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【スイスイ】メンヘラだった私が人の相談に乗るようになって変わったこと

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『すべての女子はメンヘラである 22年間メンヘラだった私がたどりついた悩まないセブンルール』(飛鳥新社)を上梓したエッセイストのスイスイさんへのインタビュー。

本書はweb連載「メンヘラ・ハッピー・ホーム」を大幅に加筆修正のうえ、再構成したもの。メンヘラといっても「イタい」「病んでいる」といったステレオタイプのイメージとは一線を画し、「まじめで自己肯定感が低い」「恋愛で思うように愛されていない」「満たされていない感じがある」などなど、誰にでも当てはまるような広い定義でのメンヘラを対象にしています。

「私にとって、メンヘラだった過去自体は黒歴史なんかじゃなく、むしろ宝」と言い切るスイスイさんに、3回にわたってお話をうかがいます。

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メンヘラは「性格の一部」

——メンヘラという言葉は、けっこう“取り扱い注意”な側面もありますよね。強すぎる自虐や小馬鹿にした感じ、つまり「(笑)」がつくような使い方をされたり……。でも、一方でカジュアルに「私もメンヘラ」って挙手しやすくなっているとも思うんです。ここ数年でメンヘラという言葉に対する世間のイメージって、変わってきたと感じますか?

スイスイさん(以下、敬称略):そうですね。もともとネットスラングだった「メンヘラ」という言葉が、去年、NHKの『ねほりんぱほりん』で扱われているのを見て、「一般化しはじめている!」って思いました。番組の影響でツイッターのトレンドにも「メンヘラ」が上がっていましたし。それまではメンヘラは“イタい”ものとして扱う感じでしたけど、少しずつカジュアルになってきている感じはします。

——単なる悪口ではなくなってきた?

スイスイ:そうかもしれません。自分の中にある「メンヘラ性」を自認する人も増えたし、性格の一部みたいな感じでとらえるようになったのかなと思います。私の連載「メンヘラ・ハッピー・ホーム」の読者の方からも「自分はメンヘラだと思ってなかったけど、実はそうだったのかもしれない」という声がすごく多かったです。

——本のタイトル『すべての女子はメンヘラである』に表れてますよね。誰だってメンヘラな要素はある。

スイスイ:広い定義のメンヘラは本当にすべての女子、広い読者に関係ある話だよって伝えたかったんです。生理のときや実家に帰ったときに感情のコントロールができなくなるなど、限定的に現れるのも私はメンヘラだと思っています。別にリストカットまでいかなくても、感情をコントロールできずに困る瞬間ってけっこうありますよね。そういうエピソードに共感してくれた人が、「私もメンヘラかも」って思ってくれたみたいです。男性でもけっこう共感してくれる人が多かったんですよ。

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メンヘラをテーマにするはずじゃなかった

——メンヘラをテーマに連載を書き進めることへの不安はありませんでしたか?

スイスイ:実は、最初はメンヘラをテーマにしようとは考えてなかったんですよ。私は「cakesクリエイターコンテスト」での入選をきっかけに、「cakes」で連載を始めることになるのですが、その時点ではまだテーマが決まっていなくて。自分史年表をつくって(cakesを運営する)note社長の加藤貞顕さんと打ち合わせをした際に、「メンヘラいいね!」と鶴の一声で(笑)。

私はメンヘラの人としてデビューするつもりはなかったんですけど、編集者としてベストセラーを何冊も手がけてきた加藤さんが「『メンヘラ・ハッピー・ホーム』ってタイトルいいじゃん、これで行こうよ」って言ってくださったから、その場で決まった感じなんです。だから不安があるというより、ただただビックリでした。

——てっきり、メンヘラの第一人者としてこれは書かねば、と構想を練ってらっしゃったのかと。

スイスイ:いやいや、無意識でした(笑)。ただ、noteに128件下書きを書いて、そのタイトルを全部加藤さんに提出したんですけど、「メンヘラに○○はいない」「メンヘラは常に彼氏がいる」「メンヘラはかわいい人が多い」とかメンヘラに関する原稿が10件くらいあったので、12回の連載はいけるかなという感じで。8本連載してうまくいけば12本に延長する予定だったんです。

——12回のつもりが、まさか3年半も続く人気連載になるなんて。

スイスイ:本当ですよね~! でも、途中で本当に書くことがなくなってしまって。それでお悩み相談という形を導入しました。でも、始めた当初は全然お悩みが集まらなかったんですよ……。

募集開始から2週間経っても1通も来なかったので、自分の周りのお悩みを引っ張り出して書きました(笑)。

——身近なところからエピソードを集めるの、「初回あるある」ですよね……(笑)。

スイスイ:けれど、公開後は回答を読んでくれた方から相談が順調に集まりまして。そこから軌道に乗ったかたちです。最初は本当に心折れましたね……。お悩み、来ないじゃん。求められてるのかなって。

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自尊感情が満たされたことを実感した

——お悩みが順調に集まるようになったというのは、どれくらいの数なんでしょう?

スイスイ:連載は一度終了宣言をしたのですが、本書を出したことをきっかけにまた再開しまして。再開した日には、20件以上来ました。

——1日で20件以上!? すごい。復活を待ってた読者がたくさんいたんですね。

スイスイ:正直、再開してからのほうが1年前よりすごいペースで来ています。

——お悩みの応募数が増えたこと以外に、手ごたえが感じられたターニングポイントってありますか?

スイスイ:半年くらいで、お礼の連絡が来るようになりました。そのときかな。ものすごい長文なんですよ。「自分の気持ちに気づけました」とか、相談者本人から反響があるのがすごくうれしかったです。

“メンヘラあるある”だと思うんですけど、現実世界でメンヘラって悩み相談をされないんですよ。人にあんまり信頼されてないというか。それに、私自身も自分が人の人生相談にのれるとも思っていなかったから、こうやってリアルの世界で自分にできることがあるんだって思えたのは大きかったです。

ちなみに、この写真は脱メンヘラ前なんですけど、相談……しますか?

スイスイさん。18歳ごろ。

スイスイさんのツイッターより。18歳ごろ。

——た、確かにこのころのスイスイさんには相談しにくいかも……。人に頼られなかった過去の自分と比べて、変わったことはありますか。自尊感情が満たされるとか、承認欲求が満たされるとか、そういう実感はありますか?

スイスイ:それは本当に満たされましたね……。昔は自分のことしか考えられなくて、連載を書くのもランキング上位に入りたいとか、自分のためだったんです。でも、人のためにできることが増えたら、それも変わっていきました。相談者本人の幸せに具体的に直結するようなことを書きたいと心から思う気持ちの優先順位がどんどん上がっていって……。

自尊心の種類が変わったんでしょうね。自分の自尊心の中に「チヤホヤされたい」以外のポケットがあることに気づいてからは、人のために何かすることで自分のできる幅が広がった気がします。

第2回は9月30日(水)公開予定です。
(文:須田奈津妃、撮影:大澤妹、編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
【スイスイ】メンヘラだった私が人の相談に乗るようになって変わったこと

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