小泉進次郎環境相のが、環境省の会議の冒頭で計2週間分の育児休暇を取得する意向を述べ話題となっています。
このたび、BIGLOBEは、「男女平等に関する意識調査」を実施。インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1000人を対象にアンケート形式で調査が行われました。その結果、「男女平等ではない」と感じる人は7割強、女性に限ると8割近くなることがわかりました。
普段の生活の中で…
「普段の生活の中で、男女平等ではないと感じることがあるか」と聞いたところ、全体で「よくある」が23.1%、「たまにある」が49.9%で、合計73.0%が「男女平等ではない」と感じていることがわかりました。
性別で見ると、「男女平等ではない(よくある、たまにあるの合計)」と感じている男性は69.6%、女性は76.4%で、女性のほうが男女の不平等を感じていました。
職場で感じる男女の不平等
20代から60代の働く466人に「職場で男女による不平等を感じることは何か」と複数回答で聞きました。
男性は「仕事における責任の重さ」(36.3%)が最多となり、「男女による不平等を感じることはない」(31.1%)、「昇級や昇格のしやすさ・機会」(30.8%)が続きました。
一方、女性は「昇級や昇進のしやすさ・機会」(47.5%)がもっとも多く、続いて「給与額の設定」(44%)、「仕事における責任の重さ」(27.7%)、「雑用・雑務を割り当てられること」(27.7%)となりました。
育休取得への抵抗感じる
続けて、20代から60代の働く466人に「職場の男性社員が育児休暇を取得することをどう思うか」聞きました。全体で「賛成」(33.5%)、「やや賛成」(52.4%)で、合計85.9%が男性の育休取得に「賛成」の意を示しました。
しかし、「あなたご自身が育児休暇を取ることに抵抗を感じますか」と質問すると、男性の18.2%が「感じる」、37.2%が「やや感じる」と回答。合計で55.4%が「抵抗を感じている」という結果に。
抵抗を感じる要因は?
育児休暇取得に抵抗を感じる238人に、複数回答で「育児休暇取得に抵抗を感じる要因」を聞いたところ、「職場に気を使うから」が58.8%で最多に。「会社や顧客に迷惑をかけそうだから」(51.7%)、「収入が減るのは困るから」(31.5%)と続きました。
■調査概要
調査名:男女平等に関する意識調査
調査対象:インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の20代~60代の男女1,000人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年11月30日~12月2日
※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。
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情報元リンク: ウートピ
「男性の育休取得」賛成多数でも、過半数の男性が「取得への抵抗感じる」