DJあおいさんと「仕事がデキること」について考えていく連載「私は仕事ができない。」98回目のボヤきは「やりたいことがありすぎる」です。
「転職を繰り返すのは悪いこと?「辞める」かどうかの見極めポイント」の記事で「やりたいことをやれ」というあおいさんのアドバイスを読みました。でも私の場合、やりたいことがたくさんあってどれが一番か決めきれず、いざ職場が決まっても他の“やりたいこと”がやれないことにモヤモヤしたりします。副業をすれば、とも勧められるのですが、現職を疎かにすることもできませんし、今の仕事に打ち込みたい気持ちもあります。私って欲張りなんでしょうか?
副業に向いている人は…
私は今の執筆業を本職にする前は二足の草鞋(わらじ)でした。
昼間はとある企業に正社員で勤め、夜は副業で執筆業に勤しむ生活を一年くらい続けたでしょうか。
周りからは「大変だね」と言われたりしましたが、「大変であることが楽しい」といった感じで充実していました。
その原動力となるのはストレスだったような気がします。
昼間の仕事にストレスを感じていて、そのストレスを副業である執筆業の燃料にしていたような感じですかね。
ストレスを燃やすことってすごく気持ち良くて、ストレスという燃料があるおかげで夢中になれて、結果的に執筆業一本で生活できるくらいまで成長できたと思っています。
昼間の仕事にストレスを感じているからといって早々に執筆業にジョブチェンジしていたら、恐らくストレスという原動力を失いここまで成長できなかったのかもしれません。
そういう意味で言えば「副業」というのは昼間の仕事にストレスを感じている人に向いているのかもしれませんね。
ストレスを燃やす場所を見つけて
加えて言えば、私はべつにどうしても執筆業がしたかったわけではありません。
たくさんある「やりたいことリスト」の中に執筆業があっただけで、ストレスを燃やす場所があれば何でも良かったのだと思います。
実際、執筆業を始める前はたくさんのやりたいことをやってストレスを燃やしていました。様々なやりたいことをやって執筆業がたまたまフィットしただけで、べつに照準をひとつに絞って切磋琢磨したわけではないんですよ。
本業は気軽に辞めるわけにはいかないけど、ストレスを燃やす場所はわりと気軽に変えられるじゃないですか。
やりたいことをストレスを原動力にひとつひとつやっていき、結果的に副業につながれば儲けもの、そしてその副業が本業にできるくらいになるまではストレスを燃料にしてやっていけばいいと思いますよ。
ストレスのない生活を求めないように、ストレスを燃やす場所を求めるように。
人の成長にはストレスは必要不可欠なものですからね。
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