食物繊維
食物繊維には腸内の善玉菌の繁殖を活性化させる働きがあるとされ、コレステロールや老廃物を吸着して便として排出し、動脈硬化、糖尿病など生活習慣病やガンの予防に役立つと言われています。
◆カリウム
カリウムは血圧の上昇を抑えたり、老廃物の排出を助けたりと人間には欠かせません。カリウム不足は夏バテの原因の1つなので、夕顔(かんぴょう)をおいしく食べて夏バテ予防もできますね。