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川村エミコ、フィッシング詐欺に遭いました

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お笑いコンビ「たんぽぽ」の川村エミコさんによる連載「今日も今日とて、もがいてます」。川村さんの日常に巻き起こる小さな出来事から、衝撃の事件(!?)まで。川村さんのユニークな視点で綴っていただきます。第2回は、フィッシング詐欺被害にあって気づいたことについてです。

まさか、が頻繁に起こります

「まさか、自分が!?」ってこと、たまにありますよね。わたしの場合は頻繁に起こります。不運を吸い寄せる体質なのかな?と思ってしまうくらい、よく起こります。

今年に入ってカードを2枚同時に不正利用されました。

初めにお伝えしておくと、自業自得です。

フィッシング詐欺だと気づけず、カードの番号を入力してしまったんです。しかも2枚。1枚目の入力後に、画面が元に戻ったので「登録できてない!」と焦り、2枚目のカード番号もまんまと入力してしまいました。

オフィシャル感満載の精密画面、今思い出しても、ただでさえ奥歯のようなガタガタした顔がさらに歪みます。

1枚で終われるところ、2枚行っちゃうのがわたしです。とことん登録です。「引き落とし出来なかったら、困るわ!登録しなきゃ!」で、じゃんじゃん登録です。カードを3枚待っていたら、3枚登録したでしょうし、4枚待っていたら4枚登録していました。2枚でよかったと心から思っております。

その後、不幸中の幸いとはまさにでして、カード会社がすぐに気づいてくれて会社に連絡をしてくださり、翌日にはフィッシングメールだと判明しました。

カード会社、さまさまです!

以下、こんな流れでございました。

マネージャーさん「川村さん、会社にカード会社から連絡がありました」

川村「?」

その電話の時点でまだ「はて?」です。

鈍いもんです。鈍いったらありゃしないです。

すぐにカード会社さんに折り返しの電話をしました。(以後、カード会社さん→カ、川村→川)

「川村さん、昨日、深夜の3時頃に買い物されましたか?」

「寝てました。昨日は疲れていて」

「疲れていて」は余計な情報です。余計なこと言ってしまったなぁと反省と後悔がよぎる中、カード会社の方がおっしゃりました。

「川村さんのカードが不正利用されています」

「えええー!!」

心の中で思いっきし叫びました。

「スぺぺぺぺぺ!」という長年やっている空気を変えるギャグがあるのですが、いざ!本当に空気を変えたい時は出てこないことが判明した瞬間でもあります。

加速する動揺と緊張

胸が自分でもわかる程にドキドキし始めて、明らかに動揺スタートです。ここんところ恋愛もしてないので、自分のドキドキにドキドキしてしまい、ドキドキの加速が始まりました。

「えー!それはどうしましょう。えっと……」

動揺するわたし。カード会社の方の存在がとても頼もしく感じました。

「何かカード番号をネット上で入れたりしましたか?」

「昨日、〇〇から来たメールにアクセスして入力しました!」

「それです!」

「?」

「フィッシングメールです」

「!? あっつ、えっつ、、おっつ」

本当に「あっつ、えっつ、」と言っておりました。明らかな動揺が伝わったのでしょう。

「大丈夫ですよ。落ち着いてください。お客様だけではないですよ。止めておきましたので」

電話の向こうの声がひときわ優しく聞こえました。そのまま再発行やらの手続きも手配してくださいました。カード会社の方がとても優しくて天使のようでした。

しかし、ホッとしている場合ではありません! わたし、昨晩2枚入力しています。もう一つのほうにも確認しなくては!

詐欺なの? 詐欺じゃないの?

川村、すぐに電話です。

「昨日フィッシングメールに入力してしまい、しかも2枚分のカード入力してしまい、 1枚目のところから不正利用があった連絡があったので、お電話させていただきました」

大変な時こそ、ちゃんとしていたいタイプなのですが、まさにそれで、フィッシング1件確定中の私の心はヘロヘロモードですが、とても冷静にしっかりしなくてはと、自分の声を確認しながら電話していました。

振られた次の日こそ明るくいたいタイプです。仕事が大変な時こそ化粧も洋服もピシッとしたいタイプです。はい。

2枚目のカード会社の方「そのような事はないようです」

「確認していただけますか?」

2枚目のカード会社の方「こちらに報告はないようです」

「そうですか。ありがとうございます」

と言ったものの「いや、そんなはずはあるまいっ! だって、私はしっかりと入力したのだから! 1枚目と同じように!」という気持ちでグワングワンしてたところ、知らない番号から着信が!!

