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「褒められたいだけの人は褒めない」スイスイ流、悩みへの寄り添い方

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『すべての女子はメンヘラである 22年間メンヘラだった私がたどりついた悩まないセブンルール』(飛鳥新社)を上梓したエッセイストのスイスイさんへのインタビュー。

本書はweb連載「メンヘラ・ハッピー・ホーム」を大幅に加筆修正のうえ、再構成したもの。メンヘラといっても「イタい」「病んでいる」といったステレオタイプのイメージとは一線を画し、「まじめで自己肯定感が低い」「恋愛で思うように愛されていない」「満たされていない感じがある」などなど、誰にでも当てはまるような広い定義でのメンヘラを対象にしています。

「私にとって、メンヘラだった過去自体は黒歴史なんかじゃなく、むしろ宝」と言い切るスイスイさんに、3回にわたってお話をうかがいます。

スイスイさん。写真の包帯は、取材前、調理中に指を切ってしまったとのこと。

スイスイさん。写真の包帯は、取材前、調理中に指を切ってしまったとのこと。

相談者の人生を想像する

——自分のメンヘラと向き合った経験を生かしてお悩み相談を始めてみて、「人には人の数だけメンヘラがある」って実感されたと思うのですが……。

スイスイさん(以下、敬称略):そうなんですよ。相談の根っこが何かを見極めなければいけないと気づきましたね。私は最初に相談文を読んだ第一印象でまず何百文字か書いてみて、それを5回くらい繰り返したあとで、相談者が生まれたときから今までのことを考えます。どのタイミングで何があったのかを考えて、さらにどれくらいの広さのどういう間取りの家に住んでいるのかなっていう具体的なところも考えるんですよ。

そのうえで改めて相談文を読むと、この人は何歳くらいでこういうことがあったのかな、とか、お母さんよりお父さんとの関係に何かあったのかな、とか、だんだん立体的に浮かび上がってくる。悩みの根っこがどこにつながっているのかを見つけるのが一番重要なんです。

——表面から読み取れないところにこそ、向き合うべきものがある?

スイスイ:そう思います。どこか自分が許せなかったり、こだわってしまう、同じことにばかり傷つきやすい、嫉妬しやすいとか、何かクセがあると思うんですよね。そこに向き合うのは難しいかもしれないんですけど、気づけるとラクに流せるようになるかなと思います。

——相談者本人が自分で乗り越えられるように、やさしい言葉をかけるだけでなく具体的な方法やスキルについて必ず触れるのもスイスイさん流なのかなと思いました。ときにはちょっとスパルタ的かなとも思いつつ。

スイスイ:やさしい言葉で気持ちよくなって終わってしまったら、何も変われず、日本にメンヘラが増え続け、被害者も増え続けるだけですからね……(苦笑)。

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その人にしかない魅力のヒントを提示

——相談にこたえるうえで気をつけていることはありますか? 基本は、本に書かれている「メンヘラが悩まないためのセブンルール」を応用しているように見受けましたが……。

1 真のストレスを知り、避けまくれ
2 真の欲を知り、満たせ
3 自分に該当しない常識を剥げ
4 「やりたいこと100」を書き続けろ
5 断食しろ
6 悩む必要のないことに悩むな
7 自分の時間を確保しろ
(本書より引用)

スイスイ:そうですね、あとは最低でも一行は褒める文章を入れるようにしています。褒めるというか、その人にしかない魅力のヒントみたいなものですかね。褒めの配分はすごく考えています。褒めすぎたら逆効果な人もいますし……。

——褒めたほうがいい人、褒めないほうがいい人の違い、これって具体的には?

スイスイ:褒められるために相談文を送ってくる人、相談文に言い訳が多い人は褒めません。たいてい、そういう人は自分を変える気がないので。褒めることが馬力につながる人は褒めて、褒めることで「現状維持でいいや」ってなっちゃう人はあまり褒めない。……すごく説明が難しいんですが、そういう感じです。やっぱり答えたからには、それをきっかけに変わってもらいたいし、良い方向に繋がってほしいので。

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連載、再開。自分を支えてくれたもの

——相談文をもらってから、一週間以上考えるんですよね。それだけの熱量をかけて「現状維持でいいや」となってしまうのは確かにツラいかも。

スイスイ:3か月以上かけるものもありますよ。ずっと頭のどこかで考えていて、「あ、これ書き出せるな」って思ったら書き始める感じなので、常に7件くらい抱えていますね。

——そんなに大変なのに、連載終了を宣言してから、1年後にまたお悩み相談を再開されているのがすごいですね。一度言ったことを撤回しにくい世の中ですし、再開には勇気も必要だったんじゃないでしょうか。

スイスイ:1年間、再開してほしいってメールが届き続けてたので、待ってくれている人がいるというのがこの選択につながりました。あと私、「note」のマガジンにずっと日記を書いているんですよ。それが600円するんですけど、150人くらい購読してくれている方がいて。課金し続けてくれる人、信じてくれる人、無条件で応援してくれる人がこれだけいるんだっていうのが、後押ししてくれました。こんなに自分を支えてくれていたとは……。

だからもし「やめるっていったのに、最終回にするっていったのに再開するなんて、気まぐれ!ウソつき!」って誰かに言われたとしても、わかってくれる人がいるから大丈夫と思えるのがすごく強かったです。リアルな友達じゃなくて、顔も知らない人たちですよ。すごいですよね。なんか改めて感動してきた……。

——本を出してみて変わったことはありますか。

スイスイ:自分の書いたものが認められたという感じがありました。別に本を出しても、連載を更新しているときとそんなに変わると思ってなかったんですよ、正直。でも、地元の知人からめちゃくちゃ連絡がきたり、親が喜んで20冊くらい買ってくれたり、全然連絡とってなかった同級生がFacebookで「私の友達が本を出しました」ってタグ付けしてきたり。芸能人の言う顔も知らない親戚が増えるってこんな感じなのかなって(笑)。

——本を出してみて、こんなに自分が応援されてたんだなって思うこと、けっこうあったのでは?

スイスイ:おじさまたちは読んでくれないだろうと思ってたんですが、SNSに感想をあげてくれていて。私はメンヘラなので、断られたり拒否されたりするのが怖すぎたんですけど、そんなことはありませんでした。肯定的な反応が多くてホッとしています。

ツイッターで感想をエゴサしてみても、あたたかいものが多かったのにびっくりしました。割合として、悪口が多くなるかなと思ったんですけど、前向きな感想とか未来に向かってる感想が多くて、本を出してすごく良かったなと思います。

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最終回は10月1日(木)公開予定です。
(文:須田奈津妃、撮影:大澤妹、編集:安次富陽子)

情報元リンク: ウートピ
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