これまで、海外バージン連載を担当し、ついに海外デビューを果たしたY子。そんなY子のもとに、ジェットスターグループ(以下、ジェットスター)からプレスツアーのお誘いが。ジェットスターと言えば、アジアパシフィックで運航するLCCの大手。国内線の路線数は24。国際線も日本とアジア太平洋地域を結ぶ13路線を運航しています。*2019年11月現在
本社はオーストラリアのメルボルン。ということは、今回の行き先はオーストラリア!? と案内を開いてみるとそこに記されていたのは「宮古島」。
沖縄の、宮古島……? 国内じゃないか! だがしかし、よく考えてみると沖縄の本島以外は行ったことがない。そう、Y子は離島バージンだったのです。
さらに案内を見ると「宮古島は秋冬もオススメです!」とのこと。まだ未体験の秋冬の離島。というわけで10月の宮古島に3泊4日で行ってきました! その様子を前後編にわけてリポートします。
ジェットスターの国内線は、出発時刻の7日前から35分前までオンラインチェックインが可能になります。スマホ一つでチェックインできて、そのあとは預ける荷物がなければ、保安検査場に直行すればOK! 「スマホにモバイル搭乗券を送る」を選択すれば、スマホで搭乗までスムーズに行うことができます。便利〜。Y子、個人的に実家の沖縄に帰る際にはいつもジェットスターを利用しているので、この機能は本当に便利です。
さて、成田空港から「下地島空港」までは、午前7時50分発の11時半着のジェットスター323便で行きます。現在は日、月、水、金の週4便運航されています。
で、ここで鋭い方は気づいたかもしれません。そう、成田空港に午前7時50分ってちょっと早いんですよね。だからこそ、空港に向かう行きの電車の中でもチェックインできるのは、気持ちに余裕も生まれます。預ける手荷物がある場合も、オンラインチェックイン専用レーン(成田国際空港と関西国際空港のみ)を利用すれば、もっとスムーズに。これを使わない手はない。
Contents
空港がすでにリゾート…!
フライト時間は約3時間。運がよければ、美しい海に囲まれた滑走路「17エンド」を上から眺めることができます。
下地島空港は、2019年3月30日に運用が開始されたばかりの新しい空港。もともとは、パイロットの訓練飛行用に使われていたそうです。現在、国内線が就航しているのはジェットスターだけなので、広い滑走路を独占! プライベートジェットでやってきたセレブの気分を味わえます。
空港・ターミナルの様子は後編でまたリポートするので、お楽しみに。
「RuGu」でバーベキュー
空港を出た私たちが向かったのは、来間島にあるトレーラーハウス型グランピングリゾート「RuGu」(るーぐー)です。グランピングとは、グラマラス(魅惑的な)とキャンピングを掛け合わせた造語で、アウトドアを楽しみながらホテルのような快適な施設やサービスを利用できる「いいとこ取り」の宿泊スタイルのこと。
ところで、下地島、宮古島、来間島……。あれ? 宮古島に来たはずなのに、すでにいくつも島の名前が出て来たのはなぜ???
実は宮古島は橋で離島と繋がっていて、一番大きな宮古島を中心に、池間島、伊良部島、下地島、来間島を回ることができるんです。それぞれ、おしゃれなお店があったり、開発前で自然が残っていたりと良いところがあるので、お気に入りの島を探してみてもいいかもしれませんね。
RuGuでは、バーベキューを楽しみました。
内容は、アグー豚のステーキ、ワイルドスペアリブ、とろとろ玉ねぎ、丸焼きピーマン、ジューシーしいたけ。しいたけってこんなに美味しかったけ?? と驚いてしまいました。シメは宮古そばを使った塩焼きそばと、デザートにはクラッカーにのった焼きバナナが。
RuGuは「もともとここにあるものを感じてほしいという想いから、できるだけ自然を残した状態の宿泊施設を作った」とのこと。都会の喧騒を忘れてゆっくり過ごせそうでした。
info
トレーラーハウス型グランピングリゾート「RuGu」
沖縄県宮古島市下地来間156−71
http://www.rugu.co.jp
*バーベキューは1日限定10組のため、予約が埋まると日帰りバーベキューでの予約を受け付けられない場合もある。要確認。
インスタ映えする「ゆにの浜」でカヤック体験
2日目の朝、向かったのはビーチ。ここで、カヤックのアクティビティを体験します。目指すのは“幻の島”と呼ばれる、「ゆにの浜」。
「向こうの白い砂を目指します」とはるか遠くを指差すガイドさん。ちょっと遠くないですかー? こぎ出す前から自信を喪失するY子。目の前には青く透き通った宮古ブルーの海。気持ちを切り替えて出発します。そして、パドルで漕ぐ。漕ぐ。漕ぐ。ううう。日頃の運動不足のツケがここに回ってくるとは。
