美容・健康の最新記事

歯科医院で歯石を取る…健康保険適用の「クリーニング」とは【歯科医が教える】

投稿日:

(PCのみ)投稿ページタイトル下




これまで、歯の黄ばみの原因は食品中のポリフェノールと唾液中のタンパク質がくっついて汚れが付着すること、また、セルフケアの方法や、ホワイトニングのためと言えども歯の健康のために常用は避けたいグッズとその理由などをご紹介しました。

今回は、歯医者が苦手な人にはあまり知られていないかも(!?)という、歯科医院で受けられる「クリーニング」について、ひき続き、歯科医師で口腔衛生がご専門の江上歯科(大阪市北区)の江上一郎院長に聞いてみました。

【第1回】歯の黄ばみは唾液の力で防ぐ…自分でケアする方法
【第2回】歯の黄ばみケアに…歯科医が教える使ってはいけないグッズとは

「クリーニング」と「ホワイトニング」は別の施術

歯科医院で歯の汚れをケアする方法として、「クリーニング」と「ホワイトニング」があると耳にしますが、どう違うのか、混乱する人は多いと思います。江上医師はまず、次のように整理して説明します。

「まず、歯や歯ぐきの『クリーニング』と、歯の『ホワイトニング』は、それぞれ目的が違う別の施術です。

クリーニングはその名のとおり、歯の歯石を取り除いたり、口の中を掃除したりする方法です。クリーニングにもまた、目的が治療の場合と、美容の場合があります。具体的な方法についてはこのあとでお話ししましょう。

一方、ホワイトニングは、歯の機能の改善に加えて、歯を白く美しく見えるようにする美容面を目的としています。クリーニングをしてから、歯を漂白する『ブリーチング』や『歯のマニキュア』のほか、歯の表面を削ったり、かぶせをしたりと、その人の歯の状態や希望によって技術は多様です。各種の方法によって、所要時間や費用は異なります」

クリーニングには健康保険適用と自由診療がある

ホワイトニングについてはよく耳にしますが、周囲に聞くと、クリーニングという治療を「知らない」という人は多いようです。江上医師はこれら2つの施術について、次のように説明を加えます。

「クリーニングは歯石除去という目的の場合は治療であるため、健康保険が適用になります。歯の健康を目的として、歯周病の原因となる歯垢(しこう。プラーク)や歯石を取り除きます。

さらに自由診療では、PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と呼ぶ、強固な歯の汚れ(ステイン。第1回参照)を取り去ってきれいにする、美容を目的としたクリーニング法もあります」

歯科医院で健康保険適用の「クリーニング」の方法

ではここで、費用がもっともかからないと思われる、健康保険適用の「歯のクリーニング」の具体的な方法について、江上医師に教えてもらいましょう。

「歯垢が、唾液に含まれるカルシウムなどによって硬く石灰化したものを歯石と言います。これが、最近よく言われる『バイオフィルム』(微生物によってつくられる膜状の集合体)を形成するようになって、歯周病の大きな原因となります。

歯石は歯や歯と歯ぐきの境目にこびりつくので、日々の歯磨きだけではなかなか取れません。そのため、歯石除去と呼ぶ治療を行うのですが、これが健康保険適用となるクリーニングです。

歯科医師か歯科衛生士が施術しますが、まず、歯周ポケットを測定して歯周病の状態はどうか、むし歯はないかを検査します。

歯周ポケットとは『歯と歯ぐきのすき間』のことです。そこにピンセットのようなプローブと呼ぶ歯科専用の器具を軽く差し込んで、深さをミリ単位で計測します。3ミリ以上であれば歯周病の可能性が高くなります。

歯周ポケット_A

次に、歯石を取り除きます。先端がかぎ状になったスケーラーという器具を用います」

190614_歯石除去_スケーラー

所要時間については、
「毎日歯磨きをしている人や、定期的にクリーニングを行っている人で歯石の付着がひどくない場合は、 1回30分ほどで終了します。ただ、歯石の沈着が激しい場合は、2・3回に分けて施術することもあります」と江上医師。

健康保険適用のクリーニングの費用は、
「3割負担の場合、初診料、検査料、レントゲン撮影料も含めて、1回あたり3,000~4,000円です。再診の場合は、歯石の付き具合によって2,000円前後です」(江上医師)

クリーニングで歯の汚れもある程度は取れる

クリーニングをすると、歯の黄ばみはどうなるのでしょうか。江上医師は次のように話します。

「少々の着色の汚れなら、歯石を取り除く際に自然に取れることがあります。ただし、健康保険適用のクリーニングは、着色をきれいにしたいといった美容目的の施術ではありません。歯石除去のために必要な歯の表面を掃除する作業によって、結果として汚れが取れることがあるわけです。差し歯でも同様です。

また、先ほどお話ししたように、自由診療のクリーニング法では、着色汚れのステインを落とします」

定期検診の際や、むし歯の治療後に受ける

筆者は歯の定期検診の際に、このクリーニングを受けたことがあります。江上医師は、そのタイミングについてこうアドバイスをします。

「健康保険適用の歯のクリーニングは、定期検診で行うメニューのひとつでもあります。この場合、歯石を取ると同時に、むし歯や歯周病、また口内炎やあごの不調といった口の中の病気を発見することができて、その場で治療に進むこともよくあります。患者さんに喜ばれるケアのひとつです。

また、むし歯で駆け込まれた場合、その治療後に、クリーニングを希望する人も多いです」

歯科医院でのクリーニングでは、歯石が取り除けて結果的に汚れが取れることがある、またむし歯や歯周病の状態がわかる、発見ができるということです。費用面でも美容院に行く感覚で受けられます。口の中の病気の予防や清潔のために定期的に実践しておきたい方法です。

また、歯の黄ばみをきれいにすることができるPMTCというクリーニングについて、続く第4回で詳しくお伝えしましょう。

(構成・文 品川 緑/ユンブル)

情報元リンク: ウートピ
歯科医院で歯石を取る…健康保険適用の「クリーニング」とは【歯科医が教える】

記事下1:アドセンス+忍者

スポンサードリンク

スポンサードリンク

-美容・健康の最新記事
-

Copyright© 独女の健康・美容テレビ番組ニュース , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.