子どもの頃はお世話になっていた文房具。大人になるにつれて遠ざかり「メモや予定はデータ管理が中心」という人も多いのでは? しかし、文房具も日々進化を遂げていて、使い方ひとつで毎日の仕事の強い味方になってくれます。
文具プランナーでウェブマガジン「毎日、文房具。」副編集長の福島槙子(ふくしま・まきこ)さんに「気分も上がって仕事もはかどる」文房具を紹介していただきます。第47回目のテーマは、働く大人の女性が使いたい「ペンケース」です。
「ひきだしポーチ」はどこでも大活躍
「ひきだしを、まるごと持ち歩く。」をコンセプトにした「ちいさいひきだしポーチ」。ペンやはさみ、マスキングテープなどの文房具から、カードや名刺、充電コードといった必要なものを、何でもひとまとめに収納できるポーチです。
ファスナーを開けるとノートのように中身を一覧できるのがポイント。左側には3つのポケット、右側には内部にゴムバンドが付いたメッシュポケット、さらに外側にも深めのポケットがあります。整理された「ひきだし」をまるごと持ち歩ける構造です。
収納力がありながら細身のフォルムなので、バッグの中に入れてもスッキリ。仕事や旅行で持ち歩く以外に、デスクの上に置いて、印鑑や領収書など大事なものの保管場所としてもおすすめです。ジャバラ状の「おおきいひきだしポーチ」「ひきだしポーチ・姉」もあります。
商品名:「ちいさいひきだしポーチ」(ほぼ日手帳)
デザイン:ブラック、イエロー、ドルフィンブルー、シュガーローズほか、全10種類
価格:2,800~4,800円(税抜)
「革なのに軽い!」を実現したペンケース
お気に入りの万年筆やペンを一本だけ持ち歩く人におすすめなのが、一本挿しペンケース「dünn one pencover(デュン ワンペンカバー)」です。高級筆記具のケースは、クッション性重視で大きく重くなりがち。その点、薄さ約0.5ミリの国産本革製なので、軽くて携帯性に優れています。
あえてクッション性を排除して、筆記具をキズから守ることに特化した「dünn one pencover」。本革を限界まで薄くしたdünnレザーが、優しく筆記具を包んでくれます。かさばらないので、スーツの内ポケットやペンケースの中に入れることも可能。働く男性にもおすすめです。太軸対応のBOLDタイプもあります。
商品名:「dünn one pencover」(ロンド工房)
カラー:ブルーブラック、レッド、コバルトブルー、ライラックの4色
価格:2,000円、BOLDタイプは2,200円(共に税抜)
シンプルな使い方が心地いいロール型
岡山の文房具ブランド「amorph(アモルフ)」のロールペンケース「展」。開けばペントレーになるとてもシンプルなデザインで、開け閉めもとっても簡単。一般的なロール型のペンケースはクルクルと巻く手間がちょっと面倒に感じますが、「展」は丸めるとマグネットがパチンと閉じるので簡単です。
中には2本のペンを収納可能で、丸めれば、バッグの隙間にスッと入れることができます。こだわりの素材は、本革やヌメ革、ゴート、倉敷帆布などから選ぶことができ、落ち着いたカラーリングも大人向け。使い込めば使い込むほど、味わい深いペンケースになりそう。ネコ柄もあるのでぜひチェックしてみてください。
商品名:「展」シリーズ(アモルフ)
タイプ:8種類
価格:2,750円~5,000円(税抜)
まきの一言メモ
文房具一式を自分で持ち歩かないといけない人やオフィスがフリーアドレスの人が増えているせいか、ペンケースの需要は高そう。汚れが気になる人には、使い込めば使い込むほど味が出る革のペンケースがおすすめです。
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情報元リンク: ウートピ
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