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苦しい時は「ジャンジャン炒めてガンガン食べる」辻仁成が母親から言われた一言

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作家でミュージシャンの辻仁成(つじ・ひとなり)さんが7月22日、東京・渋谷のユーロライブで開催された映画『風をつかまえた少年』(キウェテル・イジョフォー監督)トークショーに登場し、映画のテーマや息子との暮らしについて語りました。

人間のひたむきさが描かれている

——『風をつかまえた少年』は、2001年にアフリカの最貧国・マラウイを襲った大干ばつで中学校を退学せざるを得なかった14歳の少年・ウィリアムが図書館で一冊の本に出合ったことをきっかけに、独学で風力発電のできる風車を作った実話を元にした物語です。まずは率直な感想をお聞かせください。

辻仁成さん(以下、辻):電気もない場所で学ぶことを知った少年が自分の力で風車を作ることの大変さ、人間のひたむきな力が映画を通して描かれていました。ちょうど、吉本の事件(22日に行われた吉本興業・岡本社長の会見)もあったので並べて見てました。心が洗われたというか、映画の力を改めて感じましたね(笑)。

sub7_『風をつかまえた少年』

——主人公のウィリアムは14歳ですが、辻さんにも同じくらいの息子さんがいらっしゃるんですよね。

辻:ちょうど15歳ですね。映画の子は小柄だったけれど、うちの子はでかくて見た感じがオヤジなんです。二人で暮らし始めたときは背も小さくて声も高かったんだけど、今は低い。

——息子さんにも見てほしいですか?

辻:あいつ、皮肉屋なんでね。「見なさい」って言って「ああ、そうですか」と見るような子じゃないんだよなあ。今も携帯電話を離さず持っているのは、彼からいつ連絡くるか分からないから。今も日本に来ていて、今日も2分間だけ話したんですが、その彼の2分間を捕まえるだけでも大変なんです。パリから日本にも一人で来るし、どこへでもひとりで行っちゃう。ずっとそうやって生きてきたんですよね、彼は。

この映画がすごいなと思ったのは、父親の反対にも耳を貸さずに風車を作ったこと。僕は、これまで息子がやりたいと言ってきたことは音楽でもバレーボールでも反対しないで「やったらいいじゃん」って言ってきました。

——映画では父と息子の衝突も描かれていますが、辻さんの場合は衝突はない?

辻:うちはね、衝突はしないで飛び越えていく感じかな。中学の卒業試験の成績も良くて、親としては文句言えないです(笑)。

sub1_『風をつかまえた少年』

学ぶことで未来は開ける

——「学ぶこと」もこの映画のテーマです。

辻:人生100年の時代に入って、会社を定年になっても人生は残り35年も45年もあるけれど、何をすればいいかというと僕はやっぱり死ぬまで学ぶことだと思います。何かを続けていくことで脳は活性化するし、未来は開けていくし、気付くことがたくさんある。

映画は実話で、ウィリアムさんは今31歳ということですが、彼が学んだからこそアフリカの人に電力が供給されたし、何より一番良かったのは、彼の周囲にいた人が「学ぶ」ということを知ったことなんですよね。いつまでも、いつからでも学べることをこの映画は教えてくれると思います。

——辻さんは今、学んでいることはありますか?

辻:僕はフランス語。息子の学校のPTAの言葉とか分からないから。「ワインがうまいね」とかそういうことは言えるんだけど(笑)。例えば、病気で入院した時に「肝臓が痛い」「腎臓が痛い」とか言えないから。学ぶことで広がる世界があるし、学んでる限り楽しい。それで僕は映画を撮ったり、本を読んだり、音楽を作ったりしているんだけれど、続けていくことに関しては、小さい頃に母が教えてくれたことなんです。

sub10_『風をつかまえた少年』

苦しい時は「ジャンジャン炒めてガンガン食べる」

——ウィリアムが周りに反対されながらも風車を作ったように、「逆境を乗り越えること」もこの映画のメッセージです。辻さんは逆境にあるときはどのように乗り越えますか?

辻:僕がつらい時に母から電話がかかってきたんです。「苦しいならジャンジャン炒めてガンガン食べなさい」って言われました。人間は食べて寝て、そこから考えなさいって。一回忘れろ、逃げろ、戦う必要はないよって。戦って勝とうとか偉そうにするなって。人間は必ず気力がよみがえるようにできているから、つらい時は食べて寝なさいって言われました。

——ウィリアムさん本人も、逆境の中にいるときは「成長している時期」だと捉えたほうがいいとおっしゃっていました。

辻:僕の場合は、いつも逆境だらけで日記を書いていても、僕の人生って大変だなって思うんですが、何かがあった時は乗り越えていけって言われて試されているんだなと思うようにしています。

生きることは大変だから面白いし、だから生き続けることができる。生きることに飽きたらやることはなくなっちゃう。苦しいことでもあるのはありがたいことだなって思うようにしています。

子育ても大変です。パリではエレベーターがない4階の部屋に住んでいるんですが、帰った時に息子を呼ぶと下りてきて僕のトランクを軽々と持ち上げて上まで運んでくれるんです。

「ほおー」って思いながら見ているんだけど、それを見ながら生きることって与えられた試練なのかなって。階段の上り下りをするみたいに、上って下りて上って下りての繰り返し。この映画でもそういうことが描かれていると思います。

main_『風をつかまえた少年』

■映画情報
『風をつかまえた少年』
8月2日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
(C)2018 BOY WHO LTD/BRITISH BROADCASTING CORPORATION/THE BRITISH FILM INSTITUTE/PARTICIPANT MEDIA,LLC
配給:ロングライド

情報元リンク: ウートピ
苦しい時は「ジャンジャン炒めてガンガン食べる」辻仁成が母親から言われた一言

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