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「宮本信子さんの励ましに心が動いた」古舘祐太郎×石橋静河

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数々の話題の映画・ドラマを手がけてきた脚本家・岡田恵和さんと、銀杏BOYZの峯田和伸さんが異色のタッグを組んだ青春映画『いちごの唄』。

不器用だけど優しい青年コウタはある七夕の日、中学の頃「天の川の女神」と崇めていた千日(ちか)と再会します。奇しくも七夕は、二人の同級生だった伸二の命日。その日以来、毎年七夕の日に会うことを約束する二人でしたが、ある年千日はコウタに「もう会うのは終わりにしたい」と告げ、姿を消してしまい——。

前編に引き続き、コウタ役の古舘佑太郎さんと千日役の石橋静河さんに、心の呪縛から解き放たれた経験や、これからの自分の理想のあり方について伺いました。

本当にやりたかったことと今の自分がしっかりと重なっている

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——本作では「過去の呪縛から解き放たれていく」というテーマが隠されているように感じられました。これまでに、過去にとらわれてもがいていたという経験はありますか?

石橋静河さん(以下、石橋):私は職業に対して頑なになっていたことがありました。いつ頃からなのかはっきりとは覚えていないんですけど、物心ついた頃には「女優さんにはならない」と固く決めていたんです。きっと何かきっかけがあったんでしょうけど……。お芝居の世界に興味を抱きつつも、その思い込みによってなかなか近づけないという時期が長かったですね。

——ずっとバレエをやられていたんですよね。

石橋:そうですね。ずっと目の前にあるバレエに没頭しよう、と思っていて。でもある時、海外でお芝居を見た時に「面白い」と衝撃を受けて、長年の呪縛が解けたんですよね。そもそも誰にもやるななんて言われていなかったのに、自分で自分を縛っていたなと。今お芝居をしながら「本当はこれがやりたかったんだな」と思える瞬間があるので、今はやりたいこととやっていることがずれているような感覚はなくなりました。

——古舘さんにもそういう経験はありますか。

古舘佑太郎さん(以下、古舘):僕、一番多感な時期にプロレスにはまっていたんですよね。異常なくらいのめり込んでいて、それが今でも実生活に影響を及ぼしているというか……。

石橋:どういうことですか?(笑)

古舘:高めの塀を無意味に飛び越えようとしたり、後ろに椅子の角があるのをわかっていて、わざと倒れこんでみたりしちゃうんですよ。危険なことをわざわざやってしまう。それで怪我をして後日めちゃくちゃへこむという。

——ど、どういうことですか?(苦笑)。危険なことといえば、劇中、自転車で坂道を勢いよく下るシーンがありました。テンションが上がったのでは?

『いちごの唄』のワンシーン

『いちごの唄』のワンシーン

古舘:あれはちゃんと怪我のないように安全にしてくれているんですけど、本当はそういうの一切なしでやりたかったです。大人になったのに、いまだにプロレスのカルマに囚われているんでしょうね。

石橋:早く抜け出せるといいですね(笑)。

作品に自分をそっとはさみ込むことが、プロとして演じること

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——今作では、宮本信子さんをはじめ多くのベテラン勢と共演されましたが、何か影響を受けたことはありますか?

古舘:僕は、連続テレビドラマ小説『ひよっこ』で共演した方が多くて、本当の家族みたいな雰囲気をつくってくださったのがありがたかったですね。宮本さんには、『ひよっこ』の撮影後に「最初はどうなる事かと思ったけど、一番成長したね」と言っていただけたんですが、今回も「期待してるわよ」と一言。ただ一緒の撮影シーンがほとんどなかったので、自分の出番がない日に現場に行かせていただきました。宮本さんにはやっぱり圧倒的な人間力があって、格好いいなと思っちゃいましたね。

——石橋さん演じるあーちゃん(千日)にとっては、宮本さん演じる園長先生がキーパーソンだったように思います。

石橋:そうですね。園長先生のことは、私があーちゃんという役を理解する上でとても大事な存在だと思っていましたし、共演シーンには期待を持って臨みました。あのシーンに賭けていた、と言ってもいいくらいです。実際にお会いしてお話してみたら、「この役を演じるのは大変ね」と言ってくださったんです。

——肩の力が抜けたのではないですか?

石橋:なんというか……、すごく心を動かされました。自分以外の役を演じる人の気持ちまで想像しながら、現場に立っていらっしゃるんですよね。実際に現場でご一緒させていただいている間、時間が止まっているような不思議な感覚になりました。あーちゃんと自分の気持ちが行ったり来たりしているような感覚で、それを宮本さんが全部受け止めてくださる感じがして。忘れられない経験になりました。

——本作での多くの経験を通して、今後どんな女優さんになっていきたいと思いますか?

石橋:プロでありたいな、と思っています。それは単純に「自分の気持ち」という意味ではなくて。お芝居の世界には脚本があり、監督がいて、その上で役があるので、もちろん自分の感覚はすごく大事ではあるんですけど、まずは求められていることをクリアするのが第一条件だと思っていて。そこに自分の伝えたい思いをそっと挟み込んでいくような感じ。それを楽しみながらやっていければな、と思っています。

——古舘さんはいかがですか? 沖縄国際映画祭では、峯田さんからメールを無視されてしまったというエピソードも披露されていましたが……。

古舘:峯田さんには、これまでも毎回メールを無視されているんですよね(笑)。ただ今回に限っては、「俺の気持ちなんて気にしないで、自分なりのコウタをやれ」っていう意味での無視だったと後から聞いて、すごく温かいなと思いました。僕自身の今のありかたに関して言えば、昔ほどこだわりがなくなってきたな、という感じですね。いい意味で開き直りみたいな部分が大きくなってきたので、これからもどんどん殻を打ち破っていきたいです。

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——最後に、いちごの唄を楽しみにしているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

石橋:人それぞれに見方が違う作品だと思うので、自分の過去の思い出や現在進行形の思いに重ねて、楽しんでいただけたらうれしいです。

古舘:青春時代のピュアな気持ち、満たされそうで満たされない微妙な部分、そういうものが誰の心にもあると思うんです、何才になっても。この作品を観て、そういううまく説明できない切なさみたいなものを堪能してほしいですね。僕は映画を観終わったり、本の最後のページを読み終えたりした後に、寂しさのようなちょっとした絶望感みたいな不思議な感覚を味わうことがあるんですけど、鑑賞後に皆さんがそんな気持ちになってくださったら最高です。

(構成:波多野友子、撮影:面川雄大、編集:安次富陽子)

『いちごの唄』

poster

出演:古舘佑太郎、石橋静河
監督:菅原伸太郎
脚本:岡田惠和
原作:岡田惠和・峯田和伸(朝日新聞出版)
製作:『いちごの唄』製作委員会
配給・宣伝:ファントム・フィルム
(c)2019『いちごの唄』製作委員会

7月5日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

情報元リンク: ウートピ
「宮本信子さんの励ましに心が動いた」古舘祐太郎×石橋静河

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