転職活動で会社の情報を集めるとき、仕事内容はもちろん、年収や会社の将来性、福利厚生、ワークライフバランスなど、チェックするポイントはたくさんありますよね。
中でも、言葉では表現しづらいフィーリングも大事なポイントのひとつ。実際に会社を訪問する面接時は、本当に自分に合った会社かどうかを見極める良い機会です。
そこで今回、ウートピ編集部では、20代後半~30代後半の働く女性に、「転職活動で面接に行ったときにチェックするところ」を聞いてみました!
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社内環境の良しあしはトイレでチェック!
これは鉄板かもしれませんが、社内のトイレはチェックしますね。たまに、社員のロッカーが設置されているトイレがありますが、生理用品などが雑に入っていたりすると、「仕事が忙しいのかな……」と思ってしまいます。
以前働いていた会社なのですが、転職活動で面接に行ったとき、トイレが広くて明るくて気持ちが良かったことが印象的だったんです。「嫌なことがあったら、このトイレに来れば気分転換になりそう」と思って、その会社に転職したのですが、とても心地よかったです。(35歳/人材系)
女子社員の振る舞いで会社の雰囲気が分かる!
私の場合は、女子社員の振る舞いをチェックしています。例えば、トイレでひと言も交わさずに、ひたすらメイク直しをしているような感じだと、「人間関係が大変そうだな……」と思ってしまいます。
それと、その会社が入っているビルのカフェなどで、社員がどんなことを話しているのかもこっそり聞いちゃいますね。他愛ないおしゃべりならいいのですが、グチばかりだと「仕事が大変そうだな」と思っちゃいます。(26歳/外資系)
体育会系はとにかくNG!
社内行事で運動会があると、ちょっと警戒してしまいます。面接に行った会社で運動会の話になったときに、「みんなで一つのものを作り上げる喜び」について、延々と熱く語っていた社員がいて……。体育会系の雰囲気は私には合わないので、面接後に辞退しました。
実は以前、体育会系の会社に就職して、とても苦労したことがあったんです。転職活動においても、体育会系の雰囲気を少しでも感じ取ったら、体が拒否反応を示してしまいます。
そういえば、面接のときに「社員同士、あだ名で呼んでるんです♪」とも言っていたので、こういう文化が好きな人もいるかもしれないけれど、少なくとも私は完全に無理だと思いましたね(笑)。この他に、「自己実現」や「成長」「感謝(多謝)」といった言葉も私の中では警戒ワードになっています。(36歳/企画)
外部の人への態度をチェック!
私は看護師なのですが、面接でスタッフにあいさつしたとき、冷たい感じがしないかどうかを気にしています。病院に来た外部の人に、ちゃんとあいさつができないのはおかしいと思うし、忙しすぎて余裕がないのかなとも思います。
それと、スタッフ同士がどんな雰囲気で会話しているかも重要なポイント。部外者の私がいるのに、タメ口でうるさく会話をしていると、「この人たちの会話の中に入るのか……」と思ってうんざりしてしまいます。
あとは、上司の態度ですね(笑)。若い子たちに対して高圧的な態度が垣間見えたら、人間関係で苦労するのは目に見えているので避けるようにしています。(27歳/医療)
掃除が行き届いてる会社は業績も良好…?
面接に行ったときは、社内の掃除がきちんと行き届いてるかをチェックしています。清掃会社に委託している会社も多いと思うのですが……。私の主観ですが、社内がキレイな会社は業績も良いような気がします。(31歳/人事)
人間関係をチェックする働き女子が多数
調査の結果、働き女子が重視しているポイントはさまざま。特に、人間関係についての回答が目立ちました。上司や同僚は選べないからこそ、どんな人が働いているかをチェックして、自分に合った会社かどうかを見極めているようです。
また、社内のトイレや掃除の様子をチェックして、会社選びの参考にしている人も。転職したあと、「想像と違った……」なんてことにならないように、面接で会社を訪問した際は、隅々まで観察してみてください。
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情報元リンク: ウートピ
トイレは必見? 働き女子に聞いた、転職活動の面接でチェックするところ