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自分なりの方法で性の知識を伝えたい。彼女が助産師から「性教育YouTuber」になった理由

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「性の話を、もっと気軽にオープンに」のスローガンを掲げ、講演活動やオンラインサロンを通して性教育に力を注いでいる「シオリーヌ」こと大貫詩織さん。助産師や看護師の仕事を経て、現在は登録者数が12万人を超える「性教育YouTuber」としても活躍しています。

妊娠、出産、産後ケアのプロが、現在の活動にたどり着くまでには、どんな道のりがあったのか。連載1回目では、シオリーヌさんのキャリアや仕事観について伺います。

妊娠して初めて性が自分ごとになるという現実

——「性教育YouTuber」という目を引く肩書きのシオリーヌさんですが、どんなきっかけで活動を始めたのでしょうか。

シオリーヌさん(以下、シオリーヌ):もともと助産師として病院の産婦人科で働いていて、仕事を通じて性教育の必要性を感じるようになりました。そもそもなぜ助産師になったかというと、「家族とは何だろう?」という問いの答えが見つけられるような気がしたからです。

——過去に家族や友人との関係をうまく構築できずに、拒食・過食を繰り返すなど、シオリーヌさん自身が生きづらさを感じていたと(コンテンツ配信プラットフォームの)noteで公表されていますね。

シオリーヌ:はい。家族仲があまりいいとは言えず、とにかく自己肯定感が低いまま育ちました。人に愛されるためには何か条件が必要に違いない。でもそれが何かわからないと思い悩みながら生きていたんです。

高校3年生の頃、ふとした偶然である産科医の先生が書いた著書を読み、改めて家族というものについて思いを馳せるようになりました。それから助産師という職業に強く惹かれて。なり方を調べてみると、看護学校を受験しなければならないことがわかり、土壇場で進路変更。もともと文系志望だったのに、理系へ180度の方向転換したんです(笑)。

——すごいタイミングでの進路変更だったのですね。助産師になるためには、看護学校に通うほかに資格を取る必要もあるんですよね。

シオリーヌ:資格を取るには、ルートがいくつかあるのですが、私は四年制の看護学校在籍中に看護師・助産師・保健師の資格をまとめて取りました。卒業後は総合病院の産婦人科に正規職員として就職。産婦人科で3年助産師として勤務しました。

助産師として働く中で気づいたのは、妊娠に直面して初めて、性が自分ごとになる人が多いという現状です。

本来であれば、妊娠する前に自分の身体のことや産後のライフプランについて学んでおくべきなのに、多くの女性が性に対する知識や、家族計画に必要な情報を知らないまま。私は「助産師として」性教育をしていく必要があると考えるようになりました。

お笑い芸人やバンドの経験を活かせないか

——なるほど。その表現方法が「性教育YouTuber」というユニークなものになったのは、どんなきっかけが?

シオリーヌ:純粋に人前で話すことが好きで。助産師時代は母親学級で指導することも楽しかったし、実は若い頃、アマチュアでお笑い芸人やバンドのボーカルを経験したこともあって。それから一時期、精神科の児童思春期病棟で働いた経験も大きかったかもしれません。

「死んでしまいたい」と思いつめた様子で口にする10代の子たちと接しながら、私自身も当時は同じように感じていたことを思い出して、「うんうん、わかる。死にたくなっちゃうよね」なんて毎日のようにやり取りをしていて。生きづらさを抱える若い子たちに伝わりやすい方法で表現したいと思ったことも、YouTubeという場所を選んだ理由の一つですね。

——ラップに乗せて性についての知識を教えてくれる「SxX EDUCATION」のMVは、特に衝撃的でした。あの動画を機に、チャンネルの登録者数が10万人を突破したと聞いて、刺さる人が本当に多かったんだなと。

シオリーヌ:エンタメの力って、やっぱりすごいですよね。講演やイベントを行っても、聴きに来てくれるのはもともと性教育にアンテナを立てている方が大半なんですよ。初めから関心があって、情報を探してたどり着いてくれる人。本当に情報を必要とする人に届けるためにはさまざまな方法を模索する必要があると感じています。

例えば海外のドラマには、誰にでも楽しめるストーリーの中で性について学べるようなコンテンツがあるんです。この「楽しみながらうっかり学べちゃう」という要素は、特に若い層にとって重要な要素なんですよね。そういう意味でも、あのMVをつくったことにはすごく意義があったな、と感じています。

「SxX EDUCATION」 作詞:シオリーヌ/パーマ大佐 作曲&編曲:パーマ大佐

気軽に話すことと茶化すことは別物

——「楽しみながら学べる」という側面が、古い概念に縛られた大人たちの目には「ふざけているんじゃないか」と映ってしまうのでは、という心配もしてしまったのですが、反響はいかがですか?

シオリーヌ:うーん、そう感じる人もいるかもしれませんね。でも幸い、多数の人は受け入れてくれたように思います。性について気軽な雰囲気で伝えること、茶化すことって、まったく別物ですからね。

——その通りですね。YouTubeのコメント欄を見ていると、「シオリーヌさんが先生だったらいいのに」「シオリーヌさんに産んでもらいたかった」といった若い層からの書き込みが目立ちます。発信が実を結んだと感じる瞬間も多いのでは?

シオリーヌ:そうですね。先日、高校生の女の子から手紙が届きました。そこには「彼氏との性行為で避妊に失敗してしまったけど、シオリーヌさんの動画を見てアフターピルについて学んでいたので、すぐに対応することができました」と書かれていたんです。どうやら親御さんにもしっかり話をして、彼氏と割り勘でピルを買いに行ったらしくて。自分の体を自分で守るためには、必要な時に引き出せる知識が必要です。これまで発信してきたことがまさに実を結んだと実感でき、やっていてよかったなと思いました。

(文:波多野友子、聞き手、編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
自分なりの方法で性の知識を伝えたい。彼女が助産師から「性教育YouTuber」になった理由

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