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ぶっちゃけ仕事のオンオフどうしてる? 管理職の先輩に聞いてみた

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2019年5月27日、虎ノ門ヒルズ森タワー(東京都港区)で、女性向けの転職を支援するLiBzCAREER主催の「Women’s Career Café」が開催されました。

失恋した時に会社を休むことが許される「失恋休暇」や部署を超えて女性社員の交流を促進する「女性横断組織」など、ユニークな制度を取り入れている4社で活躍している女性社員を登壇者に迎え、女性が活躍できる職場のあり方や働き方について考えました。

ウートピ編集部は、登壇者が考える「働きやすさ」と、それを実現するための工夫に関する情報をピックアップ。管理職として働く女性たちのリアルな声をお届けします。

【登壇者】
稲垣みずほ(株式会社オークローンマーケティング Business Leadership Dept. 本部長)
谷村江美(株式会社サニーサイドアップ 社長室副室長)
永井裕美子(株式会社LiB 副社長)
簑田咲(サイバーエージェント株式会社 インターネット広告事業本部 第二本部局長)

仕事とプライベート、分ける?分けない?

リーダーになると、毎日忙しくなりそうですが、登壇者のみなさんは仕事とプライベートの切り分けについてどのように考え、実践しているのでしょうか?

稲垣さん

稲垣さん

稲垣:私は仕事とプライベートはきっちり分けるタイプです。会社にいるときは仕事モードに、退勤したらすぐオフモードにスイッチを切り替えています。それからもう一つスイッチがあって、名字も使い分けているんです。仕事では旧姓を、それ以外では本名(結婚後の名字)を使っています。

また、旅行するときはなるべく長期休暇をとって、仕事のことを一切忘れるようにしますね。普段の生活でも、プライベートな時間では会社携帯はほぼ見ないようにしています。……あまり大きな声では言えないんですが(笑)。意識してスイッチのオン・オフをすることで、仕事に対する集中力は増しますし、プライベートでは開放感を味わえています。

「公私融合」が私にとってちょうどいい

谷村:私の場合は、稲垣さんとほぼ真逆ですね。仕事とプライベートの境界を意識することはあまりなく、むしろ「公私融合」しています。

例えば、私は2児の母なんですが、産前休暇は取得していないんです。自身の希望で出産前日まで働きました。育休も一応は取得したものの、自宅でリモートワークをしたり子どもを連れて出社したりして、できるだけ働いていました。それができたのは、会社にいい意味で「公私融合」の風土があったから。スタッフのみんなも、うちの子どもたちをとてもかわいがってくれました。

社長室に配属された現在も、社長からは曜日や昼夜を問わず情報のシェア通知が届きます。無理に対応することは決して求められませんが、私の意向としてできるだけスピーディーに反応したいと思っており、できる範囲で返信するようにしています。

こういう話をすると、仕事ばかりで大変そうと思われるかもしれません。でも、実際はそんなことはなくて、やりたいことをやりたいときにできるのでストレスがないんです。「公私融合」は、育児と仕事をうまく両立するためにたどり着いた私なりの答え。仕事とプライベートは切り分けるべきというのが一般的な風潮ですが、それだけが正解というわけではないと思いますね。

「楽しい時間か、そうじゃないか」

簑田さん(左)と谷村さん(右)

簑田さん(左)と谷村さん(右)

仕事とプライベートの区別をはっきりさせる稲垣さんと、公私融合する谷村さん。2人の働き方はまったく異なるものでした。続く簑田さんと永井さんは、そもそも「仕事とプライベート」という切り分けをしていないといいます。

簑田:私もどちらかというと谷村さんと似ていて、公私融合タイプです。ただ、「仕事とプライベート」という切り分けはしていなくて、「楽しい時間とそうでない時間」とに分けて考えています。

数年前、仕事を抱え込みすぎてしまって燃え尽きかけたことがあって。そのとき、どうしたら仕事量を減らさないで健康的に働き続けられるかを考えたんです。出した答えは、心から楽しいと思える時間をきちんとつくることでした。そうすれば、仕事が忙しくてもストレスなくやっていけると気づいたんです。

当社(サイバーエージェント)は社員同士の仲がよくて、仕事終わりに飲みに行くなど、業務時間外で同僚と過ごすことも多いんですね。そこではもちろん仕事の話にもなるんですが、気を許せるメンバーとならリラックスできるので、それは「楽しい時間」に分類されます。仕事との関係の有無ではなく、楽しいか楽しくないか。そこを基準に考えるようにしています。

カギはストレスマネジメント

永井:私は「ワークライフハーモニー」という考え方を大切にしています。ライフの中にワークがあるのであって、ワークだけを切り取ってライフと対立させることはおかしいなと思っていて。仕事は、家事や趣味といったプライベートの要素と並ぶ生活の一部。私の場合は仕事をする時間が圧倒的に長いのですが、他の要素と同じように楽しいので苦にはなっていないですね。

ただし、仕事に限らず生活すべてのことに関して、ストレスマネジメントには気をつけるようにしています。私は仕事にストレスを感じることはあまりありませんが、趣味でストイックになりすぎてしまうことが多いので(笑)。

それぞれに自分のスタイルで仕事に取り組む4人に、参加者から「仕事に行きたくないときってありますか?」という率直な質問が。はたから見ると、4人とも責任の大きいポジションを任せられて仕事に熱中しているように見えますが、やる気が出ないときはあるのでしょうか?

情報元リンク: ウートピ
ぶっちゃけ仕事のオンオフどうしてる? 管理職の先輩に聞いてみた

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