今回の、この差って何ですか? は
★スゴい100歳!健康長寿の朝食&飲み物の差に渡鬼中田喜子仰天SP
2018年9月4日(火) 19時00分~20時57分 です。
★現役理容師&一人暮らしの100歳は…朝からスクワット片足バランス
★超優秀食材・魚肉ソーセージでご飯
★新聞の音読でボケ防止!
★手先グーパーだけじゃなく、足先グーパーで転ばない体
★手なんか震えない!カミソリで客の顔を…
★毎日折り紙
★晩酌に日本酒がいい
★怖すぎる急な階段で筋トレ
あなたは大丈夫?40歳から始まる「筋肉枯れ」に注意!
今、筋肉が減って弱まる「筋肉枯れ」が問題になっています。
男女共20歳~30歳をピークに、加齢とともに減り続ける筋肉量。
18歳以上の男女4000人を対象に行った筋肉量に関する調査(グラフ)では、筋肉量は40歳ごろから徐々に減少し始め、60歳を過ぎると急激に低下することがわかっています。
部位ごとに比較すると、男女共に下半身の筋肉量の減少が最も大きく、50歳で約10%、80歳では約30%も減少するといわれています。
こうした筋肉量の低下がフレイル(虚弱)やロコモ(運動器症候群)を招き、転倒や骨折リスクを高め、ADL(日常生活動作)の低下に大きく影響するのです。
中高年者の健康支援と研究を30年近く続けてきた田中喜代次(きよじ)博士は、「中高年者こそ筋肉量を維持するためのトレーニングをすべきだ」と話します。
筋肉量が低下する原因は加齢のほか、栄養不足や運動不足、病気などが影響することもあります。
しかし自分に合った筋力トレーニングを続けることで筋肉量は維持することができ、老化抑制、そして健康で幸せに年を重ねる「健幸華齢(けんこうかれい)」にもつながると言うのです。
それでは、具体的にどういったトレーニングを行えば良いのでしょうか。次ページから具体的に紹介していきます。
医療依存が運動不足を助長する
運動による中高年者の生活機能向上を長年研究してきた田中博士は、「健康を目的とした筋肉量を維持するためには、自分に合った運動と強度、時間を見つけることが大切」と話します。
人は年を重ねると、食欲減退や運動量減少などを通して体の機能にさまざまな変化が生じてきます。
さらに血圧や血糖値が上がる、不整脈などが加わることで病院や薬に頼りがちになってしまい、運動に対して守りの姿勢に陥りやすくなると指摘します。つまり、加齢や血圧が高めであることに過敏になり過ぎると、積極的に筋肉に負荷をかけるような運動をしなくなり、体力の衰えにブレーキをかけられないというのです。ただし、無理な運動は逆効果で、まずは自分が好きな運動を続けることが大切と言います。田中博士によると、日常取り入れやすい筋トレとしては、例えば太ももの筋肉を鍛える「スクワット」、膝を床に付けた状態での「腕立て伏せ」、階段の「昇降運動」などでも効果があり、自分の体と対話をしながら強度や運動時間を調整していくことを勧めています。つまり、自分の「体力年齢」に合った運動を続けることが大事というわけです。
筋量アップで“心”の健康寿命も延伸できる
健康で生き生きとした老後にかかせない筋肉には、もう一つ重要な役割がある。それは、血流を促進させる機能、つまり血液のポンプ機能だ。
「筋肉は『第2の心臓』としての役割を担っています。筋量が低下すると、その分心臓への負担が増加します。結果、心臓がオーバーワークになり、心筋梗塞など心疾患のリスクが高まるのです」
他にも、例えば心不全患者が早足歩行や坂道・階段で息切れや呼吸困難を起こす原因は心臓の収縮力の低下によるところが大きいとみられてきた。しかし国立循環器病研究センターによれば、運動能力(最高酸素摂取量=体に酸素を取り込む能力)と心臓の強さ(収縮力)とは関係がなく、運動能力と密接に関係するのは、骨格筋(手足の筋肉)の筋力や筋肉量であることが分かってきている。
つまり、心不全患者が坂道で息切れするのは、心臓の収縮力が弱いことが直接の原因ではなく、骨格筋の筋力や筋肉量が低下している結果、運動によって筋肉に疲労物質が蓄積しやすく、それを神経が感じるからだというのだ。筋肉は血液、そして酸素を循環させるためになくてはならない存在ということになる。
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