今回の「あしたも晴れ!人生レシピ」は
【正しい筋トレで健康な体に!】
1月19日 午後8時00分~ 午後8時45分 です。
あなたの周りに筋トレをしているお友達は
いらっしゃいますでしょうか。
最近は、若い女性を中心に筋トレブームが来ているようです。
かといってムキムキになりたい訳ではなく、キレイなお尻を作ったり
脂肪がつきにくい体にしたいなど、スタイルを良くすることが
目的とのことです。
「若い時は筋トレしていたけど、もう中年だし。。。」
というアナタ!今回の番組は特に見た方が良いかもしれません。
50-60歳になっても筋肉は付くのか?
結論から申しますと、何歳になっても筋肉量は増えます。
ただ加齢と同時に筋肉も減っていますから、
(50代を過ぎると10年間で約10%の筋肉量が減る)
減る筋肉以上に増やさなければ当然、相対的に増えることはありません。
プロレスラーの船木選手が中高年の筋トレについて
解説していますので、参考にしてください。
(男性も女性も共通しますので)
なぜ筋トレしなければならないか
筋トレは強制ではありません(笑)
ただ怪我などに気をつければ、体に良い影響しかありませんので
やったほうが良いでしょう。
*生活習慣病の予防
当然筋肉がつくことで代謝がアップすることで脂肪がつきにくい体に
なります。
脂肪がついてしまうと、肥満が原因となる糖尿病、高血圧、脂質異常症
といった生活習慣病になるリスクが急激に高くなります。
*体や脳の機能維持
歩く筋肉、走る筋肉、物を持つ筋肉など、体には骨格筋
(自分の意志で動かせる筋肉)が約400種類もあるそうです。
当然、その筋肉を使わなければ、その筋肉は減少し、運動能力の
減少がまた筋肉を減少させるという「負のスパイラル」によって体力は
下がっていきます。
そのスパイラルを止めるためにも「筋トレ」が効果的です。
筋肉増加による体への効果
さきほどお伝えしたように「筋トレ」は怪我などに気をつければ
体に良い影響しかありません。
それは以下のような内容です。
●身体的な効果
運動の効果はからだの機能面・生活習慣病・疾病に対して効果があります。
・健康的な体形の維持
・体力、筋力の維持および向上
・肥満、高血圧や糖尿病などの生活習慣病やメタボリックシンドロームの予防
・加齢に伴う生活機能低下(ロコモティブシンドローム)の予防
・心肺機能の向上により疲れにくくなる
・腰や膝の痛みの軽減
・血行促進により肩こり、冷え性の改善
・抵抗力を高める(風邪予防)
●精神的な効果
体を使う時に、脳にシナプスが信号を送ることはご存知でしょう。
そうです、筋トレの時には脳が体の部位に信号を送り、筋肉を動かそうと
しています。
このように脳を働かせることで、以下のような症状が改善できます。
・認知症の低減
・不定愁訴の低減
・気分転換やストレス解消
以上になりますが、「筋トレ」の良さはお分かりいただけましたでしょうか。
もちろん急に重い物を持つのではなく、順序良く負荷を重くしていくことが
重要です。
またまったく運動をしてこなかった方は、体の筋肉を満遍なく動かせる
「ラジオ体操」から初めてみるのも良いのではないでしょうか。
【番組紹介】
あしたも晴れ!人生レシピ - NHK Eテレ
午後8時00分~ 午後8時45分
選「正しい筋トレで健康な体に!」
50代を過ぎると10年間で約10%の筋肉量が減るといわれている。
予防には「筋トレ」が有効だが、正しく行わないと骨折などに
つながることも。
今回は、自己流で筋トレを行う人を専門家が徹底チェックし、
正しい方法を指導する。また「筋トレ」が最新の研究で認知症やうつ病などを
予防する効果が明らかになってきたことや筋肉作りに必要な食材や食べる
タイミングなども紹介。健康で美しい体づくりのヒントを伝える。
【ゲスト】麻木久仁子,【講師】医師・横浜市立大学客員教授…中村格子,
【司会】賀来千香子,高市佳明,【語り】北大輔