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脱・二重あご! フェイスラインをスッキリするツボ&マッサージ【鍼灸師が教える】

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「鏡をみるとふと、顔のむくみかたるみか太りすぎか、フェイスラインがぼやけて、二重あごになっていることに気づいてがく然とした」という読者のお悩みが届きました。

ケアする方法はないものかと、鍼灸師で太子橋鍼灸整骨院(大阪府守口市)の丸尾啓輔院長に尋ねたところ、「顔や首にあるツボを刺激してマッサージをすると、老廃物が流れやすくなります。フェイスラインをスッキリさせると二重あごが目立たなくなるでしょう」と話します。詳しい方法を聞いてみました。

二重あごは「気・血・水」の滞りのサイン

はじめに丸尾さんは、二重あごのケアについて、こうアドバイスをします。

「顔やあごのたるみは、東洋医学で言う『気・血(けつ)・水(すい)』という体を巡る3つの要素のうちのどれかが滞っていることのサインという見かたができます。顔や首にあるツボを押して、巡りを促しましょう。

紹介するツボケアとマッサージの際にはいずれも、口の周囲や歯を食いしばるなどの力を入れないで、脱力して行ってください。また、行うタイミングは、いつでも思い立ったときでよいのですが、顔がむくみやすい朝や、血流がよくなっている入浴中やお風呂上りに行うと効率的でしょう」

あごの中央と骨のきわ、頬骨の下のツボを指圧

(1)ツボ・廉泉と上廉泉(じょうれんせん)を刺激する

「廉泉」も「上廉泉」もあごの下にあるツボで、「廉」には角、すみ、舌、「泉」には水源という意味があります。エネルギーが湧き出る場所とされる、のどぼとけの上であごのつけ根にあるツボが「廉泉」、そこから少し口のほうに移動したところにあるくぼみが「上廉泉」です。「かみれんせん」と呼ぶ人もいます。

この2つのツボのすぐ奥には、唾(だ)液を分泌する「顎下腺(がっかせん)」があり、刺激をすると唾液が出て口の中の保湿や口臭の予防にも働きかけます。フェイスラインと口の周囲の「気」や「水(すい)」の巡り、リンパの流れを促すツボです。

<ツボ「廉泉」「上廉泉」の位置>

廉泉・上廉泉 [1]

廉泉…のどぼとけの上のほう、首とあごの境目のくぼみ。

上廉泉…あごの先の手前のくぼみ。

<刺激法>

廉泉・上廉泉の押し方[1]

「廉泉」も「上廉泉」も、両方のおや指を重ねて、あご先に向けて押し上げるようにそっと、ひと押し5~10秒ほどの刺激を3~5回くり返します。力を入れないことがポイントです。唾液が出る感覚があるでしょう。

次に、廉泉から上廉泉にかけて、おや指の先で、5~10回ほどそっとさすりましょう。

(2)ツボ・頬車(きょうしゃ)を刺激する

「頬車」の車は、東洋医学では下あごの関節を示します。つまり頬車とは、頬と下あごの関節の働きに関わるツボを表わすと言われます。二重あご、頬やあごの疲れ、腫れ、こわばり、歯の痛みなどの改善に作用します。

<ツボ「頬車」の位置>

頬車2[1]

耳のつけ根とあごの角の間にあり、口を開けるとへこみ、歯を食いしばると出っ張る部分。左右にあります。

<刺激法>
ひとさし指となか指とくすり指を揃え、それらの腹で、気持ちが良いと感じる強さで左右同時に5~10秒ほどの刺激を3~5回くり返します。くるくると回してもよいでしょう。左右のうち、どちらかに違和感があれば、そちらを数回、多く刺激してください。

(3)ツボ・下関(げかん) を刺激する

「下関」は、耳の穴から3~4㎝ほど前方の頬骨のすぐ下に位置します。頬骨は関骨とも言われ、その下にあることから下関と呼ぶとされています。顔のむくみ、たるみのほか、あごの痛み、歯や歯ぐきの痛み、耳鳴りなどの緩和に作用します。

<ツボ「下関」の位置> 

下関2[1]

耳の穴から鼻の方へ、おや指以外の4本の指の幅の分ほど移動した頬骨の下。口を開けると骨が盛り上がってあたる部分。左右にあります。

<刺激法>
ひとさし指となか指とくすり指を揃え、それらの腹で左右同時に、口を閉じて、気持ちが良いと感じる程度の強さでひと押し5~10秒ほどを3~5回くり返し刺激します。くるくると回してもよいでしょう。左右のうち、どちらかに違和感があれば、そちらを数回、多く刺激してください。

(4)あごつまみほぐし

おや指とひとさし指であごをつまむようにはさみ、左右同時に、耳に向かって少しずつ移動させます。3~5回くり返します。左右のうち、どちらかに違和感があれば、そちらを数回多めに行ってください。

(5)首さすりマッサージ

右の頬車(2を参照)のツボから首筋に沿って、ひとさし指、なか指、くすり指の3本の腹で、右の鎖骨の上のくぼみに向かってそっとさすりましょう。5~10回ほどくり返します。左も同様に行いましょう。血流やリンパの流れを促します。

最後に丸尾さんは、姿勢などの習慣についてもこう指摘をします。

「二重あごやフェイスラインのたるみの原因には、スマホの操作を長時間している、猫背、歯を食いしばるクセがある、食べすぎなど、外因的なこともあるでしょう。合わせてそれらを見直すきっかけとしましょう」

さっそく試してみると、まず唾液がふんだんに出てくることに気がつきます。それが面白くて1週間ほど続けていると、あごの動きがスムーズになって顔のむくみが緩和され、フェイスラインが引き締まったように感じます。姿勢を正す意識も高まりました。デスクワーク中やバスタイム中に実践しやすいこともあり、継続していきたいものです。

(構成・取材・文・イラスト 藤原 椋/ ユンブル)

情報元リンク: ウートピ
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