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自分の“色”をどんどん出して! 雑談が面白くなる条件って?【DJあおい】

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【今週のボヤき】

今の会社に転職してきて1年ほどたつのですが、コミュニケーションの仕方が「相手が期待する答え」に合わせにいくコミュニケーションをする人が多くて戸惑っています。

これまでいた会社は、アイデア出しするときでも会議でも自分が思ったことや疑問を投げかけてそれに対してみんなで考える感じだったのですが、今の会社は上の人が気にいるような答えに寄せていくというか、持ち寄りにいく感じで気持ち悪いなと思うし、いつの間にか「自分が間違ったことを言っているのではないか?」という考えに取りつかれてビクビクしています。

自分にとっても組織にとってもあまりよくないなあと思っています。サークルの部室みたいにみんなでわいわいやっていた前の職場が懐かしく、転職を考えています。

会議は何のためにある?

プリンターってあるじゃないですか。

カラープリントにすれば写真のように鮮やかに印刷してくれるパソコンの周辺機器。あれって基本的にインクカートリッジはシアン、マゼンタ、イエローの三色。

たった三色で無限とも言える色を作っているんですよね。

マゼンタとイエローを混ぜれば赤になり、イエローとシアンを混ぜれば緑となり、シアンとマゼンタを混ぜれば青となり、三色混ぜれば黒となり、そしてその配合によってさまざまな色を作り出し、写真のように鮮やかな色彩を表現しているわけです。

議題っていわばまだ色付けしていない線画の下書きみたいなもので、それをどうやって色付けしていくのかをみんなで寄ってたかって会議するわけじゃないですか。

全員が同じ色を持ち寄ったら一色しかできないんですよね、二色でも全然物足りない、シアン、マゼンタ、イエローの三色あって無限の色ができ、その議題は青写真ではなく鮮明なカラー写真をプリントアウトできるというわけです。

会議は“大人の本気の雑談”

コミュニケーションって、誰が正しいのかを競うものではないと思うんですよね。

自分の主張を押し通すものでもなければ、相手の主張をたたくものでもなく、誰の主張が良いとか悪いとか、勝ったとか負けたとか、そういう競技みたいなものではなくて、お互いの主張を尊重し合い融合させて、全く異なる色を作っていくことだと思うんです。

それは普段「雑談」というコミュニケーションでやっていることなのですが、雑談の何が面白いかって、お互いの色が混ざり合い、お互いが予期せぬ新しい案が生まれることだと思うんです。

まぁ雑談なので突拍子もない笑い話にしかならないものが多いのですが、あれこそが一人では絶対に作ることができない「創造」なんですよね。

自分だけでは表現することができない色が生み出される快感、それがコミュニケーションの本質であると私は思っています。

会議なんて「大人の本気の雑談」みたいなものじゃないですか。

だったらどんどん違う色を出さなきゃもったいないんです。

たとえその色が間違っていても、誰かの色と混ざり合い、鮮やかな色を生み出すかもしれないんです。

正解なんて探さなくてもいいんですよ、自分の色を差し出せばいいだけなんですよ。

情報元リンク: ウートピ
自分の“色”をどんどん出して! 雑談が面白くなる条件って?【DJあおい】

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