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歯を大事にしてこなかった僕がやってよかった歯のメンテナンス

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コラムニストの桐谷ヨウさんによる新連載「なーに考えてるの?」がスタートしました。ヨウさんがA to Z形式で日頃考えていることや気づいたこと、感じたことを読者とシェアして一緒に考えていきます。第19回目のテーマは「T=teeth(歯)」です。

人生100年時代…無視できない歯のこと

人生において数少ない後悔をしていることは、歯を大事にしなかったことです。

28本中、8本に銀歯が入っているし、下の第7歯は左右ともこの歳でインプラントになっています(あるあるだが、オヤシラズにやられた)。上の第4歯は根本は残っているけど、ジルコニアのクラウンを使っていて自前の歯じゃないんすよねー。大人になってから歯科医師につぎ込んだお金は、それだけで70万円を超えてます。

さて、言うまでもなく歯を削ってしまうともう元に戻らないし、どんなにきれいに詰めても、また虫歯になる可能性が残る(二次カリエス)*。実は虫歯よりも怖いのは歯周病で、歯茎の奥、骨をやられてしまうと、もう手の打ちようがないわけです。

「8020」というキーワードは、80歳で20本の自前の歯を残そうぜ!という運動なのですが、これは本当に大事なことだと思います。歯は飲食の充実感に関わるだけでなく、全身の健康にも影響を与えるとも言われています。というか事実でしょう。**人生100年時代のなかでどれだけ自前の歯を大事にできるかは、人生の質に直結するのであります!

*https://clinica.lion.co.jp/oralcare/otona_mushiba.htm
**口腔の健康状態と全身的な健康状態の関連(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-01-006.html

フロスは習慣化できなかったけど…

小さい頃から「歯を磨きなさい」と口をうるさく言われてきたけれど、いま思えば大人もちゃんとした歯磨きをわかってなかったな、と感じる。

そもそも論として、歯ブラシだけを使った歯磨きは、不完全なんです。というのも、歯ブラシだけで除去できるプラーク(ネバネバした細菌の塊のようなもの)は6割程度なのです。参考までに歯科の世界で超有名な研究では、歯ブラシとデンタルフロスを組み合わせて、プラーク除去率が86%。歯ブラシと歯間ブラシを組み合わせて、除去率が95%になるみたいです。ちなみに虫歯の予防には、「プラークの機械的な除去」がかなり重要だと言われております。*

歯科医や歯科助手の知り合いがいる人は聞いてみてください。全員が例外なく「フロスは使うべき」と、わりと熱量高めで口をそろえて語ってくれます。臨床の経験から思うところがあるんでしょう。

といいつつ、個人的にはフロスは習慣にすることができなかったんですよね。歯間に糸を通すのがむずかしく、やっと通ったと思ったら歯茎にアタックして超痛かったり、何よりもめんどくさい! そこで取り入れたのがウォーターピック。強烈な水流を歯間に流し込んで、清掃する器具です。俺はドルツの「ジェットウォッシャー」を使っています。

これはやり始めた人にとってはクセになってしまう独特の爽快感があるんですよね。口の中、歯の隙間を、ぜーんぶ水洗いした爽快感。たまらないです。とはいえ、歯間のプラーク除去のエビデンスは弱くて、デンタルフロスや歯間ブラシを使う方がベターだと言われています。個人的には、かかりつけの歯科医師に「やってなかった頃よりはマシになってる。」という言葉をいただいています。まぁ、それまでが「根本と歯間の磨きがひどすぎる」ようだったのですが。

で、最近は歯間ブラシを習慣にすることができています。超極細のサイズ感で、ゴムタイプを見つけたのですが、なかなか使い勝手がよろしい。歯間で引っかかるサイズ感は不快感が強いし、それが金属製だと傷つけてるような感じがして、なかなか好きになれなかったのですが、これならゴッシゴシ歯間を磨くことができます。ドラッグストアで手軽に買えるのもポイントが高い。

*https://www.lion-dent-health.or.jp/labo/article/care/02.htm

歯のお掃除のアウトソーシング化

と、ここまでセルフケアを書いたんだけど、どうしても習慣にできない人はいることでしょう。そういう人は歯科医院を頼りましょう。毎日の歯磨きで除去できなかったプラークがいろいろな悪さをしますし、溜まっていった歯石がこれまた悪さをします。こまかいことは覚えなくて良いです。どれだけセルフケアをしようと完全には悪い物質を除去しきれないので、歯科医院で除去してもらう必要があります。その量がとんでもなく多いか、少なくて済むかの差です(乱暴に言っていますが、ケアが不要とは言っていません)。

つまり、3ヶ月に1回を目安に、歯医者に通ってクリーニングしてもらうことをルーティンにしましょう。どんなに頑張っても歯石は歯科医院に行かないと取ることができないのですから。要は「歯のお掃除のアウトソーシング化」です。

めんどくさいとか言わないでください。当たり前のこととして生活に組み込んでください。これだけで歯のトラブルが発生するリスクは著しく減少するのですから。

保険の適用範囲になるかは曖昧なところで、歯周病の「治療」目的だけのようです。たとえば「予防」とか「着色落とし(審美目的)」については、保険の適用外=自費になります。だいたい3ヶ月周期くらいならば、保険でイケるっぽいですけどね。

ただ、もっと頻繁にクリーニングをしたい、もっと審美的にキレイにしたい。そういう場合はPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)、あるいはエアフロー(歯面清掃を行う機械の一種。細かなパウダー粒子をジェット噴射で歯に吹き付けて歯にこびりついた汚れを落とす)を自費で受けるのが良いでしょう。特に俺はエアフローが効果が絶大で大好きです。

おおよそ5,000円〜10,000円の値段がついていますが、探せば数千円で施術をしてくれる歯科医院も見つかります。コーヒーやタバコだけでなく、カレーやワインはびっくりするくらいに歯を黄色くしています。数ヶ月に一回、エアフローを施術してもらうだけで、口元の印象が大きく変わるはずです。

歯の健康と、審美性。口元が汚いと、老けて見える。数年前に自身で痛感してから、少しずつととのえている今日この頃です。

情報元リンク: ウートピ
歯を大事にしてこなかった僕がやってよかった歯のメンテナンス

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