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だし、頭皮マッサージ、ニトリのマットレス…2020年に買ってQOLが爆上がりしたもの

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コラムニストの桐谷ヨウさんによる新連載「なーに考えてるの?」がスタートしました。ヨウさんがA to Z形式で日頃考えていることや気づいたこと、感じたことを読者とシェアして一緒に考えていきます。第2回目のテーマは「B=Buy(2020年に年に買ったもの)」です。

QOLが爆上がりした2020年に買ったもの

俺はギャンブルに依存する人の気持ちがわからない。運はふつうに良いほうなんだけど、ギャンブルの類いはだいたい負ける。友人の付き合いでふらっと入ったパチンコも、ビギナーズラックすら味方をしてくれなかった。30分で5000円スルッてどんだけ才能ないんだよ……。

そんな自分でも、買い物依存症の人の気持ちはすごく共感できる。何かが欲しくなって、頭の中がそのことで埋め尽くされて、夜も眠れなくなって、買わずにはいられない! そんなことを繰り返してきた。

あれは恋愛に近いよねー。空想がどんどん膨らんでいって、ひとりでいるときに考えずにいられない。手に入れるまでは納得も満足もできない。それなのにひとたび手に入れてしまうと、その気持ちを維持するのは難しい。しばらくすると徐々にその魅力は褪(あ)せていく。

世の中のマーケティングは人々の欠乏を煽(あお)るためのものと言われてますよね。欠乏しているから埋めたくなって、何かを買ってしまう。間違いなくそうでしょう。もっときれいになりたいから化粧品を買う。この服を持っていないと流行から置いていかれてしまう。それが本当に自分が欲しいものなのか、わからないっていうか。

年齢を経ることの効用に、そういった他者と比較した欠乏感から少しだけ距離を取れることがある気がする。

2020年もいろいろな物を買いまくった。ただ、自分と妻の生活を豊かにするものである。欠乏感を煽(あお)られるかたちではなく、日々のライフスタイルを充足させるために、向上させるために買いまくった。それって自分にとっては健全なことのような気がする。

そして、たくさんの人がそんな買い物をしていたように見える。「巣ごもり需要」って言葉が使われたけど、STAY HOMEやリモートワークで自宅で過ごす時間がかなり増えて、自宅環境を充実させるためにお金を使う人が増えていたんじゃないだろうか。

2010年代に「ていねいな暮らし」というキーワードがあったけど、2020年はみんなが自然とそっちに向いていったような気がしていて、とても良いことだなーと個人的には感じていた。いままでそこに目を向けるほどの時間を自宅で過ごしていなかったことは不健全だから。これまでは寝るために自宅に帰っていたような人も多そうだよね。

さて、このあとは自分のQOLが爆上がりした「買い物」をいくつか紹介していこうと思います。

飲み物関連

自宅で仕事をしていると、ほんの少しだけ時間がかかることが抵抗感なくできるようになりますよね。代表的なのはコーヒーを豆から淹(い)れる時間。オフィスではできなかったですからねー。

もともと持っていたのに稼働率が低かった電気ケトルとコーヒー・グラインダー(豆をひいて粉にするもの)が大活躍。俺はラッセル・ホブスを使っています。機能は申し分ないし、見た目がカッコ良い。ケトルはバルミューダと迷ったんだけど、同じメーカーで揃(そろ)えています。

ちなみに冬場はカフェインを取り過ぎないように、そして冷えないように白湯をたくさん飲んでいるのですが、サーモスの水筒がひとつあると便利ですよ。電気ケトルである程度の分量を沸かしたあとに、サーモスに入れておくといちいち沸かす手間がなくなります。

ちなみにコーヒーはシングル・オリジン(単一の原産国の豆と思ってください)が大好きでして、地域ごとの特性を楽しんでいます。好みは深いりですが、浅煎りのほうがフレーバーの違いがわかって紅茶みたいで楽しいですよ。

頭皮マッサージ器具

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ReFa (リファ)の頭皮マッサージ用の器具、ヘッド・スパが素晴らしい。もともと美容院でやってもらうのが好きだったのですが、それを自宅でセルフで再現できます。

