
映画『君のクイズ』の公開後“特別御礼”舞台挨拶が行われ、主演の中村倫也さんと、今回の作品のイベント初登壇となるムロツヨシさんが登壇しました。
原作は、『ゲームの王国』『地図と拳』で知られる小川哲さんによるベストセラー小説。クイズ番組で問題を一文字も聞かずに正解する“0文字解答”の謎を追う物語として話題を集めています。
この日は、作品を鑑賞した観客への感謝を込めて開催された特別御礼舞台挨拶。約20年来の親交がある2人だからこそ飛び出す撮影秘話やプライベートトークをLOCARI編集部がレポートします。
Contents
ムロツヨシさんが本作イベントに初登壇!観客との掛け合いでスタート
「ムロさーん!」の呼び込みに笑顔で登場

イベント冒頭、中村さんは観客に向かって「みんなで呼ぼう!一緒にお兄さんを呼ぼう!」と呼びかけます。観客からの「ムロさーん!」という声に応える形で、ムロさんが登場しました。
ムロさんは「子供番組みたいな呼ばれ方で出てきましたけど(笑)」と笑顔を見せ、冒頭から中村さんとの軽快な掛け合いを披露。
ムロさんが挨拶の途中で「ちょっと上のギア入れました。突然入りますから気をつけてください」とコメント。すかさず中村さんが「2個しかないんですか!」とツッコミを入れ、約20年来の付き合いを感じさせる息の合ったやり取りでイベントが始まりました。
ムロツヨシさんが劇場で鑑賞「なんていい映画なんだと思いました」
公開後に一人で劇場へ足を運んだことを告白

本作のイベントに初参加となったムロさんは、これまでコメント動画などを通じて作品に参加していたことについて「一方的に映像を送りつけて、客席の皆さんがどんな反応をしているのかわからないままやっていました」と振り返ります。
完成試写会にも参加できなかったことから、公開後に自ら映画館へ足を運んだそうで、「最初はお客さんと一緒に観たいと思ったんです。5月30日に東京で一番混んでいる回の、一番後ろの席を選んで一人で観に行きました」と明かしました。
吉野耕平監督の演出についても、「スクリーンの間やテンポを大事にされる監督なので、映画館で観たかった。なんていい映画なんだと思いました」と、作品への思いを語りました。
「ムロツヨシむかつくわー」がうれしかった理由
劇場で作品を観たあと、前を歩いていた観客の会話が耳に入ったというムロさん。「若いご夫婦かカップルが『ムロツヨシむかつくわー』って言いながら帰っていったんです」と当時を振り返ります。
演じた坂東秀彦というキャラクターがしっかり届いていたことを実感したそうで、「役者冥利に尽きるなと思いました」と笑顔を見せました。
「ここ数作品で一番練習した」緊張感あふれる撮影を振り返る
長回しシーンで感じたお互いの覚悟

劇中では、中村さん演じる三島玲央と、ムロさん演じる坂田泰彦による心理戦が見どころのひとつ。中村さんは印象的な長回しのシーンについて、「実際の尺でも10分くらいあるんじゃないですか」と振り返りました。
さらに、「久々にムロさんが練習したっていうのを聞いて、よかったなと思いました」と話すと、ムロさんは本読みの際に早口でよどみなく読んでほしいという監督の言葉をきっかけに、本番でも同じ熱量で臨まなければと感じたことを告白。
「ここ数作品の中では一番練習したんじゃないかな」と明かし、役として対峙するシーンへの真摯な姿勢をのぞかせました。
「仲良しこよしでは成立しない作品だった」

中村さんは今回の共演について、「仲良しこよしではなく、ちゃんと台本を成立させるという緊張感がありました」とコメント。長年の親交があるからこその安心感だけでなく、作品の中では役者同士として真正面から向き合う時間があったそうで、「こんな対峙が成立するんだとしびれました」と振り返りました。
「僕をイラつかせるの日本一うまい」印象的な廊下のシーンを語る
2人がそろって挙げたお気に入りシーン

観客から「お互いの演技で印象に残っているシーンは?」という質問が寄せられると、2人とも劇中の廊下のシーンを挙げました。
ムロさんは「もっとイラつかせたいと思っていました。イラつかせればイラつかせるだけ三島は帰れなくなるので」と役づくりについて説明。アドリブは一切なかったものの、その場の空気によって言い方や間を変えていたことも明かしました。
「今もムカついています(笑)」

中村さんも同じシーンを挙げ、「僕をイラつかせるの日本一うまいんで」とコメント。
さらに「常にどしんと重いものを乗せられている感覚があったんですけど、一番はやっぱりあの廊下のシーン。今もムカついています(笑)」と語り、長年の関係性があるからこその率直なやり取りを見せました。
誕生日プレゼントトークで見えた20年来の友情
ナマケモノのぬいぐるみをプレゼントした理由

