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「共有するのは人生じゃなくて生活」大人だからこそシェアが向いている理由

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結婚の予定は特にないけれどひとりは何だか物足りないし、寂しいときもある——そんな女性にとって、夢のような暮らしをしている女性がいました。

『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(幻冬舎)の著者である藤谷千明(ふじたに・ちあき)さんは、都内の一軒家をオタク友達とシェアして暮らしています。コストも下げられて、女同士で楽しい生活。その実態を、3回にわたってお話を伺いました。

最終回は「大人にこそシェアハウスが向いている」をテーマに伺います。

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一緒に住むようになっても、友達との関係性は変わらない

——同居人の3人はもともとインターネットの友人同士ということですが、一緒に住み始めて関係性は変わりましたか?

藤谷千明さん(以下、藤谷):全然変わってないです。もちろん、コミュニケーションの総量は増えたから、解像度は上がりました。でも、恋愛や親友の関係じゃないから、お互いの気持ちに一切変動がないんですよね。この年になると、10年以上の友達って関係性あんまり変わらなくないですか? 今更、大きなけんかもないですね。大きな亀裂が入る前に、お互いの考えをシェアする癖がついているので。

——それぞれ働いているし、自宅でも顔を合わせる時間が長くはないといえ、ずっと一緒でストレスはないですか?

藤谷:意外とないですね。お互いの個室は許可なく入らないルールだし、それぞれのパーソナルスペースを確保しています。集中したかったら自室にこもればいいし、イライラしちゃうときは、自分が外に出ればいいし。私も、コロナで鬱々(うつうつ)とした気持ちになったときは、「虚無になってきます」って宣言してよく公園に行きました。

とはいえ、夜中にオンラインミーティングが入っているときは、こちらも事前に言うし、リビングで仕事をする際にも気を使うようにしています。私は深夜に集中して原稿をやることが多いから、トイレに近い部屋の人がうるさいなと思うかな? と心配していたけど、今のところは何も言われていないです。

——暗黙のルールなどはありますか?

藤谷:うーん、あまりないですね。「共有スペースにはあんまり私物を置かない」くらいかな? やっぱり、自分の部屋を一歩出たら半分社会だと思って生活しています。そちらのほうがいい意味で緊張感が持てるので。

指摘するときは、理由を添えて

——お話を伺っていて、大人だからこそうまくいっているのかなと思いました。

藤谷:それぞれが、適切な距離感を意識しているのがいいのかもしれないですね。もし腹が立つことがあったら、全部グループLINEで、テキストで伝えるようにしています。オタクは文章慣れしているので、結構いいですよ。やっぱり、記録をしておかないと、言った言わないでもめると思うんですよね。

——言いづらいことを伝えるときのコツや、意識していることはありますか?

藤谷:何か指摘する際には、きちんと理由を添えることかな。私も、2階の窓を開けっ放しにしちゃうことがあるんですけど、ちゃんとアラートがくるんですよ。防犯面とかちゃんと理由が添えられてます。「閉めてよ!」ではなく「危ないからちゃんと閉めるようにしてね」と。自分が言うときも、リビングが散らかっているときなら「床にモノを置いていると、足をぶつけるからちゃんとしまってほしい」とか、毎回きちんと伝えます。

——ちゃんと理由を添えるのが鉄則なんですね。

藤谷:全員オタクだから、理屈っぽいのかもしれない(笑)。何かあるたびにいちいち「私のこと嫌いなのかな」って傷つくタイプとか、気を使い過ぎて「空気を読みすぎる人」がいたら、また違ったと思います。

——藤谷さんたちのコミュニケーションは、仕事相手への連絡事項みたいですね。

藤谷:みんな、社会人歴も長いですし。仕事って、自分が思っていることを伝えて、交渉しないと動けないじゃないですか。そういうコミュニケーションのほうが、物事はスムーズにいくと思うので。

一目で冷蔵庫・冷凍庫にあるものがわかるマグネットシート。共同で使う食材にはオレンジ色の丸いシールが貼られている。

一目で冷蔵庫・冷凍庫にあるものがわかるマグネットシート。共同で使う食材にはオレンジ色の丸いシールが貼られている。

大人4人暮らしだからこそバランスがとれている

——4人という人数だからこそうまくいっている部分はありますか?

藤谷:4人だと、いい意味で責任が分散されるんですよね。「私ばっかり家事やってる!」とかもない。同棲みたいに、2人だと場合によっては不公平感が生まれるのかもしれないです。

——たしかに、4人分のマンパワーが集まると楽そうですね。

藤谷:全員が大黒柱というか。私が執筆に集中しているときは、みんな気を使って家事をやってくれるのでありがたいですね。「これから本の校了まで大変なので、家事が滞るかもしれません」と、私も事前に宣言しましたし、他の同居人からも、会社の繁忙期や出張が続くときは事前に連絡があります。

——先ほど、仕事のやりとりみたいというお話がありましたが、「今、大変です」宣言は仕事でも共同生活でも大事ですね。

藤谷:お互い、普段から業務のバランスもいろいろと共有しています。「繁忙期だから、帰りが0時過ぎることが多いです」みたいに。やっぱり、理由が必要なんですよ。帰りが遅くなるだけでも、理由はなにかしら伝えるようにしています。ただ、お互い予定は共有するけど、誰と何をしているかまでは言わない。生活は共有しているけど、人生を共有しているわけではないので。

——「生活は共有しているけど、人生を共有しているわけではない」っていいですね。

藤谷:私も異性と二人暮らししていた頃は「尽くしてあげなきゃ」とドラマティック脳になることもあったけど、友人同士だと恋愛スイッチが入らないのが大きいかもしれません。ただ目的が一緒で「安い家賃で楽しく暮らしたい、寂しくない生活がしたい」だけなんです。

——今回で最終回ですが、お話を伺っていてみんな大人できちんとコミュニケーションを取り合って行動しているからこそ、4人暮らしがうまくいっているんだなあと思いました。

藤谷:4人もいると、衛生観念や片付けなど、意識の差があります。私、昔はお醤油のボトルはそのままキッチンに出しっぱなしにしていたけど、同居人から「お醤油が傷むからやめて」って言われて。それ以来、彼女の意見を尊重して冷蔵庫に保管することにしました。

洗濯物も雨の日は部屋干しにしてたけど、「においが気になるから近所のコインランドリーの乾燥機を使おう」って言われてから、そうしています。本にも書きましたが、「こまごましたことは一番こだわりがある人に合わせる」と決めています。それぞれのこだわりを大切にするのが、快適に過ごすコツなんじゃないかなと思います。

(聞き手:小沢あや)

情報元リンク: ウートピ
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