ガイドさんに助けてもらいながら、なんとなくコツがつかめて来たかも?というところで到着です。
伊良部大橋の手前に現れたのは、ホワイトサンドの無人島。海の真ん中にいるような感覚に思わず、全ての疲れを忘れます。
基本的にはリクエストがあれば1年中カヤックに乗ることができるのですが、天候によっては出せないこともあるそうなので、要確認です。
info
宮古島旅倶楽部
沖縄県宮古島市平良字松原840(事業所)
https://www.miyatabi.com/?p=180
ローカステーブルで海の幸をたっぷり堪能
カヤックを楽しんだ後は、ランチへ。今回訪れた「ローカステーブル」は2019年10月1日にシーフードレストランとしてリニューアルしたばかりのレストラン。そのこだわりを、ローカステーブル でホテルローカス支配人に聞きました。
「何か新しいことをやりたいと思っていたところ、漁業権を持っているスタッフがいたので、海で魚を獲ってきて出すのがいいのではないかと。それで、シーフードをメインにしたレストランに変えようということになりました。市場で買ってきた魚介類ももちろん美味しいのですが、スタッフが夜中から明け方にかけて獲ってきた魚が、早ければその日の朝食で並ぶ。そのストーリーごと楽しんでいただけたらいいねと」
試行錯誤を重ねた結果、シグネチャーメニューはパエリアに。「みんなでワイワイ食べられることと、島内で本格的なパエリアを食べられるお店がほとんどないことが決め手になりました。週末には少し贅沢ができるスペシャルランチもあるのでぜひ遊びにきてくださいね」
info
ローカステーブル(ホテル ローカス内)
沖縄県宮古島平良下里 338-40
https://okinawa-uds.co.jp/hotels/hotellocus/restaurant/?loc=cat_loc_locus
360度絶景が広がる「イムギャーマリンガーデン」
お腹いっぱいになったあとは、絶景を楽しめる公園を散策。向かったのは、天然の入り江を生かした「イムギャーマリンガーデン」。ここはシュノーケルのスポットとしても人気ですが、散策コースもあるので、どのシーズンでも楽しむことができます。高さ約30メートルの展望台から見る景色はまさに絶景!
info
イムギャーマリンガーデン
沖縄県宮古島市城辺友利605-2
サトウキビ収穫&スイーツづくり
続いては、オルタナティブファーム宮古で、サトウキビ収穫&スイーツづくりを体験。約1時間半のプログラムで、サトウキビを刈るところから、実際に黒糖を炊くまで行います。
自分の手で炊き上げた黒糖は、今まで食べたことのないような優しい味わい。作り手の個性が出て、世界に一つだけの黒糖になるのだとか。
代表の松本克也さんは、2012年に家族で宮古島に移住。農薬も化学肥料も使用せずサトウキビを栽培し、その黒糖の美味しさを伝えるために、黒糖蜜やキビ砂糖などの加工品の製造も行っています。
info
オルタナティブファーム宮古
沖縄県宮古島市下地字与那覇53
http://alternative-farm.com/business/taiken/
また通いたくなるホッとする空間「ひららバルKOSUMI」
2日目の夜に訪れたのは、オープンから6年目の「ひららバルKOSUMI」です。「地元の食材を使った沖縄料理の定番といえばゴーヤーチャンプルーやラフテーなどがありますが、ここはバルなので島食材を中心に、カジュアルにご利用できるようなメニューを提供しています」と、オーナーの藤田さん。
10年前に東京から単身で移住をして、結婚したという藤田さん。「この場所はもともと妻の母が喫茶店を営んでいたのですが、閉店することになり、改装してバルをオープンしました。『コスミ』はその時の名前を受け継いでいます。昔から宮古で暮らす人は『コスミ』と言えばここだとわかる。それくらい慣れ親しまれている場所なんです」
宮古島の中心街にあり、地元の人、移住してきた人、観光客などさまざまな人が集まるそう。
「ここは今、飲食店の新しい風が吹いてきているエリアのひとつなので、ぜひ遊びに来てほしい。KOSUMIは、みなさんにちょうどいいと感じてもらえることがテーマ。気軽に集まれて、必ず最後はいい気持ちになって帰ってもらえるような場所でありたいと思っています」
info
ひららバル KOSUMI
沖縄県宮古島市平良字下里570
営業時間:18:00~27:00
定休日:月曜日
旅の続きは後編(11月22日公開予定)に続きます。
(取材協力:ジェットスタージャパン、沖縄県・宮古島観光協会、取材・文:安次富陽子)
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情報元リンク: ウートピ
離島バージンY子、宮古島へ。成田から約3時間の非日常は秋冬もオススメだった!