後半では、プライベートな交流についての話題も。中村さんは以前、ムロさんへナマケモノのぬいぐるみをプレゼントしたそうでムロさんはなんでナマケモノのぬいぐるみを中村さんが贈ったのかずっと気になっていたそう。「ムロさんの家って人がたくさん集まるじゃないですか。その一角に置いたら落ち着くかなと思って」と理由を説明しました。
するとムロさんは「ずっと寝室にいたんですけど」と明かし、「これを抱きついて寝てることを言ったら恥ずかしくなってきた」と照れ笑い。作品の中で見せた緊張感のあるやり取りとは異なる、2人の自然な関係性が垣間見えました。
ムロツヨシさんからはピザカッターをプレゼント

一方、ムロさんは中村さんへのプレゼントとして、もり箸と木べらとピザカッターを用意。
「料理をするのが好きなのと、せっかくグルメでピザを切るのが上手だったので」と理由を語ると、中村さんも笑顔に。長年の付き合いがある2人ならではの、相手をよく知っているからこそのプレゼント選びに、温かな空気が流れました。
最近の選択ミスは?観客からの質問に2人が回答

「僕、正解しか出さないからな」と中村倫也さん
観客から「この映画は人生の選択がテーマですが、最近の選択ミスはありますか?」という質問が寄せられると、ムロさんは「倫也は失敗するイメージがない」とコメント。
それを受けて中村さんも、「僕、正解しか出さないからな」と返し、ムロさんがマスコミがPCに打ち込み様子のジェスチャーをして会場を和ませました。
その後、中村さんは最近の出来事として、「いつもの駐車場が使えなくて、ぐるぐる回って駐車場に車を止めて歩いて行ったら、目的地のすぐ隣に駐車場があったんです」とエピソードを披露。思わぬ遠回りをしてしまった“選択ミス”を明かしました。
ムロツヨシさんは「2時間なくなっちゃったな(笑)」
一方のムロさんは、食事中に声をかけられた際の出来事を振り返ります。お客さんに話しかけられて1-2問質問に答えていたところ、そのまま質問と相手のエピソードトークが続き、気づけば2時間が経過していたそう。「まあ楽しかったですけどね。2時間なくなっちゃったな」と話し、会場を笑わせました。
ムロツヨシさんが劇中で食べていたお菓子の話題に
ムロツヨシさんはポテトチップス派

まずムロさんは、「我慢しますけど、ポテチですよね」と回答。
コンソメ味や塩味など、その日の気分によって選んでいることを明かしながら、「いいスーパーで売っているアメリカンなやつ」とお気に入りのタイプについても語りました。
するとムロさんが「大人の事情で大丈夫かな?」と心配そうに反応し、会場は笑いに包まれます。
それに対し中村さんは、「大丈夫です。同じ画角に入らないようにしていますので」と冷静に返答。
中村倫也さんは迷わず「ひとくちルマンド」

続いて中村さんは、「僕はひとくちルマンドを」と回答。
現在ルマンドのCMに出演している中村さんらしい回答に、2人のユーモアある掛け合いが生まれました。
ムロツヨシさんはまさかの「焼きおにぎり」も
さらにムロさんは、「お菓子って言えるのかな」と前置きしながら、「僕は、焼きおにぎりを」と回答。
ムロさんは、焼きおにぎりのCMに出演中。結果的に2人とも自身がCM出演する商品を挙げる形となり、会場からは再び笑いが起こりました。
映画『君のクイズ』を劇場でチェック
作品への思いと、2人の信頼関係が伝わる舞台挨拶に

作品の裏側や撮影秘話はもちろん、プライベートな交流エピソードまで飛び出した今回の舞台挨拶。約20年来の友情が感じられるトークの数々からは、お互いへの信頼とリスペクトが伝わってきました。
“0文字解答”という前代未聞の謎を軸に、人の思考や人生そのものに迫る映画『君のクイズ』。気になる人はぜひ劇場でチェックしてみてください。
映画『君のクイズ』作品概要
原作:小川哲『君のクイズ』
出演:中村倫也、ムロツヨシ ほか
全国公開中
The post 中村倫也さん「僕をイラつかせるの日本一うまい」ムロツヨシさんとの約20年来の友情が光った『君のクイズ』特別御礼舞台挨拶 first appeared on LOCARI(ロカリ).
情報元リンク: ロカリ
中村倫也さん「僕をイラつかせるの日本一うまい」ムロツヨシさんとの約20年来の友情が光った『君のクイズ』特別御礼舞台挨拶