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梅雨どきのめまいや頭痛、胃重は「湿邪」…「気象病」との違いを専門医に聞く【第1回】

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梅雨のころには毎年、全身のけだるさが激しくて、頭も胃も肩も腰も重い、顔も足もむくむ、憂うつになって、お天気同様に、どんよりとしんどいことがあります。

漢方専門医・臨床内科専門医・消化器内視鏡専門医の吉田裕彦医師に尋ねると、「梅雨どきのそういった不調は、東洋医学では湿気が原因と考え、これを、『湿邪(しつじゃ)』と呼びます。女性に多い症状です」ということです。そこで、その原因や自分で緩和できる方法について聞いてみました。

「湿邪」は体に水分が溜まって不調をまねく

 
はじめに吉田医師は、「湿邪」がどういったことなのかについて、次のように説明をします。

「『邪』という言葉は、東洋医学では病気の原因や症状、病気そのものを表わすようにとらえます。『風邪』は『風』の『邪』という意味合いですが、同様に、『湿邪』は「湿気」が要因の病気、症状を表わします。

湿度が高いとジメジメして不快になるでしょう。体が水分過多だと感じている状態で、それが『湿邪』であり、体内のあちこちに水分が余分にたまって循環が悪くなっています。また、梅雨のころは気温からして暑いように感じますが、湿邪の場合、実は体は冷えています。これに気づかずに夏のような食事や装いを続けていると、内臓の不調をまねきます。

こういった環境や冷えによるストレスから自律神経がバランスを崩して、体温や心拍、血圧、消化機能などに多様な不調が現れるようになります。

とくに胃腸は水分が過剰になるとダメージを受けやすい臓器です。食欲が落ちる、胃痛や胃重感、下痢などの不調が起こりやすくなります。

また、足や顔のむくみも湿邪の特徴的な症状です」

「湿邪」の不調を具体的にチェック

次に吉田医師は、「『湿邪』がもたらす症状は多様です」と言い、次のように列挙します。思いあたることがあるか、チェックしましょう。

□いつも体がだるい。
□昼間でも眠気が続く。
□疲れが取れないと感じる。
□食欲がわかない。
□めまいや立ちくらみ、くらくらする。
□頭痛や頭重感がある。
□耳鳴り、耳の奥がツーンと痛むように感じる。
□口内炎がよくできる。
□肩こりがひどくなる。
□胃痛や胃重感がある。
□おなかがゆるくなる。下痢をする。
□腰が痛い、だるい。
□足や顔がむくむ。
□足が冷える。
□ひじやひざの関節が痛む。腫れる。
□暑いのにおなかや足が冷える。

「これらのいくつかに心あたりがあり、原因となる病気がない場合は、『湿邪』の可能性があります。ほとんどの症状に該当するという患者さんもいます」と吉田医師。

「湿邪」と「気象病」の相違点は

近ごろ、気圧や気温の変化が激しいと不調に見舞われるという『気象病』が注目されています。先の症状と似ているように思うのですが、『湿邪』との相違点はどうなのでしょうか。吉田医師はこう説明を続けます。

「湿邪と気象病の症状、原因は共通しています。気象病の症状は先に挙げた項目とほぼ同じであり、また、どちらも原因は、自律神経のバランスの崩れが考えられます。

ただ、気象病は湿気を特段にとらえずに、天気や気温、気圧の変化に注視します。そのため、梅雨どきだけではなく、台風や豪雨、季節の変わり目、海外旅行先、飛行中や標高が高い土地などで気圧が下がったときにも多くの症状に見舞われることがあるでしょう。

また、『冷え』について、気象病ではひとつの症状と考えますが、湿邪ではほかの症状を誘発する大きな要因ととらえます。

梅雨のころは、湿邪と気象病が同時に起こると考えられます」

梅雨の不調は、体内に水分量が増えて、あちこちに溜まることが原因の「湿邪」という状態だということです。そして、6月や7月に体が冷えているとは実感しにくいのですが、実際には冷えていて、胃腸をはじめとする多くの症状が現れるようです。気象病との相違点を含め、このしんどさの原因や症状を見つめると、そうかもしれないと気付く点がいくつもあります。

続く第2回では、湿邪の対策と予防のために、自分で日常的にできるケア法を、また、第3回では東洋医学で湿邪を診断する方法、第4回では湿邪対策のための漢方薬を紹介します。合わせて参考になさってください。

(構成・文 品川 緑/ユンブル)

情報元リンク: ウートピ
梅雨どきのめまいや頭痛、胃重は「湿邪」…「気象病」との違いを専門医に聞く【第1回】

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