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タバコをやめて考えた多様性の意味

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コラムニストの桐谷ヨウさんによる新連載「なーに考えてるの?」がスタートしました。ヨウさんがA to Z形式で日頃考えていることや気づいたこと、感じたことを読者とシェアして一緒に考えていきます。第18回目のテーマは「S=smoking(喫煙)」です。

タバコ、やめました。

唐突ですが、タバコをやめました! 健康オタクのくせにスモーカーだったのですが、もうこれで俺に死角はない!

いやー、それにしてもここ最近、スモーカーへの風当たりが強すぎませんか? ちょっとあいつらに人権いらないっしょ、くらいの風潮を感じません? よくないですよ、そういうの。

禁煙のきっかけなんですが、街中の喫煙所はどんどん減っていくし、やっぱり去年の4月から飲食店が屋内原則禁煙になったのは大きいっすねー。もう吸うところがないやんっていう。厳密には去年から外食する機会は激減したのでダメージを食らったわけじゃないですが、飲んでるときにスパスパ吸えないのであれば、もう楽しいスモーキングタイムは望めませんからね。未練はない! という感じでございます。

さて、俺はけっこうなヘビースモーカーでした。1日に一箱半くらいかな。1時間に2〜3本は確実に吸ってるイメージです。

それでね、このレベルになってくると、外出しても喫煙所をもう真っ先に探してしまうし、なんか用事の前に吸って、用事を済ませたらまた吸って、煙草を吸う合間に生きてる感じになってしまってたんですよ。実は煙草自体はいまでも嫌いではなくて、ニコチン中毒に負けずに、吸うタイミングを自分でコントロールできたらいまでも吸ってたかなぁ。そのコントロールができないから、自由を獲得するためにはもうスパッとやめるしかなかったくらいで。われながらまったくカッコ良くねーな。

ふっと蘇る“吸っていた頃の記憶”

さて、今回、煙草をやめるにあたって禁煙補助薬を使ってみました。これがめっぽうすごい!

タバコって本当に麻薬なんですよね。ニチコンが脳の受容体に結合して、ドーパミンを分泌させる。この快楽が中毒につながっていくわけです。そこで禁煙補助薬は、脳の受容体の結合を横取りしちゃうんですよ。そして微量のドーパミンを分泌し続ける。そうすることでタバコを吸ったときにニコチンによる満足感を感じないし、なんならまずくすら感じる。

そして通常、禁煙では体内のニコチンが抜けていくにあたって離脱症状が出ます。麻薬ですから。アルコール中毒のアルコール禁止、コーヒー中毒の朝コーヒー禁止と同じです。多くの人は、小麦や砂糖を数日やめることを想像すると、そのつらさが理解できるはずです。あれらも合法なだけで、実際は麻薬のようなものですから。

その離脱症状が出るときは脂汗が出そうになるくらいキツくて、身体もダウナーになるのですが(10年近く前に根性禁煙で1年くらいやめていた過去があります。これ言うとまた吸うんじゃねーか? と思われそうである)、それが一切ないのが素晴らしい! だいたい禁煙に成功した人は「3日目は仕事で使いものにならないレベル」と言うのですが、そういう身体的につらいピークが一切なく、なんとなくやめられてしまうのであります。まるで魔法です。

まぁ、禁煙には「肉体的な依存」と「精神的な依存」があると言われてまして、前者のニチコンは3日くらいで抜けます。そして禁煙補助薬でイージーに乗り切れます。ただし、後者は何年経っても消えないくらいにしぶといんですよ。コーヒーを飲んでるときに、吸っていた記憶が蘇る。食後の一服を思い出す。飲んでいる時に吸いたくなる。こういった何かをトリガーに思い出して、吸いたくなってしまう、いわゆるフラッシュバックですね。これはまだまだ俺も戦っていかなくてはいけません。

ちなみに友人に場末のヤンキーみたいなルックスで、超絶ファンタジックな絵を描く漫画家(三輪亮介。『多動力』のコミカライズを担当した)がいます。彼もけっこうなヘビースモーカーだったのですが、こないだオンライン飲みをしてたら禁煙しておりまして。

「俺は、あれだな。良い景色を見たときに吸いたくなっちゃうな。海、とかさ」とロマンチックなことを言うので、爆笑しました。

さて、タバコは嫌われて当然の存在である。煙がくさいし、うざい。俺自身、友人には遠慮をしなかったけど、子供と妊婦さんの前では徹底して吸わないように気をつけていた。そこは路上喫煙と同じく、これ以上スモーカーが嫌われないための、最低限のマナーというか、そういうのが大事だと思っていたんだよね。

ちなみに数十年スパンでは、飲酒という文化も、喫煙のように時代遅れの習慣となっていくんでしょうね。海外ではすでにその兆しがあるようですし、とある企業の有価証券報告書のリスク事項にすら書かれてますからね。健康意識の向上にともない、飲酒習慣が減っていく可能性があり、いまから対策をとっていかなくてはいけない、という感じでね。

世の中にはいろいろな中毒があふれている

さて、世の中にはいろいろな中毒が溢(あふ)れている。一億総ジャンキーである。煙草、酒、砂糖、小麦、SNS、人間関係。どれも最高なものであり、有害きわまりない存在である。

どれを自分がやって、どれをやらないかは個人の自由である。同じくらい、他人が何をやっていて、何をやらないかについても自由である。少なくとも他人のそれに口をはさむべきではないし、個人の好き嫌いをそこに持ち込んではいけないと思う。

多様性とは、いろんなものがある、ということではない。いろんなものが当たり前のように存在して、ときには混在して、ある程度のカテゴライズがありながらも分断せずに、共存していることだと俺は捉えている。自分が禁煙をしたからと言って、喫煙者に何かを言うのは、その流儀に反していると俺は思っている。やめたいって人には、やめて良かったって話をめっちゃして、こっちのグループに来るように誘うだろうけど。

というわけで、ノンスモーカー生活34日目の今日です。

情報元リンク: ウートピ
タバコをやめて考えた多様性の意味

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