地方からの番号っぽく、昨日自分の電話番号ももれなく入力済みのわたしは、もし詐欺グループからの電話だったらどうしよう!の最悪パターンが浮かび、一度出ずに切れるのを待ちました。そして、その電話番号をネットで検索。2枚目のカード会社さんからと判明っ!

「なんじゃい!出ればよかった!」

自分に「なんじゃい!」です。

「エミコよ。この冷静さは大事よ」と言い聞かせて、すぐに折り返します。

しかし、混み合っておりますのアナウンスで20分待機。

「タイミングもブスで嫌になるぜ! くはっ!」となりながら、待機。待つのは得意なはずなのですが、この時間がものすごく長く感じました。

そして、その時は突然やってきます! バンザーイ!! 繋がりました。振られた次の日こそ明るく振る舞うわたしは冷静で丁寧です。

「お電話いただいたので、折り返させていただきました。カードの不正利用の件でしょうか?」

「はい。不正利用されていたようです」と2件目のカード会社さん。

「ほらほらほらー!そうでしょうがよぉ〜〜〜!」

心の中でフィッシング詐欺1件確定中のえみちゃんは叫びました。

「ほれ見たことか!」です。

何が「ほれ見たことか!」なのですが、詐欺にあっていない方が120%良いのですが、「2枚目確定!!」とガッツポーズです。

もう訳がわかりません。

カード番号を2枚入力してしまった話と1枚目のカード会社さんから連絡があり、不正利用されてしまったことを把握している件をお伝えしまして、再発行の話までできました。こういう予感は当たります。悲しいかな、ことごとく当たります。

kawamura

こっちも強力!あっちも強力!

2カード会社さんとのやり取りの後、不安なIDとパスワードを見直しました。

気持ちが焦ってテンテコ、テンテコ舞っていたので、一旦、落ち着こうと飲んだお茶が身体に良いまずいお茶で勢いよく吐き出しました。自分で淹れておいて「そりゃ、ないぜ!」なのですが、カードのことで頭がいっぱいでして、すっかり忘れていました。そんなことはどうでもいいのです。

Facebookの友達承認もそうなのですが、日本にいる時は、知らない人から友達承認来ても「承認するのはちょっと、他人ですし、ごめんなさい」とお断りボタンを押しているのですが、海外にいる時に友達承認が来るとなんだか急に心が広くなり「日本人 皆 友達!」な気持ちになりまして、「承認、承認、承認、承認!」と連打承認したりする極端な部分を持ち合わせていまして、パスワードに関しても、「もうこうなったら、自分でも分からないのにしてやろう!」と急に極端エミちゃんな部分がムクムクと出てきまして、独自のパスワードではなく【強力なパスワード】を選択。

「強力!強力!強力!強力!こっちも強力!あっちも強力!」

今では全て、自分でもパスワードが分からない状態にしました。自分も開けないのだから、誰にも開けないだろう!! ぶはははは。ぶははははは〜〜。詐欺グループめ!!です。

昔から通常モードでの「不安顔」が原因で、渋谷のキャッチでまんまと20万円はする美容液を購入したり、あれよあれよで着物40万円や、事故から私を守ってくれる宝石60万円などを次々契約してしまっていたとばかり思っていたのですが、今回顔は関係なかったです。

「あ、カード使えなかったら困る!」いう不安から、「引き落とし出来るように、登録しなくちゃ!」の思い込みで、詐欺の罠に自業自得で勢いよく飛び込んでしまいました。

不安なのは「顔」だけではなかったのです。気持ちもすぐ不安になってしまうことで今回、このようなことになってしまったと判明いたしました。

よく心が顔に現れるといいますが、逆もあり得る事が判明しました。

写真を見直すと元々不安顔でございますので、元々のこの顔が心を不安にさせていってしまったのかと思われます。発見!です。

自分は不運を吸い寄せる体質だと思っていましたが、不運を吸い寄せていたのは実はこの顔だったのです!

フィッシング詐欺で判明致しました。ありがとう!フィッシング詐欺!

将来電話の詐欺など引っかかってしまいそうな予感もビシバシしております。またまた不安が押し寄せてきました。そして、さらに不安顔になります。不安の心と顔のループが止まりません。

疲れている時こそ不安な気持ちは溢れ出て来ますので、気を付けたいと思っております。

「何も無いかもしれないけど、何かあるかもしれない!」とは思って、覚悟し過ごしていきたいと思います。

みなさんは大丈夫かと思いますが、どうかお気をつけくださいませ。

情報元リンク: ウートピ
川村エミコ、フィッシング詐欺に遭いました

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