セミナーや勉強会などに参加することがあるのですが、ほかの参加者とつながるのが苦手です。勉強は好きなので学ぶこと自体は構わないのですが、そういった会に参加すると必ずと言っていいほど「隣の人と自己紹介をしましょう」「名刺交換して仕事につなげましょう」と言われることが多く、その時間が苦痛で仕方がありません。
「仲良くなることが目的なの?」「いつまで学校のノリをひきずってるんだか」とうんざりします。
仕事をお願いしたかったら、今の時代はいろいろなツールがあるので正攻法でお願いすればいいやと思い、セミナー後に講師の前にずらっと並ぶ名刺交換の列にもいつの間にか並ばなくなりました。勉強や新しい情報を取り入れたいとは思うのですが、馴れ合いにも見えるやりとりが苦手でそういう集まりからも足が遠のいています。私はひねくれているんでしょうか?
「勉強しなさい!」と言われるとやる気がなくなる
例えば親に「勉強しなさい!」と言われると途端にやる気がなくなる。そんな経験は誰しもがあることだと思います。
あれって勉強がやりたくないわけではないんですよね、自発的にやりたいだけなんですよ。
自発的にやることで自信に繋がる、誰にも指示されずに自分の意思でやったという勲章が欲しいんです。
その勲章を集めることによって自立心は確信に変わっていくわけで、その自立心の邪魔をしてほしくないだけなんですよ。
親に指示されて勉強をしたとして、それは親の指示に従っているだけで自分の自立心の証明にはならないから反発心が生じてやる気がなくなるというわけです。
自分の意思でつながりたい
ご相談の件もそれと同じで、自己紹介や名刺交換等は自発的にやりたいんですよね。
自分が必要だと思ったタイミングで、自分が必要だと思った人と、自分の意思でやりたい、ただそれだけのことなんです。
べつに自己紹介がしたくないわけではなく、べつに名刺交換がしたくないわけでもなく、それくらい自分の意思でやらせろよ、という自立心が反発心に変換されているということです。
上手な講師だとそれ等の必要性をわかりやすく説明して肝心の行動は本人の自立心にお任せするのですが、下手くそな講師だと行動自体を指示して自立心を奪い依存させてしまう傾向があります。
自己紹介や名刺交換ならまだいいのですが、いきなり「さあ!隣の人を褒めましょう!」とか言い出す「酔っ払ってんのか!?」と疑いたくなるような講師もいますからね。
そんな指示に従って褒め合っている光景はちょっとヤバいカルトな集団にしか見えません。
自立心がある人なら反発心が生じて当たり前だと思いますよ。
反発心が生じるのは自立している証し
そもそもセミナーや勉強会って、自分にとって必要な情報を収集しているだけであって、全てを鵜呑みにしているわけではないんですよね。
必要のある情報だけインプットして必要のない情報はスルー、その取捨選択の権利は各々が持っていて然るべきもので、その権利を奪うような指示はセミナーでは本来タブーであるものなんですよ。
むしろ反発心が全く生じない従順な人の方が人として問題(依存体質)。
反発心は生じるのは自立心がある証し。
指示や強要に対して反発心が生じる方が人として健全であると私は思いますけどね。
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情報元リンク: ウートピ
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