“国民的マスク”といわれるほど大人気となったユニクロの「エアリズム マスク」。発売日には長蛇の列ができ、あらためてユニクロ製品に対する信頼の高さを実感することとなりました。
そのマスクは肌に触れる部分に、汗ばんでもサラサラな肌ざわりをキープするエアリズムが使われているわけですが、エアリズムは「夏に着るインナー」というイメージをお持ちの人がほとんどではないでしょうか?
実はエアリズムは夏だけでなく一年中販売されており、最近は冬も愛用する人が増えているってご存知でしたか? そこには室内と屋外の温度差によるストレスを軽減するユーザーの工夫が見られました。
2012年に誕生、2018年頃に店舗の在庫を拡大して展開
ヒートテックに並ぶ機能性インナーとしてエアリズムが誕生したのは2012年。以来、高温多湿な日本の夏において、衣服内の湿度を抑えてムレや不快感から開放されるインナーとして支持されています。夏だからこそ、服の下にインナーを重ね着するという習慣を定着させたのは、エアリズムの大きな功績といえます。2012年の発売時から大型店やオンラインストアでは年間通して販売されていましたが、「2018年頃から秋冬にエアリズムを購入したいとのお客様のご要望が多くなり、店舗の在庫を拡大して展開しています」(ユニクロPR)。
年間通して着用したいと思わせる理由は、一度着たら実感できるそのシルクのようななめらかさ、着ていることを忘れるくらいの軽さ、おしゃれの邪魔をしない薄さ、動きやすい高いストレッチ性にあるよう。
「エアリズムはドライ性、吸湿放湿性といった汗処理機能が高いだけでなく、365日、あらゆる環境で快適に着用いただけるように商品開発をしています」(同)というのも納得。そもそも「エアリズム(AIRism)」という名は、「空気のリズムを整える」ことに由来するそうなので、年間着用できる機能を備えているというわけです。
購入者からは「冬でも汗をかくから汗対策は必要」「肌ざわりが気持ちいいから、一年中着ている」という声が多く届いているとのこと。確かに、冬だからといって誰もが防寒第一というわけではなく、職種や環境によってインナーに求める機能も異なります。例えば、屋外では厚手のセーターに防寒肌着で良かったけれど、暖房のきいた室内や乗り物の中では汗ばんで服の中が蒸れてしまったという経験をした人も少なくないのでは。
そんな時こそ服の中の湿度を整えるエアリズムの力が発揮されるということ。汗を速く乾かす速乾性は運動時こそその機能を発揮するので、ウオーキングやヨガなどの時はスウェットパーカーの下にエアリズムを着るという人も多いようです。
来春は「エアリズム コットン」のレディースも登場
エアリズムの中でも秋冬シーズンに人気の商品を教えていただきました。上記の「肌ざわり(平滑性)がよい天竺タイプ」(同)。さらに、今年初めて登場したエアリズムコットン(表面がコットン、裏面がエアリズム)のインナーも、シャツやニットの下など幅広く着用できると好評とのこと。現在はメンズのみの展開ですが、好評を受けて来春からはレディースの展開もスタートするそうです。「冬にもエアリズム」が冬を快適に過ごすための新しいスタンダードになりそうですね。
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情報元リンク: ウートピ
夏だけじゃもったいない…! 冬もエアリズムが人気の理由