使ったあとは「頭皮がガチガチになってたんだなー」ってことが痛感できます。頭皮がほぐされて、目の奥の疲れが取れて、極上のリラックス効果があります。パソコンをずっと使う職種の人には本当にオススメ。

だし

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この年齢になって自炊をはじめたのですが、「味の兵四郎(ひょうしろう)」のあごだしパックが素晴らしすぎます。
もともと料亭で使われていた味を再現したものらしく、「あごだし」のくせにさば節・昆布・干し椎茸・いわし煮干し・かつお節という旨味のオールスターに対して食塩・砂糖で味をキメてくれています。

バターやオイルを足してスープを作ってもおいしいのですが、チャーハンや和風パスタに使っても最高です。騙(だま)されたと思って買ってみてください。味が一段階レベルアップします!

現在はフレンチ・レストランのsio、オーナー・シェフの鳥羽周作さんの影響でバーミキュラのフライパンにも興味を持っています。ロクに料理ができないのに道具を揃(そろ)えたくなってしまうのは、昔から変わっていない……。

寝室を充実させる

自宅環境に仕事が侵食することで、オン・オフの切り替えが難しくなったと聞きます。そしてリラックスのためにいちばん大切なのは、睡眠時間です。寝る時間を質の高いものにできれば、生活にメリハリが出ます。

ベッド……というかマットレスにお金をかけましょう。出た出た、高級マットレス。でも本当に投資する価値があります。人生の1/3はマットの上ですから。ひとり暮らしの大半は無印良品の脚付きマットレスのお世話になっていると思いますが(あれどんだけシェアでかいんだ!)、お好みのものに変えてみてください。

海外製品が好きならばシモンズ、星野リゾート好きは日本ベッドを選んでいる印象ですが、俺のオススメはニトリのNスリープのマットレスシリーズです。「ええ? ニトリ?」と思うかもしれませんが、最近のニトリはすごいです。アパレルにおいてユニクロが低価格・高品質で他社の追随を許さないのと同様、オペレーション・エクセレンスの塊のような企業です。

自分が興味を持ったのは勝間和代さんとちきりんさんがすすめていたことだったのですが、実際に試してみると「このクオリティで他社よりも3割くらい安いのはすげぇな」という品質でした。ブランド名にこだわらないのであれば、抜群にオススメです。俺が買ったのはクイーンサイズで10万くらいです。

ニトリといえば掛け布団・敷布団カバーをNウォームのモイスト・シリーズにするのも素晴らしいです。あったかいだけでなく、モチモチの肌ざわりで包み込んでくれます。これは女性にはたまらんのではないでしょうか。

ついでにいうと象印の布団乾燥機も素晴らしい。マットとホースがないので本体を布団に差し込んでスイッチを入れるだけで、天日干しをしたようにフワフワであったかい布団になります。そのまま布団にもぐりこむと、電気毛布を使っているかのようにポカポカに包まれて、すっと寝落ちしてしまいます。

あとは買い物ではないですが、寝る場所の周辺は余計なものを置かないのも大事ですね。視界に余計なものがあると意外にノイズになります。ワンルームでないならば、寝室はそれ以外の機能を持たせないほうが絶対にいいです。

まとめ

コロナでアパレルは大打撃を受けたみたいだけど、たしかに外着は全然買わなかったなーという実感。反面、部屋のなかで快適に過ごすリラックス・ウエア、近所に買いに行く用のワンマイル・ウエアに目線が行った気がします。

これが象徴しているように、他者の目線や比較を気にしたお金の使い方ではなく、自分のライフスタイルを充実させるためにお金を使う人が増えた気がして、それってすごく良いことだなと思う。他人との比較によって満足が得られるものを地位財、それとは関係なく満足が得られるものを非地位財と呼ぶらしいのだけど、2020年は多くの人が、後者にお金を使うようになったというか。

ちなみに「自分への投資」という言葉は、大体は浪費の言い訳ですよね。なんだけど、そんな言い訳をしながら好きなように何かを買いつづけていきたいなーと思うわけです。

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※次回のテーマは「Change」。コロナ禍での変化について考えます。

(イラスト:山本さほ)

情報元リンク: ウートピ
だし、頭皮マッサージ、ニトリのマットレス…2020年に買ってQOLが爆上がりしたもの

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